経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

10/17の日経

2018年10月17日 | 今日の日経
 来年10月の消費増税が決まったようだ。2014年の消費増税の前には、景気の下振れリスクに対応するとして、事業規模18.6兆円、国費5.5兆円に及ぶ「好循環実現のための経済対策」が実施され、1兆円規模の法人減税もなされた。その結果は、下図のとおりで、激しい駆け込みと反動、消費水準の低下、伸びの屈曲と3年近い横バイ、5年がかりの水準回復だった。「This Time is Different」(今回は違う) なんだろうね。 「あらゆる政策を総動員する」らしいが、2019年の年金支給年齢の引き上げは対象外だろうし、軽減税率見合いの緊縮も別物ではないか。世の中、そんなものだ。

(図)



(今日までの日経)
 米財政赤字1兆ドル超も。貿易戦争、中国値上げの波。外食8社、全社が減益、7社増収。大機・金森さん・隅田川。バイト時給、販売3.3%高。消費増税予定通り来年10月 首相きょう対策指示。

 ※米国は、財政による追加刺激で長期停滞という議論は聞かれなくなったのだから、彼我の差は分かりやすいよね。
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