果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

訪れの早い春とマザー・ヴィクトリア

2020年02月29日 20時12分39秒 | 日記・エッセイ・コラム

みかん園の草たちの元気が良い。
ハコベ、ホトケノザ、オドリコソウ、スズメノカタビラ、カラスノエンドウ、
ナギナタガヤ、ジシバリなど暖かさと共に緑緑としてきている。
昨年はカラスノエンドウとが不作であったが、
今年は威勢の良さがたくましい。
窒素固定をして頑張ってもらいたいものである。
無農薬フルーツレモンと無農薬レモンは本当の終盤へ。
自然栽培レモンは来週あたりすべて切ってしまおうかと予定を描く。
足音の早い春に仕事はレッドゾーンに入ってしまい、
どうも追いつける気がしないのは腕の痛さなのは分かっている。
朗報は確定申告が新型コロナウイルスで、期限が延びたことである。
時間的余裕が生まれ、気が抜けないようにしないといけない?だろう。
先日、NHKBSプレミアムの某番組の取材を受けたとき、
自然栽培園でテントウムシが寒そうにひなたぼっこをしているところを見た。
一言、きれいだなと!思った。

作り始めて5年目の柑橘中間母本農6号、今年初めて良い出来具合。
今までは良いフォルムにならなかったので、ひとまず嬉しいところ。
河合果樹園ではこの品種を、マザー・ヴィクトリアという名前で販売させてもらっている。
キングマンダリンと無核紀州の掛け合わせで、当初は交配の母親という位置づけだったものが、
おいしさに目をつけた人たちの情熱で少しずつスポットライトを浴びるように。
まだまだ全国的に生産量の少ない品種だけれど、
βークリプトキサンチンとノビレチンとシネフリンが多く含まれていて、
機能性柑橘としていずれ脚光を浴びるようになると思い作り始めた。
剥くのに少し難があるが、酸味の少ない味が万人向けで、ジュースなど加工にも向く。
偶有性を持っているところが、私好みで脳は快適運転へと疲れを吹き飛ばす。
今週の水曜日からフードアオシスあつみさんの全店で販売をしてもらっているので、
まずはどんなものかを皆さんに知ってもらうステージはできあがっています。
多くの感想が集まり、作り方にまたフィードバックしていければと思います。
そして今日、東愛知新聞さんに掲載してもらったので、
正鵠を射った記事を読んで読んでいただけると幸いです。
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/5978

河合果樹園

 

 

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3月の陽気とディスカバージャパン

2020年02月16日 19時34分50秒 | 日記・エッセイ・コラム

早いもので2月も半ば過ぎ、毎度温度の話で恐縮ですが、
今日は3月の陽気かの雨が降っている。
火曜日にはマザー・ヴィクトリアを収穫する予定。
仕事はカオス状態、収穫は期を逃さないように優先順位は一番。
もちろんやりかけの仕事も忘れるわけにはいかないので、
天気と体調とを天秤にかけながら粛々と行う。
雨の中満開に近くなってきている河津桜は昨年の薄い色とは打って変わって、
ピンク色は濃い傾向にある。
不思議だな~と、露地みかんの花の着き具合はどうなるのだろうかと予想する。

先月の終わりに取材を終えているディスカバージャパン。
4月号に掲載予定なので、どんな内容になるのか楽しみにしている。
このところの取材はかなりしっかりとして、
内容も農家が伝えてほしい部分をしっかりと押さえてくれた。
それは少なからず、日本農業賞の受賞が影響していると思う。
話戻して、以前ディスカバージャパンに
株式会社ビオックさんが取り上げられた時に初めて交わせてもらったけれど、
取り上げられること自体とても光栄なことだと内容を読んでそう思った。
取材に来ていただいたライターさんは愛知県の方で、
ビオックさんの取材もされた方だったので、
話が弾んだのは言うまでもない。

明日からは天気も回復するので、無口な農夫に戻って、
剪定をしようと思う。

 

河合果樹園

 

 

 

 

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商品のラインアップとちよだいちばと取材の嵐

2020年02月05日 19時07分23秒 | 日記・エッセイ・コラム

この時季は河合果樹園の商品が一番多くあるとき。
無農薬フルーツレモン、無農薬レモネーディア、自然栽培レモン、
レモネーディア露纏、青島みかん、寿太郎みかん。
そして加工品もレモン以外はほぼラインアップ中。
一番頭が痛いのは、商品が多いと私の脳がボタンの掛け違いを起こすこと。
ミスの連発でご迷惑をかけてしまうことも・・・、お許しくださいませ。
これは管理しているみかんやレモンたちにも同じように謝らなければいけないかも。
頑張って集中!?、して行きます。

今月いっぱい、東京都千代田区神田錦町のオフィス街にある「ちよだいちば」
河合果樹園の初恋レモン・レモネードが販売されている。
大人の初恋の味をお届けするために豊橋市から参上できたのは、
魅力ある本物の商品という呼び声のおかげだと、勝手に自画自賛。
是非、本物の熟成したレモネードでパナシェを楽しんでいただきたい。
このレモネード熟成が進めば進むほど、まろやかになり美味しい。
保存料を一切使っていないので少し色は茶色くなるが、実はその状態こそ本物。
大人の初恋の味、それは奥深いところにひっそりと隠れています。

このところ実は取材の嵐で、出がらし状態となっていて、
毎日のインスタもどうも良い句が浮かんでこない。
そろそろ少しインプットしなければと思いつつ、
時間の使い方がゆっくりとなった自分を慰める。
1月の30日に放送のあったJAグループ提供のBSテレビ東京「おいしさのカタチ」
素敵な映像と優しいナレーションでとても良かったけれど、
河合果樹園を河合農園と呼んでしまった決定的なミスが、LINE上で話題に。
ヒューマンエラーは仕方がないが、全国の河合農園さんに迷惑がかかったかと心配に。
見逃した方にはこちらのアーカイブをご覧いただければと思います。
豊橋市のよい宣伝になったのではないかと、市長に請求書を出そうか迷っています。

河合果樹園

 

 

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