果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

豊橋河合果樹園の初恋レモン使用 レモンかすていら

2018年11月17日 20時12分58秒 | 日記・エッセイ・コラム
9月よりずっと問題となっていた問題がある。
そのことで時間をとられ、対応をとらなければいけなくなり苦しい想いが続いている。
約束は反故にされ、いつの間にか個装のパッケージに、
「豊橋河合果樹園の初恋レモン使用 (テントウムシのデザイン)」が使われている。

パッケージデザインは初恋レモンプロジェクトのルールにて
という約束はどこかに飛んで言っている。
確かに河合果樹園の初恋レモン果汁は使用しているが、
それだけではレモンの香りが引き立たないので
河合果樹園のレモンではないレモンジュレとレモンピールを使っている。
最近は初恋レモンと言えば、河合果樹園のレモンを指しているのだから、
全くの勘違い商法もいいとこで、消費者を変な方向に誘導していることになる。
多くの知人からラインなどで、食べたよと書き込まれたり。
わざわざ私のところに買ってきてくれたり。
みんな河合果樹園のレモンだと勘違いしてのことである。

お店に行ったり、電話で対応したり、以前の社長さんに掛け合ったりして、
11月15日には販売を停止することで話はついたかと思われたが、
確認したところ依然販売を継続している。
忘れやすい性格だと本人も言っていたが、こんなことを忘れるのは、
完全に経営マインドが狂っているとしか思えない。

多くの方に相談させてもらい、ブログにて買われた方に知ってもらうことにした。
このままでは苦労して作っている無農薬レモンにも失礼だ。
だますつもりはないのかもしれないが、結局消費者を欺いているという現実。
一刻も早く、販売を停止してほしい。
本人は「トータルデザインやデザイン修正費がどうのこうの」と言っていたが、
根本的な間違えに全く気づいていない。

一次産業をないがしろにしての商売なんて!
早く三方みな良しの、信用という商売に気づいていただきたい。










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次から次の案件・・・出開帳そして最大のハードル

2018年11月07日 22時04分32秒 | 日記・エッセイ・コラム
早生みかんの収穫に突入した。
相変わらず湿度と温度は高く、作り手の心の中には何かが潜む。
秋の虫もこの温度であれば、
一度弱った体を奮い立たせか細くも切ない音色で泣くことができる。
抱えている案件も多く、優先順位をどうつけたらいいかが腕の見せ所であるが、
相手のあるものは想像力を働かせて事前に一部を準備するしかない。
無駄に終わる場合もあるが、慌てないことに繋がることを優先する。
打ち合わせ、みかんの収穫祭、打ち合わせ、出開帳、プレゼンと、
仕事プラスアルファをうまくこなしていきたい。
出開帳は船形山普門寺の大黒天を、高野山東京別院にお連れするのに、
ボディーガード?としてお供させていただく。
11月18日(日)に上京しますので、
御朱印(出開帳バージョン)を集めている方、
河合果樹園や農に興味のある方は是非いらしてください。
お話できるのを楽しみにしていますので。
詳細は下記ブログをご参照ください。

豊橋のもみじ寺普門寺ブログ

今日、ホテルアークリッシュ豊橋のIさんが、
ホテルに滞在していた無農薬レモンの鉢植えと、
親戚からいただいた蘭を持ってきてくれた。
無農薬レモンの鉢植えは3Fガーデンのランチビュッフェと
16FレストランKEIでのランチパーティーで活躍しての帰還である。
蘭は10月6日のディナーパーティーからビュッフェ期間中飾られ、
まだ余力を残して我が家に運ばれてきた。

幼少から気を遣ってもらい応援してくれていることに感謝しながら、
12月2日(日)にある大きな壁に向けて粛々と準備して行こうと思う。
ハードルは高いが、今回はチームとして乗り越える体制ができていることが心強い。
人一人の心もうまく捕まえられない自分、
小椋佳の曲を聴きながら平静を装い力を出し切りたい。

河合果樹園






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HappyとUnhappy、すべてはリスペクトから始まる!

2018年10月28日 13時05分22秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は意外とよく降った雨。
もうこれで降らないでほしいと再再再、空に願う。
露地みかんは異常な肥大と初めてと言っていいほど糖の集積が悪い。
緑の吸汁害虫もゲリラ戦を仕掛けてきていて、
所々灰色の微生物にみかんを乗っ取られてしまう。
今週は天候がそろうという週間予報、久しぶりにまぶたに焼き付く。

ホテルアークリッシュ豊橋での生産者と共にVol.5
を無事に終えることができた。
ランチパーティーに出席くださった皆様、本当にありがとうございました。
皆さんとふれあえたことで、私もまたまぶたが熱くなり、
これから進むであろう道がくっきりとしてきました。
また今里総料理長はじめサービススタッフの方々には、
細かなところまで気を遣ってもらい、
こちらの提案を快く具現化してくださったことに本当に感謝しています。
幸せ者だと思いながら、今後も頑張っていこうと思います。

無農薬レモンを作り始めて29年目。
皆様に販売を始めて25年目である。
多くの人に支えられ本当に幸せなことがたくさんあった。
でも中にはいやな思いというか、世間の厳しさだとか、
言われることにも多く遭遇して不幸せを感じたのも確かだ。

思い起こしてみると、
1、無農薬レモンを卸していた有名な日本食のお店、
レモンのおかげでお客様が増えていることを奥様に感謝されるが、
なぜかレモンの取り扱いは減っていく。併用という悲しい現実と思い込み。(涙)
2、無農薬レモンで作るお菓子のオーナーが勝手に当園のイメージの
絵を老人の夫婦で作って販促しようと。(涙)
3、名古屋のイタリアン料理店では一度取引しただけなのに、
HPにて常時取引しているかのような表現。(怒)
4、市内の和菓子屋が当園のレモン果汁を使ったカステラを作ったのだが、
他のレモンを混ぜられ、添加物の疑わしいレモンジュレを使われ、
パッケージには河合果樹園と明記し、当園のマスコットのテントウムシまでまねする。
誰が見ても河合果樹園のレモンを使用と勘違いする。(怒&呆れる)
5、愛知県庁の受託事業で、「地元の加工品を用いたレシピ開発」で、
生産者にコンタクトもとらず、加工品と無農薬レモンを使ったレシピを作る話を進める。
まったくおかしいので、お断りをした。(呆れる)
どれも農家や農産物へのリスペクトがないのが最大の問題点。
私たちの生業が評価されることを願います。

10月1ヶ月間のアークリッシュの初恋がいやな思いは吹き飛ばしてくれた!
HappyとUnhappy、前者だけを感じて生きていこうと思う。

河合果樹園























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雨ばかりと登録会と来園続き

2018年10月17日 14時43分38秒 | 日記・エッセイ・コラム
今年は天中殺の年だろうか、毎日少しであるが雨が降る。
みかんの収穫を急いでいるのだけれど、午前中を必ず空白時間にさせられる。
本来なら天候がそろい一番糖分をため込む時季なのにと、息を吐き出す。
みかんのオーナーさんとの生産者交流会も2週流れて今年はできずじまい。
先週の土曜日に運良く登録会はできたので、一安心。
オーナーさんから雨男の称号をいただき、頭を下げた次第である。
いつものようにほの国プロジェクトの面々と、みかんポーズで記念撮影。
毎年のことであるが、ほぼリピーターのオーナー様に感謝しながら、
続けることの大切さと、そこから生まれてくる文化的な人とのつながりを考えさせられる。
地域の元気さのバロメーターは、
手の届きそうで届かない目標に向かっての10年の継続ではないだろうか。
「じっと我慢ができなかった。」が多すぎる気がする。


このところ東京と盛岡からなどの視察があい続いた。
というよりはこちらの仕事の進み具合からそうなったと言うところ。
皆さん、私の著書を読まれて無農薬レモン栽培に興味を持たれての来園である。
また以前来園されたお客様からお手紙をもらったので、
コンタクトをとると思わぬお言葉をかけてもらった。
現実に即した栽培法だと言っていただいたことに、少し回想が入り胸ときめく。

そして毎年受け入れている、豊橋技術科学大学の6次産業化推進人材育成の視察では、
生産現場を見てもらい、それから生産のバックストーリーや、
商品開発秘話などをお話しさせてもらった。
インスタつながりで面が割れ、以前からお世話になっている「げん屋」さん、
Iさん他2名も来園され、今後の展開などについてオンリーワンを提案させてもらった。
いつも初恋レモン・レモネードを提供していただきありがたい限りであるところに、
お土産に純米吟醸”源”、話題の”イニエスタ”、ご飯が止まらない”ゆず生七味”
をいただきありがとうございました。
いろいろなところで繋がっていく世界は、無農薬レモン作りにすべて端を発していて、
天命クラブに入ってから、自身の天命はほぼ明確化されている。
明確化されていることで、背負い込むものは多いけれど、
応援してくれる人たちの気持ちを糧に、上を向いて行きたいと思う。

河合果樹園









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台風24号の被害と10周年の宴 in ホテルアークリッシュ豊橋

2018年10月07日 10時54分43秒 | 日記
案の定、台風24号の爪痕は深く、借りている無農薬レモネーディアのハウスは半壊状態。
老朽化していたのも確かだが、周りのハウスも軒並み被害に。
これから収穫という矢先、2割収穫できればいい方かと思う。
露地みかんも倒れたり、折れたり、
実が吹き飛んだりと考えられるすべてが垣間見られる。
ビニールも飛ばされたり、破れたりで補修をしなければならず、
粛々とできるところからやっていこうと思うが、精神的にはやはりつらいのが本音。

そんな状況の中、かねてからの10月6日(土)のイベントを盛大に行うことができた。
大きな大きな蘭も入り口に飾られ、雰囲気も上がる中、
恩師の先生の顔が浮かんだらウルウル状態になってしまった。
あの時のあの言葉がなかったら・・・、が頭に浮かんでしまい・・・。
先生を始め、先輩、後輩、同窓生、友人、知人が集ってくれた。
ホテルアークリッシュ豊橋の3Fガーデンの空間を
すべてジャックしたと言っていいほどの人。
本当に感謝である。
私と総料理長はお客様のお出迎えに始まり、開会の挨拶、
そして宴の歓談の中を一人一人へお礼と挨拶をして回る。

こんなに多くの人と写真を一緒に撮ったのは初めての経験。
結局、レモン料理は全く堪能できず、時は流れてしまった。
ホテルの配慮で二次会をもうけてもらうが、胃が空きすぎて・・・。
ただ初恋レモンプロジェクトのメンバーと料理長はじめスタッフと
ゆっくり話ができたのはまた違ったうれしさがあった。
これから28日までレモン料理のランチビュッフェは続く。
そして27日(土)のランチパーティーはキャンセルによる空きがでたという。
是非、レモンの話とコース料理を楽しんでいただきたいと思う。

河合果樹園







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心配な台風&とくし丸

2018年09月28日 21時43分16秒 | 日記・エッセイ・コラム
極早生みかんの日南の姫の収穫が終わった。
続けて日南の収穫を始めたのだが、雨ばかり晴れ間の出ない天候に翻弄される。
この調子だと来年の開花にも影響があるのではないかと、心配事は増幅する。
そしてまた台風24号が列島を縦断しそうなことも輪をかける。
進路予想ではどうも状況はとても悪そうな雰囲気。
日曜日には台風の準備で、温室を全閉して換気扇を回して内圧を高めて備える。
電気が止まらないことを祈り、小椋佳の曲を聴きながら時間のエスカレーターを上る。
このところ今まで気づかなかった詩の奥深さがわかってきた。
俳句と一緒でできるところまで削ったその詩は、
花鳥風月を愛でる心がないと難解だと感じるはず。
だんだんと言葉の持つ深さに日々感動している自分がいるが、
台風はやはり心配である。

いつもお世話になっているフードオアシス山田店に納品に行くと、
くし丸という軽トラックを改造した移動スーパーがとまっている。
とくし丸は買い物難民の方に、新鮮な生鮮食品をお届けするのと、
地域の見守り隊という機能も併せ持つようになるということ。

昔懐かしい運動会みかんもその中に積まれてお客様の元に届けられる。
担当の女性曰く、レモンの○○というと安心して買ってくださるという。
きっと、とくし丸が売っているものは、ものでない部分も売りとなることだろう。
世の中のコミュニケーションは、スマホのおかげで限りなく早くなっているが、
ものが付随するサービスはやはりアナログ部分を残して受け入れられるはず。
担当の女性の笑顔がすべてを物語っていると思いながら、CLASSIC BANの中でこのブログを買いている。


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高野山東京別院へ!出開帳!そして結縁

2018年09月20日 17時20分39秒 | 日記・エッセイ・コラム
11月18日(日)、とある理由で東京へ出かけることになった。
我が家は高野山真言宗、船形山普門寺の檀家であるため、
副住職の付き添いとして高輪縁結び大師 高野山東京別院へ。
見る角度によっていろいろな表情をする普門寺に伝わる大黒天像を
高野山東京別院にお連れし「出開帳」をするのために上京することと相成った理由である。

どうして出開帳をするのかと言うと、
私の果樹園のある地域はちょうど50年前に通水が完了した豊川用水の恩恵を受けてきた。
そしてその50周年を記念していろいろなイベントが開催されている。
バルブを回せば当たり前に出てくる水が、50年という歳月をかけて
この地域を一大農業産地へと導いてくれました。
その歴史と水に感謝し、先人の功績を讃え、五穀豊穣を祈るために、
東京へ東三河が紡ぎ出す美である伝統と産品を届けるマルシェを企画してきたが、
台風の被害や諸事情で中止になってしまいました。
今年は日本全国を襲う自然災害によって、各地の農産物が被害に遭っているという現実を突きつけられている中、
生産地に住む人・都会に住む人も災害がなく五穀豊穣を願うという想いは同じはずである。

そこでマルシェに取って代わって300年前に訳あってかなわなかった
船形山普門寺の五穀豊穣の神である大黒天を高野山東京別院にお連れし、
願い込めて出開帳を行い、少しでも生産地と都会の人の縁を結び
”思いやりの心”を育てていきたいと思ったからである。


当日は普門寺の「出開帳限定朱印」もあります。
また水や農業、そして私の作っている無農薬レモンや無農薬レモネーディア、
生産地の状況など高野山東京別院で私ともお話しできますので、
お時間の許される方は是非、大黒様に逢いに来ていただければ幸いです。

さらに詳しくは豊橋のもみじ寺普門寺のブログを見てください。

河合果樹園 








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アペリティフ パーティー&a breast and a nipple

2018年09月18日 19時21分27秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨晩はいつも初恋レモンプロジェクトの会議で
ご一緒させてもらっている総料理長さんからのお誘いで
アペリティフ パーティーにKさんと出かけた。
最近はアルコールを受け付けない体のため、ノンアルコールで時を過ごしながら、
いろいろな出展者のブースで、素敵な料理に舌鼓を打たせてもらった。
いつもお世話になっている魚介三昧げん屋のIさんやMさんに久しぶりにあえたのは幸運で、
とうとう大番頭のIさんにはインスタグラムつながりで面が割れてしまった。

いつも初恋レモン・レモネードのレモネーディアバージョンで、
炭酸割りでお客様に爽やかさを味わっていただいていることは、
当園にとってはとても有難き幸せと言ったところ。

そうしている間にチケットを使い切ってしまい、
はたとホテルアークリッシュ豊橋パティスリーのブースに目をやると、
「河合果樹園のレモネーディアのヴェリーヌ」と書かれている。
総料理長曰く、一番人気だったそう!

あるのを知っていたら最初に来たのにと思って写真を撮らせてもらっていると、
担当の女性が私に気づき総料理長さんへ伝達してくれ神対応をしてくれた。
Kさんとさらなる舌鼓を打ったのは言うまでもない。
ごちそうさまでした。

今日はやっと手に入ったお互いの10周年企画A1ポスターをレモンの温室の中にディスプレイしてみた。
雰囲気は出るか心配だったがなんとか素人ながら様になっていると勝手に思う。
このポスター、10年の0の部分がレモンの形になっていて、
デザイナーさんに渡してあったパブロ・ネルーダの「レモンの詩」へとつながり、
それから想像力を働かせてしまうのは私だけだろうか?
原文は↓
a cup yellow
with miracles,
a breast and a nipple
perfuming the earth;
a flashing made fruitage,
the diminutive fire of a planet
.
以前ブログで和訳を紹介したら、すぐにアラートでそれをまねた講習会がヒットした。
レモンライフ研究家は本当に盲目である。
さて、10月6日(土)のディナーパーティーは、
抽選で初恋レモン商品がもれなくあたる。
ただいま予約受付中(TEL 0532-51-1118)ですので、よろしくお願いします。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/













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ホテルアークリッシュ豊橋&初恋レモンプロジェクト10周年記念企画

2018年09月12日 20時34分52秒 | 日記・エッセイ・コラム
早いもので初恋レモンプロジェクトが立ち上がって10年が過ぎた。
農商工連携や6次産業化の先駆けとして、
ここ豊橋を少なからず初恋の街にしてきたのは確かだ。
河合果樹園の無農薬完熟レモンや無農薬レモネーディアを使った商品も、
プロジェクトに参加する面々と当園で増やしてきた。
今回、ホテルアークリッシュ豊橋も10周年、
そして初恋レモンプロジェクトも10周年ということで、
10月の1ヶ月間、レモン料理をホテルで楽しんでもらうことに。
10月はちょっとしたいわれのある月で、10月5日はレモンの日、
10月30日は初恋の日である。
両日とも文学的な背景がある日なのでレモンフェアーにはぴったりくる。

10月6日(土)は私と今里総料理長がホスト役でディナーパーティー、
10月27日(土)は私も参加するランチパーティーとなる。

今までたべたことのないレモン料理を、レモンにまつわる話しとともに、
堪能していただければ、10年という歳月の苦労もどこかに行ってしまうだろう。
遅ればせながら、初恋レモンプロジェクトメンバーのmocon designsanさんの
気合いの入ったフライヤーができあがってきた。
豊橋を初恋でいっぱいにする10月になればと思う。

初恋レモンプロジェクト・イベント参加メンバー紹介

ホテルアークリッシュ豊橋 河合果樹園 株式会社ベルカント 株式会社さくらFOODS
ラ・バルカ 中原屋 mocon design お膳屋 NPO法人二川宿 (株)エスフーズ 
株式会社野内紙工 日本晴れ (株)ビオック (資)山安食料品店




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竜髭菜儂人とクレオメとタバコカスミカメ

2018年09月10日 04時51分18秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日、豊橋百儂人の竜髭菜儂人こと北河くんの圃場見学をさせてもらった。
アスパラガスを本格的に作っているのを見るのは初めて。
整然とした温室の中に植えられているアスパラガスは緑色に輝いて見えた。
風通しの良さは彼の性格が垣間見られた瞬間でもあった。
細い葉で精一杯炭酸同化をして、根塊に栄養を蓄えながら収穫していく。
どことなく果樹栽培にも通じる理論がそこにあると思った。

上部が枯れた後、春になると根塊に蓄えた養分を目一杯使ってアスパラガスがどんどん出てくる。
この景色を想像すると農家としてはわくわくしてくるのがわかる。
私の作っている柑橘類も前年の貯蔵養分を使って花を咲かすからだ。
の一途なアスパラガスにかけるぶれない思いを少し離れた温室の片隅で聞き入り、
レジェンドへの道が見えたような気がする。
経験でしか本質を理解することができない人間の性、
きれい事を言っているだけでは世の中は変わらない。
正しいこととできることの見極めは、現場で働く人たちが一番よく知っている。
継続は力なり、そして足りていることを認識する前向きな考え方。
農の現場と乖離していくことを誰が変えていくか?
恩師の言った言葉がよみがえって来る。


見学の中、一番気になって学ばせてもらったのは温室内に植えられているクレオメ。
花言葉を「秘密のひととき」「あなたの容姿に酔う」と言い、
和名を西洋風蝶花、中国名を酔蝶花、英名をスパイダーフラワーというその花には、
タバコカスミカメの卵、幼虫、成虫が入り乱れて青春を謳歌している。
タバコカスミカメはタバココナジラミとミナミキイロアザミウマに対して
高い捕食能力を持った土着の天敵である。

私自身はクロヒョウタンカスミカメをなんとか無農薬レモンの温室に定着させようと
コバノランタナを植えて数年待っているのだがいまだ恋心は実っていないため、
忙しい中、北河くんに少々お裾分けをしてもらった
このところの超温暖化で害虫の発生サイクルは短くなり、また回数は増えている。
そんな中、この地域が遅れているのが天敵を活用した農法だ。
以前から河合果樹園が必死で取り組んできたことが、完全に問題の突破口となり、
本物すなわちこの地域のブランド力となることが、必然となってきている。

小錦草の下をTG4でマクロ撮影して見ると、似たようなカメムシがいることが判明。
老いた目をTG4で補い、感性を補完していきたいと思う。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/








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