果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

初めての出会いと初恋会議

2023年05月25日 11時39分11秒 | 日記・エッセイ・コラム

露地みかんは暑さに流されて、生理落果期になってきた。
緑化の早い新葉に助けられ、実は良い具合でとまるだろうと予測。
温室みかんはすべて内張を外して、着色を待つ段階。
無農薬レモンと無農薬レモネーディアは実が大きくなる時期にシフト。
相変わらず気は抜けないが、耳順倶楽部の儂人はゆったりと構える術を
40年弱の経験から会得しているつもり・・・。
先日、生まれて初めてヨツボシテントウを見ることが出来た。
老眼の目を助けてくれる接写機能が助けてくれた。
アブラムシを食べると言うことであるが、見つけたのはホテイアオイの上。
溺れなくて良かったねとつぶやく。
ふと、水のタンクで溺れていたドウガネブイブイを助けたことを思い出す。
農家にとっては良い虫ではないのだが・・・。

16年間活動をしている初恋レモンプロジェクト。
サークル的活動だが、経営学上のベクトルで人間学を磨く場所として色濃い。
それを感じるかはその人次第だが、
少なからず長く続いてきたのは得るものがあったはずである。
わずかばかり長く生きている経験の中に、
比喩的表現で包んだ事象が面白いのかも知れない。
先週の会議はホテルアークリッシュ豊橋の3Fガーデンにて、
ゲスト4名を迎えてそれぞれの参加者の脳内を探ってみた。
直近の生活や経験から来るものが多かったが、
私の発表は歴史が繰り返しているだけの生業に悶々としているという内容。
少しマイナスの脳内のようだけれど、
本質はそれを凌駕するための企画が必要とでも理解してくれると有り難い。
初恋レモンプロジェクトは15年を過ぎた今、今年の11月からは新たな展開に足を踏み入れる。
未知の世界へ、少し遠くには豊かな食と農から構築する東三河がある。

河合果樹園

どちら様もゲストとして参加もかのうです。

初恋会議で披露された、お米ののだやさんから発売されたオレンジ・俺(オーレ)

青島みかんとベルガモットのミックスジュースです。

 

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インプットと味覚のレッスンと見学会

2023年05月10日 10時46分39秒 | 日記・エッセイ・コラム

朝は肌寒く感じるが、陽光とともにすぐに初夏を感じるようになる。
早く推移している植物の営みに作業は相変わらず追いつけず。
その気候から全国的には霜の被害が大きく、収穫がかなり少なくなったり
今シーズンを棒に振るといった生産者の声が聞こえてくる。
河合果樹園も霜ではなく急激な高温で実が落ちてしまわないかと気を揉む。
まだまだ1ヶ月ぐらいそういった心境をやり過ごしていかなければ・・・。
しかしこの時季は様々な花と新芽から発せられる自然の香りが、
風に乗ってやってきて逆の意味で脳内麻薬kの効果が心を落ち着ける。
今年も豊作目指して打てる手は打っていこうと思う。
そして収穫物のないこの時季こそ、果樹農家にとってはインプットのベクトル。
以前から学びたいと思っているのは溶接技術。さてうまく予定が合うか!

今年度から秋になって河合果樹園の柑橘類がフルラインナップになったら、
無農薬レモン、無農薬ライム、無農薬レモネーディア、無農薬ベルガモット、
露地みかんなどなどの香りと味を楽しむ会を企画しようと思う。
詳細が決まったらまたブログやメルマがでお知らせさせていただきます。
それと時間軸が前後してしまうけど、
コロナ渦でずっと出来なかった見学会を6月に行う予定である。
以前に開催してから技術的にもさらに進歩したし、
作っている品種や栽培方式も多くなっている。
皆さんに文字では見えない本質の部分を伝えたい。
その時期に無農薬レモンの2番花が見ることが出来る様に、
しばしタイミングを合わせるための時間をもらって、
こちらも味覚のレッスン同様告知させていただきます。

河合果樹園

無農薬レモンの幼果

無農薬ライムの幼果

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開花情報と機能性生分の相乗効果

2023年04月26日 14時22分48秒 | 日記・エッセイ・コラム

露地みかんの花が咲き始めた。
一昨年から極早生みかん、早生みかん、青島みかんの品種を問わず、
咲く順番がほぼ同じで咲き始める。
通常は順番に開花していくのだが、温暖化の影響でその差が感じられない。
温室栽培無農薬レモン&ライムの花はほぼ終わり、
次いで無農薬レモネーディアと続く。
1カ所の無農薬レモネーディアはイセリアカイガラムシの発生が多く、
葉面散布のついでに打ち落とし作戦で密度を減らしている。
ここだけが毎年天敵の働きが悪くて苦労させられるため、
換気するビニールの巻き上げを増やしてみたが、今のところ結果には・・・。
もう少し様子を見て新たな対策を模索してみようと思う。

レモネーディアのストレート果汁、
家族で飲んでいただいている方からいろいろな情報をいただく。
主な機能性成分はビタミンC、ヘスペリジン、リモネンで、
その相乗効果(抗酸化ネットワーク)からくる体の変化が重要である。
成分ごとの機能性はこちら(http://kawaikajuen.jp/sub4.html)
今までこのブログで紹介してきた肺の免疫機能向上、
脂質の分解は少し忘れて実際のお客様の声をまとめてみます。
まず健康診断での肝臓の数値よくなる、悪玉コレステロールの減少。
そして経験値での声は手のこわばりの解消、お通じが良くなる、
顔の痙攣がよくなる、夜のお酒が残らないなど。
興味深かったのは家族で一人飲まなかった子だけがコロナにかかってしまい
他の家族は感染がなかったという事例。
まあ肺の免疫機能と関係しているのかと想像してみるが、
その子はそれから一緒に飲むようになったという。
飲み方はグラスに20mlから30ml入れて水や炭酸、寒いときはお湯で薄めて飲む。
私なんかはコーヒーを薄めに入れて、一滴二滴入れてフレーバーコーヒーに。
アルコールを飲む方もお好みの濃度で香り付けで楽しむと次の日に残らない。
楽しみながら日常を健康に過ごしていきましょう!

河合果樹園

今日、季節外れの無農薬ライムを3個見つけました。ライムにはレモン同様レモンポリフェノールが特異的に含まれます。

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目に飛び込む新緑と農業を取り巻く環境と新しい出会い

2023年04月21日 15時32分46秒 | 日記・エッセイ・コラム

一気夏の暑さを感じて半袖を探す天候になってきましたね!
なかなかできあがらなくて皆さんにご迷惑をおかけしていた
初恋レモン・レモネードのレモンンバージョンがやってきました。
昨日、新緑が目に飛び込んできて心洗われる景色を見ながら、
長野の阿智村へ取りに。
針葉樹と広葉樹のコントラストにまだ少し残っている桜の花が
とても美しくアクセントになっていて、あ~!良い季節だなと。
果樹園の作業は摘蕾や、花弁を落とす作業、雑草の管理など
季節の移り変わるスピードに仕事は遅れ気味です。
世の中は賃金アップ、労働時間の短縮と優しい方向に振れていますが、
農業会はコスト高、上がらない単価、温暖化などの襲い来る自然環境、
五感を失った労働力などすでに大きく崩壊へと突き進んでいます。
それを克服するためのものは存在しないか確率的に0に近いのに、
あたかも存在するという夢物語や眉唾物、
そして生産者の能力と経営力のなさに議論がすり替えられている。
自身はアスリートにも例えられる素晴らしい職業だと思うが、
底辺に固定される政策を振り切りながらは、
どこまで行ってもチキンレースだと感じる。

そうはいっても時間は過ぎ、小さな楽しいことも走馬灯のようにではあるがやってくる。
今年から本格的に成るだろう無農薬ライム、総料理長に頼まれて作ることになってしまったもの、
成り込んできたベルガモット果汁の可能性、無農薬レモンの蕾をどうしたら利用できるかなど
高揚的なチャレンジも多い。
それからこのところ再び増えてきた多くの出会い。
その出会いがプラスの方向、ようは環境に配慮した農業をいかに地域密着で機能させるか。
食は根っこの部分であり大切なのはすべての人が理解していると思うけれど、
大量生産大量消費、一定規格一定量の流通でないところへの移行は関心がないのでは。
答えは決まっているけれど、プロセスは未知。
新しい多くの出会いをそのプロセスへの道しるべに導きたいと思う。

河合果樹園

フォワードトレイラーカフェの私のフリーライブラリー

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レモンの蕾と世界を変える女性100人と時の流れ

2023年04月06日 17時27分12秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日で最後まで残っていたレモネーディア露纏をお客様に発送することができた。
残すは春風紅甘夏のみとなり、少し肩の荷が下りたかと思えば、
咲き誇る香り高き花の蕾を落とす作業が襲い来る。
そしてその蕾はホテルアークリッシュ豊橋の料理になったり、
ワフィトのバランシングトナー(化粧水)になるために巣立っていく。
ワフィトの森田敦子さんはELLE 2023年2月号で
「世界を変える女性100人」に選ばれた豊橋出身の植物療法士で高校の後輩でもある。
日本からは川久保玲さん、草間彌生さん、大坂なおみさんと一緒に選出されている。
この地域の自慢である彼女とは蕾の料理がご縁で、先週も私のレモンの異空間に来ていただいた。
この花の咲く時季は香りのマジックに皆さん明るくなってくれる。
ホテルアークリッシュ豊橋での受賞パーティーに、
その香りをビニール袋に入れて持っていけば良かったと後から気がついた。
またの機会にそんな演出にチャレンジしてみようと思う。

遅れに遅れていた加工品は今週やっと河合果樹園に持って帰ることが出来た。
かなり目減りしていて肩は下がり気味だが、こういうときもあるさ!と・・・。
多くの取引先にはご迷惑をかけてしまうことになるのも(涙)。
そして足りないものはずっと売り切れ表示で・・・。
とにかくすでにスタートを切っている収穫へ向けての第一歩を大切にしよう。
スタッフにラベル貼りを頑張ってもらい先ほど完了。
初恋レモンという地域ブランドが登場してから、
時間の流れは速く、めまぐるしい。
きっと39回目の1年もまた早いだろう!

河合果樹園

 

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やっとこさっとこと満開の桜とひっかけ問題

2023年03月28日 10時04分15秒 | 日記・エッセイ・コラム

やっとこさっとこ(方言?)剪定作業を終えることが出来た。
これからは無農薬レモンと無農薬レモネーディアと無農薬ライムの
摘蕾作業が毎日続く事になる。
この作業はめんどくさいけれど、
花やつれしてしまうと実の止まりが悪くなるため昨年から本格的に取り組んでいる。
そして無農薬レモンの蕾はワフィトさんのバランシングトナー(化粧水)になったり、
ホテルアークリッシュ豊橋での料理のアクセントとして使われる。
そして桜が満開だ!毎年西行法師の歌が口からこぼれ、
その儚さと美しさを見ながら、時間を大切にしていく。
今現在の私のテロメアは何枚目かは解らないが、桜は瞼に焼き付けておこう。

何年かぶりに豊橋市農業経営士協会の総会に出席することが出来た。
コロナで遠ざかっていた活動もそろそろ再開かと、
一緒に役員をやっていた懐かしい顔ぶれと農業談義に花が咲き、
楽しい時間を過ごすことができ脳内は活性化され、気持ちだけは若返った気分。
そんな中、Aさんの温室に車が突っ込んでハウスが壊れる被害があった事を聞いた。
それも二月初めの厳冬期だったので、
室の中は温かく保っていて農産物にも被害が出たそうだ。
某○○海上日○の担当者はあれこれと無理な要求をして、
農産物の被害賠償請求で被害者を疲弊させ闇に葬ろうとしているとのこと。
被害者が弁護士に相談したり、市役所に行ったりなど多大な労働被害が発生している。
このまた裏には、生産者がは作っている作物の管理に集中できず悪影響を及ぼすこと必至。
私も先日事故に遭い、その同じ保険会社から「警察が言っているから」と、
引っかけ問題(民事不介入だよ)を出されてまったくもって頭にきた。
そうしたらその話の輪の中にいた方も、その保険会社と一悶着あった模様。
SONY生命はHPに、警察が事故割合を言うことはありませんとうたっている。
多くの担当者が引っかけ問題を使っていることが読めてとれる。
それを伝えてくるJA共済連もしかり。(JAの担当者の方が身近だ)
保険はきちんとしたところに変えてしまうのが良いかも知れない。
そんな身に降りかかる火の粉も経営士の仲間に救われることが多い。
世の中の流れでいくと労働時間は自然と4000時間の農奴となってしまう。
そうならないようにしなければ私たちの生業は成り立たないよ!

河合果樹園

 

 

 

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果樹園の今と健康への人体実験

2023年03月12日 06時21分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

河津桜がちらほらと散りだしました。
新葉も目立つようになり、新たな炭酸同化に漕ぎ出した。
無農薬レモンは病気に襲われず、まだまだ収穫できる。
数年ぶりに苦しまずに販売できることに感謝!。
無農薬レモネーディアは蕾が顔を出し、ここから腕の見せ所?と気合を入れる。
今年から本格的に収穫できる無農薬ライムは小さな実が、
害虫に襲われないかとこの暖かさにYahoo!天気を幾度となく目を通す。
露地みかんの剪定は残り2割ほど、肩痛と闘いながらこなしていかなければならない。
4月から39回目のわくわくとした農業経営が始まるぞ。
ラボレームス!

レモンの皮にはビタミンEと同じぐらい抗酸化力のあるレモンポリフェノールが含まれている。
正式名称はエリオシトリンといい、発酵と組み合わせていくとさらにパワーアップ。
またその他の抗酸化力のある機能性成分といろいろと相乗効果がある。
そんなことで素敵なレモンライフを楽しんできたのだが、
新たにここ一年ほど、私の体を借りて人体実験をしている。
無農薬ベルガモットの果汁を、寒い日はお湯に、暑い日が水に一滴入れて飲むだけなのだが、
どうも変化が表れてきたように感じている。
一番の変化は、目がよく見えるようになったようだ。
さらに人体実験は、その時にベルガモットの香りを楽しめることで続けていける。
また発見があったら皆さんにお伝えしたいと思います。
お客様から一番反応をいただいているのが、長らく販売をしているオンリーワン商品のレモネーディア果汁。
教えていただいているのは肝機能改善、悪玉コレステロール値の改善、お通じ、血圧など。
イタリアの大学でで進んでいる柑橘類の効能に、わくわく感と前に進む気持ち。
人体実験はまだまだ続く。参考ページへ

河合果樹園

 

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それぞれの状態と三流シェフ

2023年02月24日 15時03分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

みかん園の隅の梅が咲き出した。
河津桜もちらほらと・・・。
剪定作業は道半ばで、酷使すると例のごとく治らなくなるため、
体調と相談しながらとなる。
無農薬フルーツレモンは意外となっていて、今年は少し長く販売できそうな予感。
すでに蕾が成長してきていて、来年の状態を判断しなければいけないのが頭が痛い。
予測は時として作り手の想像をはるかに超えて、良い方向でない道に進む。
無農薬ライムはすでに小さな実になっていて、
この時季から落とさないように初めて取り入れる管理をしている。
この管理は私の即興的な考えから始まっているが、果たして吉と出るか?
無農薬レモネーディアは収穫量が多かったので、成り疲れまっただ中。
寒さで落葉も多いので、立ち上がりは遅くなるだろう。
これから温かくなり、判断目白押しである。

少し前に、シェフ三国さんの著書「三流シェフ」を読ませてもらった。
いつも通り、感性に電気が走る部分はメモをとりながらなので、
時間はかかったが私のスタイルでもあるし、見返す時の参考にもなる。
今の成功は幼少の頃の育ち方が目の前のことを
粛々とこなしていく心根あっての物なのは間違いない。
料理人と農家の関係はP249で、自分が今いる環境と大きく重なり、
個人的な読み応えが最高潮に達した。
多くの人に読んでもらいたいと思う。
この本の中に出てくる「サフティカ」はそのレストランで働いた証明書で、
これは私たち農を生業とするものたちにも似たような事が出来ないだろうか。
農家という文字の中にはいろいろな形態があり、
趣味でもその道のプロでも農家と呼ばれる。
その線引きがない流通は、
若者の参入を阻み魅力のない産業となってしまっているのではないか。
まあ難しいことは考えず、無農薬フルーツレモンで作る料理を、
この時季に春を感じる味で楽しみたい。

河合果樹園

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マザー・ヴィクトリアの特徴と未来の夢を語る

2023年02月15日 10時50分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

あれこれと仕事を追いかけていたら2月も半ば。
すべての品種の作業が交錯する緊張感を楽しむ時季である。
加えて事務作業は夜の日課と化し、
ストーブの薬缶の音を応援歌として泣きながらテンキーを押す。
昨日からマザー・ヴィクトリアはネットショップと
フードオアシスあつみさんで販売を開始した。
生食用としては当初考えられていなかった品種だが、
βークリプトキサンチン、ノビレチン、シネフリンと機能性生分豊富で、
なおかつ現代人にマッチした美味しいところが特徴だ。
また加工をする品種としても優れている。
まだまだ成り込み方は、生産者としてはベストな状態ではないけれど、
年々良い状態に進化していることは楽しみである。
長期販売にも適しているのは、小売りの段階でも重宝される。
さて皆さんの反応は?
これもまた楽しみと苦しみの混在した農業経営者のたしなみである。

2月7日の東日新聞に「未来の夢を語るⅡ」という中で、
記事を書かせてもらいました。
理解しづらい部分もあると思っていたのだが、
内容については多くの方から反響をいただいた。
深く考察してもらってほっとした部分と、
考察からどう行動に移して具現化するところまでは、
0を1にしたことが少なかれあるメンバーが必要だ。
今までの経験だと、「勉強になります。」と言っているだけの人が、
将来その中枢を担い、大勢を引っ張っていけるのか?疑問が残る。
東三河の広域資本主義、つまりあらゆるものの地域内循環がどうなるか。
手探りは続くが、続いているだけでは絵に描いた餅になりかねない。

河合果樹園

 

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イレギュラーとモリコーネ

2023年01月20日 20時15分31秒 | 日記・エッセイ・コラム

1月も残すところ10日となった。
例年にない年が明けてからの忙しさにすっかり更新をサボってしまった。
事の発端は年末からのイレギュラーの仕事が影響したことである。
まあ何とか乗り切ったのでよしとしなければと、
気持ちを切り替えてみる。
農産物の販売状況は、光熱費や加工食料品などの値上げで当分苦しいと思う。
そんな状況下ではいつまで経っても農業という生業は、
天を覆う黒い雲の下で雷に打たれるごとく悩ましさからは解放されない。
しかし気持ちは晴れやかに、レモンイエローの芸術品を送り届けていくつもりだ。
みかん園の雑草、オドリコソウは少し前からうどんこ病が発生。
おいおい大寒なのに、春かよと言ってみたくなる。
日の長さを感じるこの頃、終いの仕事と走りの仕事が交錯する。

先日、仕事を片付け「モリコーネ映画が恋した音楽家」を見に行ってきた。
大好きな「ニュー・シネマ・パラダイス」の愛のテーマつながりからだ。
この映画、籠盛りのレモンが画面の片隅に2度出てくる。
映画監督になった?トトのベッドの脇、イタリアらしい大きくて少しゴツゴツしたレモン。
シチリアを旅したとき、海岸線の行商の車に見たものと同じだ。
レモンの原種に近く、皮が厚い。
我が家のジャンボレモンもきっとそこから選抜されたものではないかと妄想する。
今日も無農薬フルーツレモンを箱詰めしながら、つい口ずさむ。
当分、モリコーネの音楽の世界に頭の片隅のスペースを奪われてしまうだろう。
映画の中のほんのワンシーンが、生業を伝えることに繋がっていく。

河合果樹園

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