果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ちはま人参、初収穫!

2006年11月20日 20時07分50秒 | インポート

Chihamaninjin  学生時代の友人に種苗会社に勤めるA君がいる。同窓会のときに人参のことを質問したのがきっかけで、人参の種を頂いた。お盆前に種をまき、順調に今日、初収穫させてもらった。もちろん野菜の管理は母親がしているのだが、こんなに収穫を待ちわびていたのはA君の人柄に他ならない。早速、私のつまみへと生け贄にされた人参である。食は食うか食われるか、バキっと、一口ほおばる。前評判通り癖がなく食べやすい。人参ジュースに最適な品種だとおしえられたのを思い出す。

 ちはま人参はベータカロチンが普通の人参より2倍含まれているのが特徴である。ベータカロチンは脂溶性のため油といっしょに摂るなければならないということは知っていたのだが、一部水溶性のベータカロチンも含まれているとA君に教えてもらった。こういった情報を知っているのと知らないのでは確実に、食の楽しさが違う。今日も朝から仕事に追われたため、体内の活性酸素をベータカロチンでやっつけてもらうのだと、目に見えない体のなかの出来事を想像する。ただ、我が家はみかん農家なので、ベータクリプトキサンチンも摂るために、今日もたくさんのみかんさんが体内に消えていったということも付け加えておく。

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無農薬グリーンレモンの絵手紙

2006年11月09日 17時43分51秒 | 日記・エッセイ・コラム

 お昼に農作業から帰ってくると、毎年、檸檬を買ってくださるお客様からメールが入っている。自宅用と友人の結婚記念日用の2ケースのお申し込みであるが、結婚記念日に今からでは間に合わないから・・・と書かれている。毎年のデータをPCで調べてみると、今日お送りすれば間に合うではないか。早速、檸檬を採りに行き、妻に至急お客様に連絡を取ってもらう。留守のためFAXで対応。しかしペリカン便のセールスドライバーの伊豫田君が来るまでに、時間がない。仕方なくこちらの判断で、発送させて頂いた。

 後日、そのお客様から、お礼の素敵な絵手紙を頂いた。ぎりぎりの対応と、無農薬にこだわり高度な技術で栽培していることが報われる瞬間である。11月02日に当園のあたりを、こんな時期に?といった“雹”が降った。畑によって母の作っている野菜や露地みかんも被害を受けてしまった。全国的に広がる異常気象災害の洗礼である。しかし皆さんと目に見えないところでつながっているという気持ちが、農業のいろいろな障害を暖かな物に変えてくれた絵手紙であった。ありがとう!Etegami

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