奥様たちと予定が合わず今日は自主トレ日。天気もイマイチだし、朝一番に接骨院で
腰のメンテナンス。その後ゆっくり朝食を摂って、天気予報では夕方から雨模様なので、
さっくと歩いて雨に降られないうちに帰って来ようと出かけてきた。
森林公園の研修棟の駐車場に車を停めてスタート。駐車場の南にあるねこバスは
大きな目玉が取れて、見る度にくたびれてきた感じがする。
そのねこバスの奥には真新しい東屋が出来ていた。東屋の横から山の中へと入って行く。
今日はのんびりと草花を写しながら歩いて行こう。
道は最初から意外と急登。急な場所には木の丸太で階段状に整備されている。周りの
木々には樹種の札が掛けられている。鬼のこん棒のようなハリギリ。
238mの標高点から派生する尾根まで上がってくると、東側の綾歌町から飯野山に
かけての景色が所々で見える
238mの標高点の辺りで広場になった場所にトイレがあった。その横にはまだ
熟す前の爽やかな色をしたヤマモモの実。
そこからは直ぐにアスファルトの遊歩道に出た。道の脇にはオカノトラノオが風に
なびいて揺れていた。すると頭の上からポツリポツリと雨が。
城山への登城口と書かれた道標の前のベンチに腰掛け、ザックカバーを取り出しつける。
登城口から登って行くとさっそく堀切と井戸跡。更に登ると土塁と曲輪。いずれも
敵に攻め込まれたときに優位に戦うためのもの
山頂は西長尾城の本丸。本丸らしい平らな山頂は当時は360度の眺望が広がって
いたのだろう。いまでも北東から北西にかけては(南側が木々に遮られている)は
丸亀平野から大麻山までが今日の薄曇りの中でも見渡せる。
小さいころに一緒に登った子供たち
山頂からは途中から南東に別の道を下って行く。途中に南側の登尾山から大川山に
かけての阿讃山脈と尾瀬山が見えた。
城山を降りると尾根に沿って地道の林道と登山道が平行して続いている。最初は
樹林帯の中の登山道を、途中からは林道を歩いて行くと第三東屋についた。
前回友人と来た時はここでヤマガラと遊んだ記憶があるが、今日は休憩している
人もヤマガラもその姿が見当たらない。
親父のザックを背負って歩く息子
猫山の途中で一ヵ所だけ道の両側から草が茂った場所があったが、後はきれいな
歩きやすい道が続いている。猫山と鷹丸山との分岐の辺りで、また一段と雨が
強くなってきた。おまけにお腹がグルグルとなってきた。先ほどの第三東屋に
あった仮設のトイレが頭に浮かび『どうしようかな~』と迷ったが、こんな中途半端な
ところで引き返してもと思い直して、山頂手前のロープのある急登を登って行く。
こんな場所は子供たちは張り切る
雨脚は相変わらずだったが、急登を登っている内にお腹の調子はマシになった。
木々に囲まれた山頂は薄暗く、その代わり周りの木々の枝が雨粒を遮ってくれている。
三角点の後ろには大きなカゴノキ。あちこちにケルンが積まれていた。
北側が少し伐採されて唯一の景色、麓のレオマが見えた。
猫がいないねと息子
スタート時点では今日は大高見峰まで歩く予定だった。天気予報では夕方以降から
雨が降り始めるとの事だったので、雨雲も傘も持ってきていない。雨脚はまだ
弱まりそうもないので、ここで引き返すことにする。濡れた岩場に足を滑らせないように
注意深く山頂直下を下ると、後は快適な道。第三東屋の手前の分岐で琴ケ滝の道標に
従って右手に下って行く。
この道もほとんど荒れたヶ所もなくよく整備されて歩きやすい。途中で琴ケ滝に
寄り道。まだ雨が降り始めたばかりで滝を流れる水の量も少ない。
一旦アスファルトの遊歩道に出て、語らいの広場を通り駐車場へとたどり着く。
しばらく晴れの日が続いた後の雨に、途中で見かけた小さな草花も生き生きとしていた。
大高見山まで行かずに引き返したので予定していた時間が早まった。コンビニで買った
おにぎりはそのままにして、西へと車を走らせ三嶋製麺所へ。平日にもかかわらず
県外の車やバイクが停まっていた。来週もなんだか雨の様子。早く梅雨が開けないかな~!
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