おもしろ柑橘と新ホームページアドレス

無事に収穫作業を終え、連続して貯蔵作業もあわててこなした。
台風による擦れ果や鳥害などでかなりのロスが発生したが、
そのロスは自然の取り分として割り切らないといけないのが自然を相手にする生業である。
今年選別作業の時に多いなと思うのが、形の変わったみかんやレモン。
３０回目のみかん作りで初めて目にする形もある。
それはレモンの形をしたみかんである。
剥いてみると、中の房が１つか２つしかない。
もしこんなみかんばかりがなったらおもしろいとまた空想が始まる。
いろいろと画像を撮ってあるので、皆さんにも見てもらいたい。

ところでこのブログもＯＣＮのブログ人からＧＯＯブログに移換しなければならなくなったが、
ホームページもＯＣＮサーバーが２月を持って使えなくなるため移換した。
名刺やら販売用ラベルやらＰＯＰやら、何から何までアドレスを変更する羽目に。
もっと期間に余裕があれば、顧客の被害は少なくなるのではと思う。
と、忙しい最中にぼやいてみる。
来年の３月で開設１４年となる河合果樹園手作りホームページも
第２ステージということになるのか。
兎に角、ブックマークの変更をお願いします。
下記新ホームページアドレスです。
http://kawaikajuen.jp

慣れとやまけんさん出張

このところ、怒濤の１週間が過ぎていった。
早生みかんの収穫が終わり、青島みかん、寿太郎みかんと収穫は続く。
当分、こんな常態で行かなければならないので、
毎日の体のケアだけはしっかりとして乗り切りたい。
最近使っているのが、某体温計メーカーのマッサージ器。
たかだか数千円なのだけれど、効果はとてもすごい。
下手をすると高価なマッサージチェアーよりいいと思う。
体を動かして位置を変えることができるところが、
人間の体の我儘な慣れというものを起させない。
この慣れというのは、土壌にもいえることで、
どんなに効果があるものでも連用すると効かなくなったり弊害が出てくる。
そう、自然からの情報を一瞬で判断して慣れが出ないようにするには、同じものにこだわらないのが一番いい。
さてこのマッサージ器、「慣れ」を凌駕できるか楽しみである。

ちょうど１週間前、やまけんの出張食い倒れ日記で有名な
山本謙治氏の講演を聴く機会があった。
以前から注目していて、エシカル・ソーシングという言葉を教わったこともある。
「エシカル＝倫理的な、ソーシング＝調達・仕入れ」といった意味で、
買いたたく購買行動はやめようよ！という場面で使われていたと記憶にある。
講演の中で、飯尾醸造の富士酢プレミアムのお話しがあったが、
偶然自身も使っていたので不思議なご縁を感じた。
次の日、フードオアシスあつみさんで待ち合わせをして、
会長さんや店長さんのレクチャーであつみのこだわりにやまけんさんもかなり圧倒されていた。
そして豊橋の最後に、幻の河合果樹園へ来てもらった。
人がまるっきり気づかないことを実践してできあがる無農薬の世界を見てもらい、
無農薬レモネーディアの妖艶さの虜になったかどうかは解らないが、
大いに唸って頂いたのは間違いない。
また豊橋に来て頂きたいお一人だと、
帰り際、車の中から最後まで手を振る氏の顔を見て思った。