日が長くなるにつれて、朝の目覚めが早くなっていくという生物的な流れになってきた。
無農薬レモンの温室の改植も終わり、つかの間の脳波フラットに。
人生の最終章になってきているカラスノエンドウは、名前の通り真っ黒になり種をこぼす。
窒素固定という河合果樹園での期待の役目を終え、また来シーズンまでお別れである。
種をこぼした真っ黒なさやは、こよりのようにねじれて、まるで山羊の角のように堅くなる。
どうしてなのだろうかと、キュリアスキッズは考えるが、今のところ理由が浮かんでこない。
ゆっくりと想像を巡らす時間を楽しむこととしよう。
ここ数年、無農薬レモンの挿し木苗を作っていなかった。
というのは挿し木をするタイミングは秋の一瞬しかなく、
ちょうど忙しくてできなかったのと、
朝晩の水やりをうまくこなせなくて
せっかく挿し木したのに枯らしてしまうという不安感から。
今年は改植の無農薬レモンの鉢植えを外に出して、
毎日世話をしなければいけない状況なので
直径45cmポット無農薬レモンの大きな挿し木苗を販売させてもらった。
多くの方から育てたいと言われていたので、秒殺で完売。
お送りできないぐらいに育ったポットは、持ちに来ていただければ販売することにした。
第二の人生を大事に育ててくださる方の元で、実をならせてほしいと思う。
育てるときの注意点は水と肥料を切らさないこと。
一番まずいのが、花ばかり咲いて木が弱るパターン。
そこで有質肥料ではないが、
液体肥料を低濃度で灌水に混ぜて育てるのがお客様には良い選択である。
そしてもう一つ、毎日の愛情という食事を与えてくださいね!m(_ _)m
大きなものは取りに来ていただければ販売をさせていただきます。
画像は剪定して小さくしたもの。来シーズンは実をつけます。