KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

城守山・筑波山

2014年02月13日 | 香川の里山
今日も恒例の?里山歩き。少しお酒の残る重たい頭を抱えながら

前回予定していて雪のため諦めた『城守山』に出かけてきました。

大川町と大内町の境の田面峠を東に下って、打ちぱなしのゴルフセンターの

西側を道なりに進んでいくと六角堂があります。ここが登山口。





六角堂の横に車を停めると、直ぐ横のお宅のおじいさんが話しかけてくれました。

山頂直下に石積みがあり、そこから土を盛った城跡が『城守山』だそうです。

その昔東讃にある25の城の全てが見渡せたのがこの城で、

正面に見える山頂が一の守、その東の鉄塔の足元が二の守、さらに東の鉄塔が三の守で、

あの永平寺がこの山80丁歩を所有していて、おじいさんの小さい頃には

桜の大木が山一面に花を咲かせていたと教えてくれました。


六角堂の横から登って行きます。





道はよく踏まれていて、登るほどに北側の景色が広がっていきます。





尾根にでて右方向に進むと、石垣らしい石積みが少し残っています。





そこから山頂までは急な登り坂。滑らないようにロープを使って登っていきます。






山頂は県内の山城によく見られる、平らな山頂になっています。

まずは『東かがわチャレンジ30』の山名標の横で記念撮影。






先ほどのおじいさんが教えてくれた通り、東は白鳥、西は屋島から三木そして南は阿讃山脈、

虎丸山まで本当に360度遠くまで見渡せます。









次に向かったのは大内ダム湖の南西にある『筑波山』。

県道132号線を大内ダムの横を通り、ダム湖の南端にある駐車場に車を置いてスタートです。

県道を南に少し歩いて橋を渡って、西に続く林道へと入って行きます。

林道の下では砂防ダム流路の工事が大きく行われています。

しばらく道なりに歩くとヘアピンカーブがあり、そこに登山口の標識があります。





標識から少し歩くと小さな沢に出ます。沢の中の岩に黄色いスプレーで

標が付けられているので、しばらくはその沢を遡上して行きます。








小さい沢ですが御来光の滝の時のように沈しないように気をつけて

岩の上を歩いて行きます。その後道標の通り岩の間を登り

羊歯の谷を歩き、梯子のかかる段差を登り進んでいくと大岩のある『筑波山』に到着です。








大岩の上には石仏が祀られています。

ここでも写真を一枚とって、大岩の上にひょいっと登り

3畳ほどのテラスで一息入れました。











風は無いものの、冷たい空気の中でのコーヒーは格別です。

それでも身体が冷えないうちに、少し濡れた足元に滑らないよう

ゆっくりと降って帰りました。