やられた

一日の仕事がようやく終わる頃、一通のメールが届いた。
「今日は買い物してないの、買い物よろしく」、差出人は連れ合いからであった。
そうだった、今日は『さだまさし』のコンサートに行くといっていたなぁ。

その後、もう一通届いた。「ブリ大根の材料は買っているので今日作って」
急いで帰路につき、読売ランド前駅のOXと近所のユリストアで食材を買って帰宅。
食材を用意してぶり大根から調理を始めたが、炊飯器の中を覗いてびっくり、空っぽだった。
急いでお米を研いで炊飯器にセット。

今日のメニューは『インスタントの五目御飯』、『鶏肉の炒めもの』それに『ブリだいこん』だ。
連れ合いはブリダイコン用の『インスタント調味料』を買っており、これで簡単に作れると思っていたようである。
たしかに説明書では食材を鍋に入れて30分と書いてあったが、それはブリやダイコンの前処理をやらない場合であった。
ブリの前処理として『塩振り』、『湯通し』は必須、ダイコンも事前に茹でておく必要がある。
今回、ぶりはしっかり前処理をしたが、ダイコンは『電子レンジでチン』でごまかし。

これが終わってようやく煮込み開始となる。

なぜ、連れ合いがブリダイコンを指定したかと言うと・・・・昨日自分で作るつもりだったが面倒臭いので止めた。
でもプリの賞味期限が昨日迄だったので、これ以上保存出来ないと思い下駄を預けたようだ。
ＰＭ８時前、ようやく夕食の用意ができました。

いやはや家庭を省みなくなってしまった連れ合いにはあきれてしまった。
この件、連れ合いに言わせると「お父さんは自転車に乗ってばかりで家庭サービスが無くなった」とのこと。
痛いとこをついてくるなぁ、ここは我慢して穏便に済ませることにしよう。

家庭円満には辛抱が必須。(我が派では、辛抱が足らず失敗したメンバーが多数いるとかいないとか