11月になると早生みかんが本格的に店頭に並ぶようになる。朝食はフルーツたっぷりという生活を相変わらず実践中の私は、お酒の席でついつい朝フルの伝道師になってしまう。昨日も市場の担当者のSさんに伝授。きっと1ヶ月後には、はち切れんばかりのウエストにいじめられているズボンに、きっと感謝されるはずである。
私が朝フルの伝道師となっているためか、妻の妹から貴重な日経マガジンの資料をもらった。それはワールドカップドイツ大会で、サッカー日本代表が試合終了間際に息切れして、オーストラリアに逆転を許した物語から始まる。題は『アスリートの栄養学』消費小国日本にイエローカード、サッカーW杯敗因は果物不足!?である。その資料には【サッカーワールドカップ出場32カ国の国民一人当たりの果物供給量】のグラフがあった。
日本の果物消費量は大会に出場した32カ国中、28位。果物消費下位グループの国の多くが1次リーグで涙をのんでいるという事実。果物の栄養成分は活性酸素の発生を抑えたり、疲れをとったり、老廃物を素早く排泄したりして、アスリートの体調管理に貢献することを指摘している。つまりサムライブルーは果物の摂取不足だと、ふむふむ~私の経験とも合致するため納得。年間200kg以上の果物を消費する私は、消費量1位のオランダより多い。ひとりワールドカップで勝った気になっている伝道師、いったいなんのワールドカップなんだか・・・。