果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

お詫びとお知らせ

2022年04月26日 09時42分32秒 | 日記・エッセイ・コラム

しとしとと雨が降っている。
今晩は大雨の予報で、個人的には涙雨と恵みの雨になりそうである。
29日に予定されていたホテルアークリッシュ豊橋でのファーマーズコレクションは
諸事情により延期となってしました。
冷蔵庫には当日用に無農薬フルーツレモンとマザー・ヴィクトリアが、
貯蔵という過酷な環境に耐えながら鎮座して当日を待っていた。
予約してくださった皆様、本当に申し訳ありません。
東京のお客様は、楽しみにしているといったメールまでくれたのに・・・。
また新たな日程が決まりましたら、連絡が行くと思いますのでよろしくお願いします。m(_ _)m

5月1日にはアイスタイルデザインさんの第5回滴朝市にて、
少しお話をさせていただくことになっています。
若干席に余裕があるようなので、
地産地消をテーマとした無農薬レモンについて興味のある方は参加していただけると幸いです。
地産地消は農業の面白さや環境や地域の発展に寄与するのだけれど、
本質を突くところまでどうしてもたどり着けない。
今回私自身も参加し、神野氏が目指す東三河フードベレー構想への道筋に絡んで
本物の地産地消が進むことを願いながらお話をしますので、
よろしくお願いします。

また5月3日には愛知大学地域政策学部農環境コース「研究法」の授業で
お話をさせてもらいます。
研究法では農業の持続性、食育、フードバンク、脱プラ、食品ロスを
大きなテーマとしており、私はそれを果樹栽培というスローな農業感から、
アプローチすることになります。
こういったカリキュラムは全国の大学で行っているのだが、
最後の経営として成り立つ部分、つまり出口の部分に結果を出せるかを、
東三河フードバレー構想の中で学生と考えていきたい。
どこまで遊びでない部分に迫れるか?
また遊びが仕事となるようにできるか?
いつの時代も期待は大波である。

河合果樹園

 

 

 

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果樹園の様子と地産地消への道

2022年04月21日 15時54分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

相変わらず右足の痛みはあるが、
なんとか普通に歩くことが出来るようになってきた。
穀雨の季節になり、雨とともにハウスの開け閉めが日課になる。
心と体に1シーズンを乗り切る力を蓄える時季でもある。
果樹園の周りでは御衣黄桜が咲き、野蒜は元気よく繁茂している。
無農薬ライムの温室はカタバミの黄色い花と
ムラサキカタバミの淡い紫の花のコントラストが目をくすぐる。
果樹園にとっては好ましくないスギナも背伸び状態。
みかんの下にはカラスノエンドウが巻き上がり、
そのうち鞘をひねって黒い種を飛ばすことだろう。
無農薬レモンの温室ではナナホシテントウ、ヒラタアブ、
コウクロヒメテントウがアブラムシ撃退作戦を遂行中!
(4月19日にはこんな話をFM豊橋でお話しさせてもらいました。)
植物や昆虫のルーティーンは粛々と流れていく。
あと1週間で私も耳順クラブに入会する。
川の流れは止まらない。

連休の話題をテレビから耳に入るようになってきた。
今年度は29日にホテルアークリッシュ豊橋レストランKEIのイベント、
5月1日はアイスタイルデザインさんが主宰する滴市場での講和、
3日は愛知大学地域政策学部食農環境コースでの
授業と仕事とともに忙しい連休となりそうである。
この3つに共通するのは「地産地消」というテーマ。
昔からある言葉で実際に実践されてきた経緯もあるが、
根本的にその動きが加速しそうなのはコロナウイルスとウクライナでの戦争だと思う。
多くのものやサービスが値上がりする中、農産物は蚊帳の外という現実も一つの要因。
その蚊帳の外ということは、農家を生業とするものがますますいなくなるという流れ。
なんとかその流れを払しょくしたいと「地産地消」を深く掘り下げ、
テロメアを削りながら皆さんへ「今何をすればよいか」を伝えたいと思う。

河合果樹園

FM豊橋 ココラスタジオにてゆうみさんとKOUKIさんと

ナミテントウの交尾

ヒラタアブの交尾

狸がこっちを見ているみかん園

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春の作業とFarmers Collection(ランチイベント)

2022年04月11日 16時52分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

痛めてしまった左足を引きずりながら剪定は何とかほぼ!終わり。
飲みたくない痛み止めを飲みながら、何とかという感じに。
無農薬レモンと無農薬レモネーディアは花の盛りを過ぎ、
夏日と共に自身の心配は増幅、何とかなるさと割り切るしかない。
露地みかんの園地を見ると、極早生は花が多く摘蕾必要、
早生みかんはちょうど良いぐらいから少なめ、
青島みかんはちょうど良いぐらいかと小さな蕾に目をこらしながら推察。
しかし有葉花といって新芽の先に付いてくる花はまだ未確認なので、どうなるか?

ワフィトのバランシングトナーにはいっている河合果樹園の無農薬レモンの蕾は
すでに8割方収穫完了した。
蕾を料理に使っていたのが、発展して化粧品にも使ってもらうご縁は不思議体験だろう。
通常、蕾を収穫しようと思うことすらないだろうし、
ワフィトの女性陣が心配してくれたのは、
蕾をとったらレモンが収穫できないのではという疑問。
それは至極当然で、もちろんノウハウはレモンの性質だったり、
鉢植え栽培だったり、その鉢植えを置く環境だったりする。
そんなとき必ずセレンディピティーが救ってくれたりする。
まだまだ可能性は広がりそうである。

急遽!4月29日(金)にホテルアークリッシュ豊橋でFarmers Collection 
河合果樹園のレモンのランチイベントが開催されることに。
今里総料理長のマジックで、レモンなど河合果樹園の娘たちがどのように
イノベーションにはまっていくか楽しみである。
もちろん蕾もその中に含まれ、きっと想像力とプルースト現象を巻き起こしてくれると思う。
お問い合わせは下記サイトをご参照の上、よろしくお願いします。

https://www.arcriche.jp/2022/03/29/farmers-collection-lemon/

河合果樹園

そろそろ温室の中では花は終わりに・・・

昨年庭に植えた山でひろってきた射干

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