みかん園の草たちの元気が良い。
ハコベ、ホトケノザ、オドリコソウ、スズメノカタビラ、カラスノエンドウ、
ナギナタガヤ、ジシバリなど暖かさと共に緑緑としてきている。
昨年はカラスノエンドウとが不作であったが、
今年は威勢の良さがたくましい。
窒素固定をして頑張ってもらいたいものである。
無農薬フルーツレモンと無農薬レモンは本当の終盤へ。
自然栽培レモンは来週あたりすべて切ってしまおうかと予定を描く。
足音の早い春に仕事はレッドゾーンに入ってしまい、
どうも追いつける気がしないのは腕の痛さなのは分かっている。
朗報は確定申告が新型コロナウイルスで、期限が延びたことである。
時間的余裕が生まれ、気が抜けないようにしないといけない?だろう。
先日、NHKBSプレミアムの某番組の取材を受けたとき、
自然栽培園でテントウムシが寒そうにひなたぼっこをしているところを見た。
一言、きれいだなと!思った。
作り始めて5年目の柑橘中間母本農6号、今年初めて良い出来具合。
今までは良いフォルムにならなかったので、ひとまず嬉しいところ。
河合果樹園ではこの品種を、マザー・ヴィクトリアという名前で販売させてもらっている。
キングマンダリンと無核紀州の掛け合わせで、当初は交配の母親という位置づけだったものが、
おいしさに目をつけた人たちの情熱で少しずつスポットライトを浴びるように。
まだまだ全国的に生産量の少ない品種だけれど、
βークリプトキサンチンとノビレチンとシネフリンが多く含まれていて、
機能性柑橘としていずれ脚光を浴びるようになると思い作り始めた。
剥くのに少し難があるが、酸味の少ない味が万人向けで、ジュースなど加工にも向く。
偶有性を持っているところが、私好みで脳は快適運転へと疲れを吹き飛ばす。
今週の水曜日からフードアオシスあつみさんの全店で販売をしてもらっているので、
まずはどんなものかを皆さんに知ってもらうステージはできあがっています。
多くの感想が集まり、作り方にまたフィードバックしていければと思います。
そして今日、東愛知新聞さんに掲載してもらったので、
正鵠を射った記事を読んで読んでいただけると幸いです。
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/5978
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