収穫祭とハリセンボン

早生みかんの収穫も最盛期だ。
今年はみかんが大玉になり、自身初めての経験ばかり。
２３日には１回目の収穫祭も無事に終わり、少しほっとしている。
明日２７日は２回目の収穫祭がまっている。
多くのオーナーさん、招待している施設の皆さんとしばしふれあうのも、
毎年の年中行事となり会話もはずむ。
ただてんやわんやの状態なので、全員とお話しできないのが残念である。
今年から豊橋百儂人のコンテンツとして、
みかんの木のオーナーを運営してくれているのが株式会社都デザインさんである。
なにぶんスタッフも不慣れなため、オーナーさんにはご迷惑をおかけした点もあるかもしれません。
でも行事を消化するだけではなく、今まで以上のやる気とオーナーさんへのおもてなしの心を
持っている事だけは確かですので、少し長い目で見ていただければ幸いです。

この慌ただしい中、ＣＢＣテレビ「花咲かタイムズ」の取材を受けました。
突然の来襲でしたが、朝７：００からの取材を無事に完了。
「推しタビ」というコーナーで
豊橋特集を取り上げてもらった中のひとつに河合果樹園がでます。
ハリセンボンのお二人が、河合果樹園の無農薬レモネーディアの謎に迫ります。
どのような編集になるのか非常に楽しみです。
初恋レモンプロジェクトでシンクロしている幻のケーキ屋：ベルカントさんの
無農薬レモネーディアのタルトも放送予定です。
放送は１２月１０日９：２５分からです。
お時間が許される方はご覧ください。
忙しい時期に取材を受けるのはとても大変なのですが、
豊橋のシティープロモーションに繋がるのであれば、
河合果樹園としても取り組まなければならないと考えています。
こういった取組が、システムの傀儡でないことの証明になれば、
自立した経営のひとつの技術になるかもしれません。

河合果樹園　http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

天然みかんウオーターと商標登録

早生みかんの収穫も始り、手が黄色くなるほどみかんをたべるシーズン到来だ。
するすると何個もたべることができる自然の甘さのみかんが大好きだ。
みかん嫌いの作り手もいるが、
それは作る過程に何か引っかかるものがあるためではないかという疑問を持つ時がある。
糖度上昇のためにいろいろな工夫や資材を使うのもいいかもしれない。
しかしそれがみかんの消費を落としている部分はないだろうか。
スイーツでは何個もたべることができないと思うし、
水分補給のための天然みかんウオーターという位置付けや
体の中からきれいにする天然の化粧品という位置付けのほうおしゃれだしおもしろい。
これから当分、仕事もお腹もみかん三昧である。

愛知県産品を一堂に集めたアンテナショップ「ピピッと！あいち」が、
中日ビル地下1階（名古屋市中区栄4丁目1番1号）にある。
東三河地区の担当者のDさんに絆され、レモネーディアを販売してもらっている。
最初は、「本物は説明しなければ売れない商品」ということで、
語部がいないと売れないからやめた方がいいと言う判断だった。
しかしその言葉が火をつけたかどうかは知らないが、
Dさんたちが上手く語ってくれていることだけは確かかと思う。
今、熱く燃える名古屋に行く機会がある方は是非お立ち寄りください。
ところでかねてから、申請していた「レモネーディア」の商標登録が完了。
多くの物語を背景に少しずつ浸透している感があるこのレモンは
?きにくいですが手で皮がむけ、酸味が少なく、変わった香りを持つ。
それがなければ商標登録も床の間の飾り物になる事は間違いない。
作り手も床の間の飾り物にならないように、
「こっちが近道だよ」というささやきをやり過ごして行きたい。

河合果樹園　http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

レモネーディアと柿とカブの和え物

改植と不安

異常な暖かさ、虫たちや草花は春と勘違いしている様相。
１ヶ所のハウスを改植するため、チェーンソーでみかんの木を切り、
バックホーで根をこぎ整地する。
いろいろな行事と重なったため、無理をして作業を進めたので
筋肉痛からどうも風邪症状を発症。
ということで今週はだるさとお友達になりながら仕事をこなしている。

改植の作業をしながら、今までお世話になったみかんの木の思い出が浮かんでくる。
長年接していると木の枝ぶりはほとんど頭に入っていて、
この枝からはいいみかんが採れたな～だとか、この枝に害虫が発生して困ったな～だとか
頭にフラッシュバックしてくる。
忍びない感がある事実を、未来へのチャレンジだと心に言い聞かせる。

バックホーでみかんの根を掘るのはかなり大変。
ハウスの柱にぶつけないように神経を使い、
根が張っているとバックホーが上下して腰に過度の負担がかかる。
農薬を減らすのに活躍してくれる虫や小動物達にとっては
天変地異が起きたごとく民族大移動をはじめる。
起こしてごめんなさい。
また戻ってきてね、環境を整えておくからとしか今は言いようがない。
改植は一抹の不安を伴うチャレンジになるだろうととらえて、
今ある現実から目を背けないで行こうと思う。
Think of the market,act for the customer.

河合果樹園　http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/