今日も朝練 ペダルを回せ!

オーベスト -風- の練習日記だよ

ローテーションは難しい (その2)

2007年01月22日 | 自転車
ローテーションについていろいろ勉強してきたが、最近大きな問題に気がついた。

低速でローテーションする場合はメンバー間に格差があっても、風圧や速度差などの影響を容易にクリアすることができる。
走っている時に余裕があるからろうね。

でも高速ローテーションになるとそうはいかない。
先頭に出ると凄い風圧が襲ってくる。
以前、山伏峠を目標とした練習会で高速でローテーションをしていた時、私が先頭を引いた後サッと左に寄ったら01111さんから「ゆっくり移動するように!」と注意を受けた。
これ聞いてハッとした。
ローテーションをする場合、自分だけでなく回りを見ながら走らないといけないんだと・・・。
先頭が急に左に寄ると、次の先頭は突然風圧を受けることになる。
すると先頭の速度が一瞬低下しそれが後ろに影響を与えていき、結果として速度にムラが出ることになる。
それを繰り返すと列車全体の体力が少しずつ消耗していくのかな?
だから先頭を引いた人が左に寄る場合、ゆっくり移動して後ろを走る人に少しずつ風圧がかかるように気配りする必要があるんだね。

またローテーションでは『先頭を引く』ことばかりに気をとられ、後ろに下がることについて無頓着になっている。
Bossは左に寄ったら6km/hくらい速度を落とし、その列の最後尾にきたら右に移る、と説いている。
教本では『上がる列』と『下がる列』できれいな左回りになるのが理想なように書かれている。

現実は・・・。
☆左に寄った後、速度を維持して先頭と同じ速度で走る人。
これやられたら先頭は左に寄れなくなり、速度を上げて追い越し気味に無理やり左に入るか、引き疲れて速度が落ちてやっと左に寄るのを許される、なんてことになっちまう。
こりゃローテーションを崩す為のテクニックで、練習会でやるべきじゃないね。

☆脚力のある人が先頭に出て、次の先頭が脚力がない人が先頭を引き継ぐ場合・・・。
先頭に出た人が速度を急に上げスピードアップした後に先頭交代すると、後ろの人に凄い風圧が襲ってくる。
いっぱいいっぱいでついている人であれば、風圧に負けて速度が一気に低下してしまう。
こうなると列車内ではペダルを止めなければならない状況になる。

これって12月初めにBossから注意された事柄だね、アタックやリストラを意識した走りなら別だけど、ローテーションを目的とした練習であれば『やってはいけない』ことである。
足のある人が先頭に出ても自重して速度をキープして走る、余裕のない人は先頭を引かないで先頭に出たら即左によるか先頭に出ないで即左による。・・・自分の体力と状況を見ながら判断する必要がある。

でも峠下まで3kmを切ったらアタックOKですから,そこから千切り愛をやりましょう。

これらの状況はチーム練を『客観』的に見た感想で、悪い行動を取る人の中には当然私も入っている。
ベテランの方々、練習会で変な動きをしていたら、その場でビシビシ『教育的指導』をして下さい。
チームジャージを着て『恥ずかしい行動』をとると、Bossの顔に泥を塗ることになりますから。

あっ、年寄りは物覚えが悪いので、すこし大目に見て貰えるとありがたいのですが・・。


ところで、今日は雨が降っていたので朝練は中止。
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2 コメント

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先頭交代 (01111)
2007-01-23 21:56:40
>先頭を引いた人が左に寄る場合、ゆっくり移動して後ろを走る人に少しずつ風圧がかかるように気配りする必要があるんだね。

全然気にしていなかったです。

先頭に出て暫らく引いてから下がる時は問題ないのですが、先頭に出てすぐに下がる時にスパっと左に寄ると、左後ろに下がりきれて居ない人が居た場合危険(下がろうとした人の後輪が左後ろの人の前輪にぶつかるとか・・)だからです。
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それって ()
2007-01-23 22:18:55
1月14日のミドル練で危機一髪の場面を見ました。
下がりきっていないコバヤシさんと先頭から左によった人が危うく接触しそうになりました。

これって下がる側も意識しなきゃ行けないんですね。

集団走行は・・・・難しいですね。
それがスパッと決まれば気持ちいいだろうなぁ。
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