果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

みかんの収穫終了と無常と無農薬レモネーディア天祐魁偉

2018年12月15日 20時23分28秒 | 日記
今日、とうとうみかんの収穫を終えることができた。
2度の台風の直撃と、1度のかすった輩のおかげで、
苦労の連続となった収穫だったと振り返る。
これから貯蔵の準備をして、加温する温室、無農薬レモンの収穫、
無農薬レモネーディアの収穫、露地レモネーディア露纏の収穫など、
まだまだエンドレスで続いていく。
この複雑な栽培体系と販売体系が、
地域の絆へのアプローチの根底となっていることはあまり知られていないし、
経験しているものは少ないのでよくわからないと思う。

昨日は取引先のはなやさいさんへクリスマスJAZZライブを聞きに行き、
例年であればクリスマスソングに拒絶する脳の筋肉が、
今年は苦もなく受け入れてくれた。
精神的余裕なのか死生観のたまものなか、農夫の疑問は巡りめく続く。

露地のレモネーディア露纏は、秋の水分と雨によって肥大良好。
その分台風によって、重さを抱き込んだ枝達は裂けたり折れたりと、
回復には3年は要するだろうと経験上計算をはじく。
借りている無農薬レモネーディアのハウスは、半壊状態でいまだそのまま。
収穫が終わったら、片付けて泣く泣く来年度の生産は諦めることにした。
やっと10年たってたくさん収穫できるようになってきたのにと、無常を受け入れる。
若かりし頃だったら、心のダメージは計り知れないだろう。
天命クラブは諦める分水嶺が見えているのは、判断の連続という生業で、
鍛えられてきたおかげだともう一人の自分を諭す。
さて師走の贈り物に、無農薬レモネーディア天祐魁偉という
巨大なレモネーディアを提案させてもらっている。
すでにメルマガを見てお買い上げいただいたお客様も。
サンドイッチに挟むのにちょうど使いやすいサイズになります。
季節は冬だけれど、味覚に春を呼ぶレモネーディアのサンドイッチはいかがでしょう。
アルベド(皮の舌の白い部分)にはレモンより20%多くヘスペリジンが含まれています。
このヘスペリジンはビタミンCの細胞内残存時間を最大12倍にも高めてくれ、
血流改善から冷え性を予防します。

知識を食べながら味覚のレッスン、私も頑張らなくっちゃ!

河合果樹園





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