果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

レモンの苗木

2006年03月26日 20時15分03秒 | インポート

 頼んでおいたレモンの苗木が福岡の藤原種苗さんから届いた。レモン栽培を始めてからのお付き合いだ。ここの苗は細根が多く、生産者にとってはありがたい。なんでも数年間使った苗畑は、潅水状態にしているらしい。ここでも光合成細菌のパワーを使っているんだと勝手に想像している。できれば一度伺いたいと思っているのだが・・・。

 たくさんのレモンの苗を仮植するのには、結構骨が折れる。何せ一年に一度の作業であるため、なれた頃には終りである。パートさんたちも口々に腰が痛いと言っていたが、なんとか完了!無事に秋まで大きく育ちますようにと祈りながら、育てていくつもりである。秋にはボックスに植え替えて、無農薬レモン栽培へと環境を整えていく。今年は多くの皆さんにもっとたくさん作ってくれと言われてしまった。2年先にはたわわに実るとのでしばしお待ちをくださいね。。果樹の栽培はなるようになるまでに、時間がかかることをご理解ください。『桃栗三年柿八年』、今の世の中ではスローすぎるかもしれませんが、1年をかけて実ができるフルーツには特別な酵素がいっぱいです。Lemnae デトックスなんて言葉、最近よく聞くな~。

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バウムクーヘン

2006年03月16日 18時56分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日、わざわざ奈良県から無農薬レモンの見学に来てくださったKさんが、当園のレモンを使ったバウムクーヘンを持ってきてくださった。なんでも果汁と皮をその中に使っているのだという説明。ふむふむそれ以外の材料もすべてこだわって作っているという。素材の説明書きは、卵は~、油脂類は~、粉類は~、蜂蜜は~、マジパンローマッセは~、レモンは~、ラム酒は~、製法は~といったこだわりの1ページになっている。マジパンローマッセ???(ドイツの伝統的な製菓素材で、粉状にしたアーモンドと砂糖が2:1の割合で作られています。)というものは初耳である。辛党である私が幼少の頃からバウムクーヘンだけはなぜか好物である。感想は、もちもちした密な食感がこだわりの言葉を増幅させて脳に刺激をという感じ。

 我が家のレモンも全国津々浦々嫁がせてもらっているのだが、レモンだけでなく他の材料もこだわってくれているのは、生産者としてとてもうれしい。中には無農薬という言葉だけを一回こっきり宣伝用に買われていく方も・・・。そんなことから農産物をただの1次産品として評価しないで、加工品の中のしっかりとした重要な素材として皆さんに価値を認めてもらえたらと日々情報発信に励んでいこうと思っている。今日は芋焼酎の”一本義”がやけにうまい。

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春の足音

2006年03月08日 22時43分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、ウグイスの初鳴きを聞いた。無農薬レモンの温室の横にはツクシがたくさん顔を出している。ノビルもそろそろかなとぐい飲みを持つ私の手も嬉しそうである。

先週久しぶりに学生時代の仲間と飲みに行った。この地域で農業経営者としてがんばっている4人組である。自然を相手にしている面々のため、話も天候のことがつい酒のつまみに。総合するとやっぱり今年の春は早いという結論になった。
どうもここ最近では2番目に早いらしい。この冬は秋の訪れが早くとても寒かったが、1月に暖かい日があったときに、山の木の芽がふくらんだ。こんなに早く、萌芽するのはおかしいな~と。

友人の大根のとう立ちが早いという嘆きに、これはみかんの花も早く咲き出すのではという自身の嘆きに変わってしまった。そういえばもうレモンの芽が吹き出しているのも気にかかる。でも22回目のみかんづくりに進んでいこうという気持ちにさせてくれるのは、やっぱり皆さんへのお届け物があるからなんだな~。

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