KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

困った時の寒風山(byエントツ山さん)・・・でもノーマルルート!

2016年07月21日 | 四国の山
この一週間は本当にハードで疲れ切った一週間でした。

肉体的ではなくて精神的に、一年分のストレスがこの一週間に集中した、

そんな感じで身も心も・・・・・というよりは心も心も。

まだ台風は過ぎ去っていないけれど、なんとか目途がついてきたので

気持ちを切り替える為に、梅雨明け一番山に出かけました。


それでは気分転換にどこに行こうかなと昨日の夜、仕事が終わって事務所のパソコンで物色。

石鎚山・三嶺・土佐矢筈山といろいろ考えた結果、

エントツ山さんが掲示板に書いていた『困った時の寒風山』の

タイトルに引っかかり、取りあえず寒風茶屋まで行くことにしました、


早めに出ようと考えていたのに、結局朝起きれずに家を出たのが7時。

高速を西に走り、インターを降りると、西条市内から南の山々を見るとけっこう曇っている。

なんとかなるさと思いながら寒風茶屋に着いたのが9時前でした。

登山口には時間の訂正された新しい道標が!






いつものようにスタートから急坂を桑瀬峠へと登って行きます。

道標には50分と書かれたいたのを今日は40分強で到着しました。

以前にも書いたけれど、このコースタイムが体調のバロメーターになります。








樹林帯を抜けると道の両側に笹が刈られた道が続きます。

いつもながら個人でこうやって登山道を整備している人がいることに感謝。








桑瀬峠にも前回はなかった道標が立っていました。

しかも360度回転する新バージョンの優れた道標。





本当のことを言うと伊予富士にでも思っていたのだけれど、

伊予富士方面には暗い雲がかかっていて、寒風山方面は綺麗な青空が見えました。





それじゃ~ということで寒風山に登ることに。

桑瀬峠から少しずつ高度を上げていくとだんだんとガスが登ってきた。

振り返っての伊予富士の方もなんだか怪しげ。









それでもガスに隠れて日差しがない分、涼しくて気持ちがいい。








桑瀬峠からは道の両側のあちらこちらに花が目に付くようになってきた。























山頂手前の小ピークの梯子の下は山アジサイの花畑。





梯子を下りた林の中で腰を下ろして小休憩。

ガスが流れて周りの景色も幻想的でいい雰囲気。

さてあとは山頂を目指すのみと思いながら登って行くと次々と花が目につく。





まだ時期的に早いのかな?なんて思っていたフウロもお目見えして、

いつもと歩く季節が違うのか、こんなに花を見られる寒風山も初めて!











樹林帯を抜けて笹原になると山頂まではあと少し。流れていくガスを見ながら登って行く。










予想通り山頂からはいつもの景色は見られず、それでも日差しを感じずに涼しく昼食が採れた。








到着した山頂では一人だったけれど、そのうち途中でお会いしたご夫婦と後から登ってきた

男性が2人。


いつもなら景色が見られずがっかりするところを、今日は山に来られたということだけで

すごく気持ちがよくなった。





気分転換にはやっあぱり山は最高です!