果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

整理落下と初恋レモン杏仁と農業経営者

2013年05月26日 20時32分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

無農薬レモンの温室の中では整理落下が始まっている。
落ちすぎないように注意しながらの管理になる。
気が抜けないところだが、何とか経験値でのりきりたいと思う。
温室の中なのでコントロール出来るだけ、
露地より自然の神様とは仲良くやっていけることは幸せ?か。
オリーブの花も咲き出し、初恋リーフも生育旺盛。
過ごしやすい季節なので、つい睡魔に襲われる。

先週、初恋レモンプロジェクトの会議の前に、豊橋ステーションビルカルミアにある
黄金の桜さんへ某有名青果店さんと顔つなぎに。
そして黄金の桜さんの新商品:初恋レモン杏仁をいただく。
会議で参加者に食べてもらい、上品で爽やかな味に感服の模様。
流石、有名中華料理店で修行を積んできたS君、新境地を切り開いています。
地域にまた一つ初恋の花が咲いたことは、見えない地域の力になるでしょう。
本物作り、大切に大切に育ってもらいたいものです。
本物の後に続く輩たち、一種うわべだけの世界は根を大きく張ることはないはず。
企画と言葉だけの模倣は、本物の世界の対局にあり
最終的には言霊として魅了することは難しい。
一手間、一手間、そして誰も知らない技術の積み重ねを磨いていきたいと思います。

18日に(株)農業技術通信社が発行する「農業経営者」6月号が届きました。
特集、「1反歩で喰えない奴は何百町歩やっても喰えないのだ」の中で
3ページにわたって紹介していただきました。
専門誌ですが、書店でも買うことが出来ますので、ちらっと覗いて見てください。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

P5266077_2

P5266093

Dsc03306

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疑問と疑問

2013年05月04日 13時37分12秒 | 日記・エッセイ・コラム

露地みかんの蕾から雌しべが顔を覗かせてだした。
虫達も活発に春草の上であそんでいる。
あそんでいるなんていると怒られるかもしれない。
生命活動以外の何物でもないのだから、こちらの表現は意にそぐわないのが本当だろう。
日差しの強さと共にテントウムシの幼虫はまさに生命活動まっただ中。
カラスノエンドウの上でレディービートルに生まれ変わるために、
せっせとアブラムシを食べている。
幼虫はグロテスクだけれど、成虫の美しさはご存じの通りで、
クラフト展などに行くと必ず作品のテーマとして取り上げられている。
しかし、その星の位置がぴったり正確なものは今まで一度しか見たことがないのが
私の首をかしげるところ。

イメージだけで作品を創っているのか、それともデザイン的に会うように変更しているのか。
今度、機会があったら聞いてみたいと思う。

5月8日(水)からとうとう河合果樹園経営塾が始まります。
MLで知り合いになったかたの要望で全十回を予定しています。
いままでの経験やら書ためてきたノウハウを、
「経営力とは」と題して5つに分解して講義をします。
自分自身の整理のためと、若い経営者がブレークスルーするためになればと考えています。
既存のスキームのなかで何が足りないのか、どういった発想で行けばいいのか。
昨日も「農業経営者」の取材をうけて、一つの共通概念があることを再確認しました。
要は必要最低限インフラ以外は、何もしないこと。
何かすることでそのマーケットを奪っていることにはやく気づくべきです。
現実は気づいていても、やめることができないのが世の常なのは仕方がないことなのか。
ゆっくりサツキの花を眺めながら、本でも読みましょう。

P1015937

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする