雛鶴峠練 進化中！

三連休の〆は『雛鶴峠練』だ。
この練習会での目標は「雛鶴トンネルに達した先頭が折り返すまでに『トンネル』を見ること」だ。

常に先頭もしくは先頭付近で走らねば達成は不可能。
過去、一度だけトンネルに先着したことがある。
あれは実団レースの翌日だった、『サラ足』だった私とpjさんがBossやシマダさんより先にトンネルに到達したのだ。

多摩サイを集合場所に向かっていたら、なんとサイトーさんが追い抜いて行った。
話を聞くと、イトーさんとサイクリングするとのこと。
ムムム、Ｎシマのイトーさんとサイクリング・・・たぶんキツイサイクリングなのだろうな。

集合場所に行くと、懐かしい面々が揃っていた。
新しい人もいて、楽しい練習会になりそうだ。

先発隊が出発したのち、8分後に後発隊が出発。

速め安定でスムーズに走れます。
鬼門の日野税務署坂も何とか無事通過・・・もう少し遅いと嬉しいな。

八王子に入ってもキツイ加減速がないので、頑張れる。

でも高尾山口を過ぎてから、速度が上がり始めた。
目の前に先発隊が走っていたので尚更だ。

登り始めで少し遅れたので距離を詰めようと頑張ったが、なかなか縮まらない。

峠前で番長が赤ジャージの人と競り合って抜きさって行った。
これにあやかり赤ジャージを追い抜いたら峠手前で追い上げてきた。
でもここで抜かれたらヘタレになってしまうので差されないように逃げきった。

勝瀬橋で後続待ちをしたのち再スタート。
ここは前で走らないと、後がつらくなる。

ゴルフ場坂はなんとか先頭集団で通過。
そこからは我慢走、余裕などありません。

そば屋坂では少し遅れ気味だったが平坦区間で千切れ組が協力してなんとか集団復帰。

ん？・・スズキさんが逃げているの？
姿が見る見る小さくなっていく。
それを追って数人が追走集団を形成。
左側が絶壁の登りでマッキーと番長達がそれに追いつこうとスイスイ上がっていく。

そして私、アガツマさん、ニシジマさん、赤ジャージの人の四人が残された。
この四人で回しながら走っていたら、赤ジャージの人が脱落。

残った三人で『追いつこう』と意志を統一。
すると足が揃っているようで、各自の得意とするパートで頑張って行くうちに前を走る集団にドンドン近づいていく。
すると益々頑張れる。
射程に捕らえた・・と思ったが消耗が激しいのか連結できない。

そんなとき[単騎]で追ってきたイノさんに抜かれた、悔しいぜ!

それでも最後の力を振り絞って走っていたら、先頭が折り返してきた。

でも、なんと、その地点で雛鶴トンネルが見えた。
嬉しい！、これを見るために『朝練』をやっていると言っても過言ではないからね。

ここでＵターンして大垂水峠を目指す。
最大の鬼門であるゴルフ場坂を最後尾で通過、集団は遥か前を走っていた。

でもラッキーなことに赤ジャージの人とニシジマさんがいたので、一緒に走り何とか追いつくことができた。
あきらめないで良かった。

20号に入り最初のキツイ登りで先頭の4人から遅れてしまい千切れた。
と思ったが、イノさんが凄いスピートで横を通過して追いかけ始めた。
ここで止めてはダメだ、と思いなおして追走。
運良く相模湖駅前で集団に復帰。

ここまで来たら千木良まで走りたいと再度の我慢走。

千木良まできたら峠まで走りたいと、集団内で登り始めた。

ここでスズキさんがアタック？、すぐに見えなくなった。

追走集団から徐々に遅れ始め「ダメかなぁ」と思っていたら、後ろからきたBossが間に入ってきた。
背中は「ここで切れるな!」と言っていた。
『了解、やってみます』
しっかりと腰を据えて集団復帰を目指して走ったら、あれっまだまだ走れるよ。

しばらくして番長、マッキー、イノさん、若の集団に復帰できた。

だけど番長が前に出て抜け出して行った、マッキー、イノさんはそれに追従、私は同じペースでしか走れなかった・・・無念。

そのうち若が脱落、そして番長が落ちてきた。
するとすれ違いざまに「ここからですよ」と言って、前を走る二人に向かっていた。
私は「ここまでですよ」なんだけど・・・。

三人の争いは我慢比べ、言葉通り番長が二人を抜き去った。
マッキーは番長のうしろで峠を越えたが、私は『刀折れ矢尽きた』イノさんをありがたくいただきました。

コンビニで補給休憩後、20号、日野バイパス、そして多摩サイの側道と練習会モードの走り・・・きつかった。

今日の練習会では、いつもならあきらめてしまうところで何度も頑張れた。
少し強くなってきた気がする、まだまだ進化しているのか俺！？