KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

屋島北嶺を遊ぶ!

2015年03月12日 | 香川の里山
先週の屋島北嶺は二日酔いで散々な山歩きとなったので

今日こそ体調万全で・・・・・と思っていたのに結果は2日連続の飲み会で

どうしようかと思いながら、前回の山頂直下の平らな台地が気になり歩いて来ました。

朝はやっぱりゆっくり目のスタートで浦生の広場に車を停めて歩き始めました。

浦生の集落を登りつめると山道が始まります。







最終砂防ダムの手前までは車で行けるようですが、そのダムの横から猪避けのフェンスを通って

山へと入って行きます。落ち葉が積もった道に頭の上ではビュウビュウと風が吹いています。






二つ目の砂防ダムの上には小さな沢に水が流れています。

水量は多くなく水も少し濁っています。






山道を登って行くと屋島城の標識。周りは石積みが崩れ城壁といった感じではありません。

この標識の少し上のほうで発掘作業をしている3人の人に逢いました。








少し挨拶をして作業の横を通らせてもらい上へと登って行きます。

所々ついた赤テープを目印に高度を上げて行くと、北嶺の遊歩道へ飛び出します。

遊歩道を少し歩いて千間堂で菓子パンを頬張り、今度は東側の遊歩道を歩きました。

地図には東にも岩壁が表記されているので、その下を歩いて見ることに。

GPSを見ながら岩壁の辺りで下って行きます。

足元が柔らかいのと蔓や棘に邪魔され難儀をしながら歩いたのに、何時までたっても岩壁は現れず、

その内長崎の鼻からの登山道に飛び出しました。

その登山道を少し登り返し、北嶺の突起から今度は南側の岩壁へと下って行きます。







所々足を滑らす場面もありましたが、岩壁の真下は予想通り南嶺の冠ケ嶽の直下と同じような

雰囲気でした。岩壁の真下は土溜まりがあり、その生え際には木々も疎らで歩くのには丁度良い道です。












見上げると風に吹き付けられた岩が光っています。

しばらく歩くと岩から水の流れが・・・・。上のほうでは本当に小さな滝のようになっています。

足元には大きな氷の塊が!しばらくは何のことが理解が出来なかったのですが

頭の上から同じような氷の塊が風に煽られ音をたてて落ちてきました。

ここ2.3日の冷え込みで凍った水が強風に飛ばされ落ちてきているようです。









快適な岩壁の生え際を進んでいくと、先週登って来た辺りまできました。

平らな台地の所まで来ると、前回には気づかなかった石積みを見つけました。

こ・こ・れは・・・・・・!






ひょっとしたら屋島城の新しい石積みを見つけたのかもしれません。?

現在の屋島城の石積みの発掘作業場よりもまだ北西、高度的には少し上になります。

その石積みからは前回苦戦した藪こきが馬鹿らしくなるような綺麗な道がありました。

ほとんど真っ直ぐ下る道に足を滑らさないように林道へと下り

浦生の町へと戻って行きました。

今日は本当に風の強い一日でしたが初めての道ばかりで、新しい屋島の発見もあって

楽しい里山歩きでした。