果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

嫌な話の中の光と無農薬ライム新聞掲載

2024年07月18日 19時50分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

このところ嫌な話ばかりが耳に入ってくる。
かじ取りは相変わらず当たらず、
何十年とその道筋は間違って
生産者を取り巻く環境は搾取型機構の中に埋もれている。
見た目は良い部分もあるが、
それは生産者レベルで開発した技術であることが多い。
マットリドレー著「人類とイノベーション」の中に書かれている通り、
机上でデータを見て考えた対応策は片方でよい方向であっても、
もう片方をあっという間に低価値のものにしてしまう。
それを生産者も実は知っているという事実を、
国をとりまわすものは知らない。
とうとうこの市で一番の〇〇〇名人の方が離農するという。
理由は先が暗いから、まさに私もその通りだと思う。
また某農業系会社の社長から電話があり、
取引先の優良農家ほどもうやめた方がいいと言っているけど河合さんは?聞かれた。
それほど現状を冷静に見据え、
将来をきちんと予測できる生産者が多いということだと思う。
そんな状況を回避するために自分で自分の土俵を作ってきた。
そして私は細い光を見て、楽しもうとしているのも事実だ。

今日、東愛知新聞に少しづつとれだした無農薬ライムの記事を
一面トップで掲載してもらった。取材してくれたKさんとは無農薬ライムの作りづらさから、
国産が増えないことも理解してもらい、技術レベルの底上げ工夫も聞いてもらった。
さてほとんどが輸入品であるライム、温暖化という要因も作る理由だ。
アルコールとの相性は抜群だが、ライムライス、ライム&胡瓜ジュース、
ライムピザなんかも面白い。
先日はケーキ屋さんもライムを使うと言ってくれた。
作る難しさをクリアする楽しさもあるが、新しい食べ方からのライム文化作りもまた楽し。
嫌な話はなんとか払拭して、夏を乗り切りたいと思う。

新聞記事へ

河合果樹園

 

 

 

 

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温室みかん収穫開始と引き出しへの投資の対価

2024年07月12日 10時30分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

猛暑が数日続き昨日から雨が降ったりやんだりしている。
身体は雨が降ると強烈な暑さから解放されて軽やかになる。
河合果樹園の柑橘類たちも潤いを喜び、果実はぐっと成長してくれる。
そしてとうとう温室みかんの収穫が本格的に始まった。
お盆前まで暑さとの戦いの中頑張っていかねばならない。
これから来年のゴールデンウイーク前まで何かしらの収穫と販売が、
迷い道を錯綜しながらエンドレスで続く。
楽しさをちりばめながら無事にゴールできるように、
そして身体をいたわりながら風向きをうまく帆にあてていこうと思う。
それと無農薬ライムが徐々に収穫の運びとなる。
相変わらず一番果は落ちる確率が高く、
蘊蓄の引き出し第二弾も効果は限定的だった。
来年は第三弾をどうしようか?まだ時間はある・・・。

先日、青森のリンゴ農家さんが当園に視察に来た。
有料であることを「当たり前」だと言ってくれ、
当園の根拠のある無農薬栽培への知識と技術に納得してくれた。
その方は有機栽培や無農薬栽培をしている人は嫌いだと言っていた。
理由はその根拠や対処法を説明できないからだと。
私もそうは思っていたので、そのことについてどうしてできるのかを明確にしている。
明確にするには多くの引き出しが必要で、
その引き出しの中身には多くの投資が積まれている。
久しぶりによい農業経営者に出会えたと脳が騒いでくれた。
対照的に行政や大学などの公的機関はそんな感覚はみじんもない。
「予算がないから」と言って、農業界を貶めていることに気がつかない。
ちょうどいいタイミングでそんなことが、つい最近あった。
東京知事選に立候補した石丸伸二さんが言っていた時間と命の関係は、
時間を無駄にしないで生きている人しかわからないのかもしれない。

河合果樹園

 

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レモングラスの病気と光合成細菌

2024年06月27日 19時21分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

週始めのむしっとした暑さで、レモングラスに病気が出てしまった。
初めて見る症状だ!と思いながら屋上農園のレモングラスが心配になる。
朝一でグループLINEで情報を共有し、対処方法を練る。
今までレモングラスは病気が出ないと思っていたので全くの驚き。
ここ10年ぐらいは何かしら初めての経験を温暖化の影響で、
経験していたがまさかレモングラスに出るとは想定外だった。
明日の大雨後に、いったんすべて刈り取ってみようと思う。
今日できれば良かったが、手をつけることが出来なかったのが、
あとあと悔やまれることにならなければ良いのだが・・・。

そんな中、温暖化対策として、また食の安全として、また資材の高騰化対策としてなど
また各方面への切り口として長年研究してきた光合成細菌について
河合果樹園で講座を開くことになった。
第一回の6月30日(日曜日)はすでに満員御礼。
第二回の7月14日(日曜日)は残り4名ほど。
河合果樹園では30年ほど光合成細菌を使っていて(著書にもさらりと)、
良い効果がだんだんと出るように10年ほど前からなってきた。
話しは目に見えないものだけに、ここでは割愛させていただくとして、
メダカを飼育して言う方々が、光合成細菌を使っている事を知ってから、
きちんとした知識として作り手と消費者へ
伝えなければならないという足跡残しだと思っていただきたい。
下記内容で行いますので、ブログ枠ということで興味のある方は
HPのお問い合わせから申し込んでください。m(_ _)m

◆7月14日(日曜日) AM10:00~(1時間半程度)
 場所:河合果樹園(豊橋市中原町字南37-1)
 内容:「光合成細菌でFarm To Tableを考える」
    失敗しない光合成細菌の作り方を学びながら農と食について学びます。
 参加費¥2000(光合成細菌4リットル分のタネはこちらで用意します。レモネード付き)
 持ってくるもの:2リットルのペットボトル2本、または4リットル1本、堅いもの
 
河合果樹園

6月24日に対象区として仕込んだもの

6月27日発酵が進み気泡が出てくる

 

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メールマガジンリンクミスとミカンのオーナー募集

2024年06月18日 20時06分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は久しぶりにメールマガジンを発行させてもらった。
ダブルタスクに陥り、大変なミスを犯してしまった。
そのミスもお客様からの指摘で発覚という、
まったくおそ松くんな状況でm(_ _)m。
本当に申し訳ありませんでした。(ToT)
就農40周年の今年はあれこれ感謝を込めての企画をと思っていても、
ミスが起きてはお客様を感謝の反対側へ導いてしまう。
また再送されたメールマガジンを読んでいただくのは、
タイパが悪く時間をこちらがいただいてしまう事になる。
う~ん!

さて遅れに遅れてしまった感があるが、
みかんのオーナー制へ向けてみかん新聞を発行してもらっているのだが、
やっとブログ上で発表できる。
というのはリピーターのオーナーさんが多いため募集は、
例年のオーナーさんに一度連絡を取って返事をいただいてから
という流れからである。
このオーナー制もたぶん20回目だと思う。
毎年、収穫祭が楽しみだと20回ずっと続けていらっしゃる方も数名いる。
人生の川の流れをひとりひとりのオーナーさんを見ていて感じながら、
自分の人生と重ね合わせて見ると走馬灯の回転スピードは加速度が増している。
一日一日は早いが、一瞬の自然の美にふと俳句を詠みたくなる時が楽しい。
今日は雨がたくさん降ったので、紫陽花がとてもまぶしい。

河合果樹園

 

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果樹園の日々と賀茂菖蒲園

2024年06月07日 08時30分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

ここ豊橋は天気の良い一週間である。
風がさわやかで、少し汗ばむが日陰に入れば心地よい。
いまだに山に帰らない鶯は褒めてくれとばかりに、
磨きの入ったさえずりを聞かせてくれる。
無農薬レモンは大きいものは人差し指台の大きさ、
無農薬レモネーディアは大きいものはゴルフボール台の大きさ、
無農薬ライムは一番化はかなり落ちてしまい2番花が順番に顔を出している状態
露地みかんは早いものは摘果作業を始めている。
そして倉庫の片付けや屋根の補修や錆びた柱などを塗装。
また温室のビニールの張替えや、傷んだ部材の交換など、
いろいろな職業になって楽しんでいる。
百の仕事をこなす、まさに蔑称とは真逆な価値ある生業だと思うのだが・・・。

先週、豊橋市の賀茂菖蒲園に恒例の菖蒲の花に癒されに行ってきた。
色とりどりの菖蒲が品種をちりばめて植えられていて、
その彩に時代の変化を感じさせられた。
目をつむるとまるで蝶が乱舞するかのように見えてくる。
昆虫好きの妄想であるが、あまりにもきれいなので久々に一句。
てふが舞う夢の彩菖蒲園
蝶は幸運のしるしの昆虫として映画の中に仕込まれていることもある。
好きな映画、「慕情」の中に何度も登場する。
蝶が飛び立っていく意味がとてもせつない。
久しぶりに映画を見返してみたくなった。

庭には梅雨を待つかのように、紫陽花が色濃くなってきた。
生産者としてはこの時季は、最近のゲリラ豪雨が心配になる。
昨年は6月2日の大雨で、自然栽培園は4か所崩されてしまった。
花を愛でながら、心は「美」の意識だけでいたい。

河合果樹園

 

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ライムライフへの道と無農薬ライムの四季咲き

2024年05月16日 09時27分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

予想外の雨が強くなってきた。
定期的な雨にみかん山の頂上の園地に行く道路は、
ぬかるみからなかなか脱出できず、
いすゞのトラックの下回りはいつも泥と友達になっている。
今日は無農薬レモンと無農薬ライムと無農薬レモネーディアの2番花の管理作業を、
誘因などしながら地味ではあるが結果に繋がる様に手をかける。
良い感じで実がとまってくれると有り難いが、
農業の難しいところはその作業が
やらなければ良かったという場面に遭遇するところだと思う。
蓄積された数多くの経験から、外すことのない領域には入っているが、
経験値の少ない生産者にとっては気候変動は本当に辛い。
養老孟司先生曰く、「1990~2020年の間に昆虫の80~90%がいなくなった」
という昆虫の立場から見た気候変動を考えればその事の大きさを計ることが出来る。
乗り切るには環境に負荷をかけない栽培と経営を両立した、
空想力を伴った生産力かと思う。
そんな栽培に舵を切って30年以上、
答えへの方程式は最悪な外部環境でどんどん難しくなっていく。

今年から量産確定な無農薬ライム、
日本人にはライムライフはまだまだ素敵な状況への距離は大きい。
無農薬で生産する私自身もライムライフをやっと学び始めたところだ。
ちょうど今の時季は花と小さな実とやや大きな実と収穫できそうな実が少々!と
温室の中で四季咲きを見事に表現出来ている興味深い状況。
実は落ちやすく、その克服に苦労はさせられるだろうが、
安定的に栽培できるように小さなイノベーションを起こせれば・・・。
そして最大の心配はライムライフの浸透と実需者との出会い。
相思相愛の出会いが訪れてくれるセレンディピティーへ、進んで行きたいです。

河合果樹園

 

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安定飛行とふー茶での人体実験

2024年05月07日 08時05分55秒 | 日記・エッセイ・コラム

ゴールデンウイークも昨日で終わり、
切れ間ない車の列もなくなり山のみかん園に行くのが楽になる。
当園はこの休み期間も露地みかんの開花対応作業や、
除草や灌水作業でほぼ日常業務は毎年のこと。
最高気温と最低気温が最高を更新していて、
やはり経験値はアップデートとなる。
今日の雨で露地みかんの花弁は雨露とともに地面に落とされ、
儚い美しさは短い期間で土へと帰っていく。
40回目の生業がすでに安定飛行に入っている証として、
自身の気持ちがまた戦場に出て行く事になる。

先週、仕事が早めに完了したので、
Kさんにお願いしてあった「ふー茶」(遊牧民の健康の奥義)をとりに、
整体カフェ風と夢に車を飛ばして受け取りに行ってきた。
そこは前経営者の時には会議で何度もお世話になり、
その友人のKさんが受け継いで形態違えど継続されているお店だ。
超久しぶりに行ったお店でお茶をいただきながら健康談議に花を咲かせ、
Kさんの母上へのお土産の説明などして帰路に。
早速、帰って煮出してふー茶をいただく。
不思議なことに次の朝にはすぐに体に反応があり、
腸内で起こっている変化を自身の人体実験で、
いろいろなものとの食べ合わせ、飲み合わせを愉しみたいと思う。
金の花まで発酵させたふー茶!まずベルガモット果汁との組み合わせを試したい。
老体への飴となるかという好奇心が仕事のエネルギーだ!

河合果樹園

 

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農夫の影とレモンの蕾とサテライトサポーター募集

2024年04月24日 08時58分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

春の安定しない天候が続く。
河合果樹園の柑橘類の出荷も金曜日で終わる。
長い戦いから解放されるこの草木潤う季節だが、
進む季節に管理作業はつきることはない。
露地みかんの摘蕾作業は量的には少し緩やかの様相である。
今年も品種による開花時期の差はなく、通常、
極早生みかん→早生みかん→普通ミカンと段階的に咲く花が
温暖化の影響で一斉に咲き出す。
慌てて作業する農夫の影が瞼の奥に見え隠れする。
一段と予測力を伴った空想力が必要になってくるだろう。

先週から始まった無農薬レモンの蕾の収穫。
ホテルアークリッシュ豊橋の料理になったり、
waphytobの化粧品になったり、
某有名バーでカクテルになったりと可能性を∞にしてくれる。
昨日、emCAMPUSで出荷反省会の料理では蕾が天ぷらになって出てきた。
油で揚げると蕾が少し開き、花模様になる。
こんなとこにも農民藝術が花開いていることが、
味蕾にぐっと浸透してきて食の奥深さを感じる。
ごちそうさまでした。

少し書くのが遅くなってしまった感はあるが、
アイスタイルデザインさんが発行する季刊誌「滴」が50号となった。
継続はいろいろな波紋を広げ、また見えない価値を少しずつ創造する。
その中で、P8に「サテライトサポーター募集」というページが登場。
フードバレー構想の中、消えゆく農民藝術を応援しながら
さらなる地産地消を目指す取り組みを応援してくれる
サテライトサポーターを募ります。
詳細はサテライトサポーター事務局(担当村井.532-73-3581)までお願いします。
私が主宰する「美食倶楽部初恋レモン」と連動しながらの活動となります。
一緒に地域の食と農の本質に迫りましょう!
よろしくお願いします。

河合果樹園

焼き豚の上に乗っているのがレモンの蕾の天ぷら

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虫好き集まれ!と肝機能の数値

2024年04月15日 17時00分01秒 | 日記・エッセイ・コラム

最近はこのブログも時間に余裕があり気が向いたときに、
空想力の世界に突き動かされ書くことになってしまった。
管理作業も何とか追いついてきて、季節のペースに肩を並べることができた。
日曜日に蒲郡商工会議所に養老孟子氏の講演を聞きに行った。
演題は「虫好き集まれ、趣味に生きる」で、
どんなお話になるか?わくわくさせられた。
実感を伴わない言葉の儚さを虫の話から本質に迫り、
昆虫の生態から人間の過ちを説き、
パラダイムシフトを震災から紐解くといった、
最終的には虫好きという趣味が、世相や経営や経済につながるという内容だった。
私自身も無農薬レモン作りから、幼少の頃の虫好きが幸いして、
人と違ったものの見方から農業経営がうまくいっていると思う。
そろそろ読書ができるシーズンに突入だ!

毎年レモネーディアの果汁を大量に購入してくださる方に
いただいたデータをPCのなかから見つけた。
次から次に起こる物事により整理整頓が追いつかないこの頃なので、
捜索は数年の期間を要した。(💦)
飲み始めて半年ほどで肝臓の数値が劇的によくなり、
お医者様に何をしたの?と言われたそうだ。
血圧なら1ヶ月で下がる方が多いし、
便通、冷え性など(書けない情報も)、いろいろと情報が届く。
これも2011年に「ためしてガッテンン」出演させてもらい、
その余波で「明日への言葉」に出させてもらったことに起因する。
「明日への言葉」を聞いていたリモネンの研究者に
そのメカニズムを教えてもらい、6次産業化につながった。
個人的には生の果実がある間はその方が効果があるはずと予測するけど、
1年を通しての毎日の習慣となると果汁は今風の言葉でいうタイパにつながる。
世間を騒がす〇〇のサプリより、
自然のものに回帰すれば諸問題は解決するのにと農夫はつぶやく。

河合果樹園

 

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収穫終了とオランジェットとチャレンジランチ

2024年03月19日 18時45分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日、河合果樹園最終となる自然栽培園のレモンをほぼ取り終えた。
なっているのは4月27日に企画されている「農場ピクニック」用のものだけ。
ここからは貯蔵という技術を使って、4月上旬まで販売は続く予定となる。
これからは管理作業に集中?出来るのが嬉しい。
新たな年度はどんな年になるだろう?
またあっという間に時は過ぎて行くだろうが、充実したシーズンにしたい。

先日、豊橋が誇る洋菓子屋ベルカント・高橋パティシエが、
マザー・ヴィクトリアで作ったオランジェットの試作品を持ってきてくれた。
マザー・ヴィクトリアの果皮の苦味とカカオの苦味が甘さと絡んで、
美味しいと感じたが、若い人の舌は苦味に対して少し抑えてという意見らしい。
三國シェフ曰く「苦味は五感を鍛える味」と言うことを、
私も感じているのでこの年齢にはビールと一緒で大人の味として美味しく感じる。
いろいろな物差しを持たないといけないと思い、
柔軟性の文字を凝り固まった頭に描いてみる。

4月7日(日曜日)はホテルアークリッシュ豊橋16FのレストランKEIで、
恒例のファーマーズコレクションVOL.19「河合果樹園?お米ののだや」という
組み合わせで素敵なランチを堪能できます。
河合果樹園にとっては生産物の端境期に突入するであろうこの時季に
この企画は全くのチャレンジである。
そして料理を作る今里総料理長にとっても、通常の旬の規格と違う生産物や、
一次加工したものから新たなイノベーションを生み出さなければならない。
実はこのチャレンジは、農民藝術創造倶楽部が取り組む規格外の農産物が持つ
料理への新しいテイスト、つまり「もったいない」を実践しながら、
他の地域でまねの出来ない事をしながら、食の持つ幅広いポテンシャルを
幸せにつなげるという壮大な実験でもある。
のだやさんとのコラボも女神のほほえみ(豊橋1号)というお米の秘密を、
バックストリートして地域の人に知ってもらう事に繋がっている。

詳しくはホテルアークリッシュ豊橋のHPで
https://www.arcriche.jp/2024/03/05/farmers-collection19/

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/

 

 

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