果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

果物の甘さは脳に快楽を与えないのか?

2005年12月25日 19時17分07秒 | インポート

 ある雑誌でサンプラザ中野さんの書いているコラムを読んだ。白砂糖が健康に及ぼ影響を分かりやすく書いてあった。精製された砂糖(ミネラルを除いた。)は脳に美味しいという快楽を与えるため、食べ物の美味しいという基準が精製された砂糖の甘さに左右されると。またそれを体内で消費するためには、ビタミンBが多く使われるので、それが不足がちに。

 最近の果物の消費量はどんどん下がっている。我が家で作っているミカンもそうであるが、ミカンの甘さを甘いと感じない人が増えていると感じていたため、サンプラザ中野さんのお話しにうなずいてしまった。そう、複雑な果物の甘さは脳に美味しいという快楽を与えないのでは?そう考えると最近の消費動向はとてもうなずける。特にお子さんの美味しいという価値判断が、甘ったるい味にシフトしていることからも。生産者から言わせると自然の味ではないのに、それが美味しいという基準になるということは今後も果物の消費はどんどん減るということになるのでは?う~ん。

 ミカンの体験学習やオーナー制の参加者の方々は、ミカンの複雑な味ができあがるまでの膨大な時間をある程度理解されているため、味について舌で感じる以上に脳で感じていてくれる。ありがたいことである。体と舌と脳で感じられるように、これからも微力ながら情報発信を続けていこうと、新年には少し早いがコラムを読んで思ったところである。

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蔵ふと楽市

2005年12月14日 19時07分58秒 | 日記・エッセイ・コラム
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 久しぶりに自分の商品を売る機会があった。12月10、11日の第2回蔵ふと楽市で無農薬グリーンレモンの販売をさせて頂いた。忙しいシーズンのため少しの時間しか消費者の皆さんとふれあうことができなかったが、自分とって多くの無農薬レモンファンのかたと接することができたのが、何よりもすばらしいマーケティングだと感じた。農産物マーケティングの本はたくさん出版されているが、読むのと実践するのでは大違い。やっぱり楽なものからは何も得られないと言うのが、最近の本音である。
 今日、当日無農薬レモンが売り切れてしまったためわざわざ河合果樹園まで取りに来てくださったお客様がいる。やっぱり迷いに迷ってHELPの着信、こちらから迎えに行くことに。やっぱり”幻の果樹園”と言われても仕方がない?。でも作っている温室の中を見れたり、作り方に関するいろいろなお話しがついていることに、”来て良かった”と必ず言ってくれるのがとてもうれしい。見学など時間が許す限り対応させて頂きますので、メールをくださればと思います。

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ボランティアスタッフ in 収穫祭

2005年12月04日 20時44分14秒 | 日記・エッセイ・コラム
 11月23日と27日、天候にも恵まれ地産地消型のオーナー制度の収穫祭が無事に行なわれました。50組のオーナーさんのおかげで岩西授産所さん、ふくふくさん、豊橋手をつなぐ育成会の皆さんをご招待。みかんの収穫の他に、収穫量当てクイズ、みかんクイズ、えびす講みかんコンテスト、みかん山ウオーキングなどのイベントを楽しくこなしながらの二日間でした。23日にはメーテレさんも取材に来てくれました。あるご縁で収穫祭のお手伝いをして頂いた皆さん、本当にご苦労さまでした。こういった自然を楽しみながらのイベントでは、多くのボランティアスタッフさんのお手を借りさせて頂くことが、人の地産地消に結びつくと感じました。オーナーさん、みかん園の管理人、事務局、施設の方々、ボランティアスタッフ、多くの人が景観農業に理解が深まったのではと思います。本当にありがとうございました。

 今年から参加のボランティアスタッフのWさんとZさん、収穫祭の画像ありがとうございました。お二人の楽しく参加できたという言葉と当日の汗に心から感謝です。Wさん、みかんクイズ10点満点はさすがです。また来年も参加者全員が楽しめる収穫祭になればと思っています。ではまた来年!
zeninsyugou


コメント (4)
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