果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

マザー・ヴィクトリアと無農薬フルーツレモン

2022年02月22日 14時23分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

雪の舞う風景に首をすくめて剪定作業が本格化してきた。
いつもなら我が家の河津桜がかなり咲いているのだが、
今年はまだ数輪が寒さに耐えて美しさの前段階というところ。
収穫しておいたマザー・ヴィクトリア、ネットショップは先週から販売、
フードオアシスあつみ山田店さんは今日から販売となる。
お客様からの問い合わせに、なんとか間に合ったかなと思う。
マザー・ヴィクトリアは正式名称をかんきつ中間母本農6号といい、
キングマンダリンと無核紀州の掛け合わせで、
一度ははねられた品種だが、そのおいしさと豊富な機能性成分から
目をつけられて作られるようになったものである。
特徴は、種がはいらない、酸味が少ない、機能性成分に富む、
ジュースなど加工するととても美味しいなど。
機能性生分は発がん予防・骨粗鬆症予防のβークリプトキサンチン、
リュウマチ・メタボ予防のノビレチン、
気管支を広げる&風邪予防のシネフリン。
魅力のある柑橘であるが、まだ全国での生産量は微々たるもの。
私も作るのは簡単だと聞かされて作り始めたが、
いろいろと問題があるから生産量が増えないのだと思い始めた。
レアなフルーツとして1ヶ月ほどの販売となるだろう。
来週末にemCAMPUSにも並ぶことになる予定です。

さて無農薬フルーツレモンの方は、まだまだ収穫と発送が続きます。
心配なのは今年の異常な寒さ!
かなりレモンの木はくたびれているのではないかと・・・。
このような年は花芽の立ち上がりも遅く、
春先急激な温度上昇で実が落ちてしまう可能性大。
今シーズンは春先の温度上昇がゆっくりであったため、
作り手にとってはうまくいったのだが、その裏が怖い!
柑橘類の生理生態である、隔年結果という文字が脳裏をかすめる。

河合果樹園

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盗難被害とバレンタインギフトと#河合果樹園

2022年02月12日 20時03分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨日と今日となんとなく春の日差しを感じるようになってきた。
例年のごとく、三寒四温という文字が人々の口から覗き出すだろう。
このところかなりバタバタと仕事をこなしながら、
河合果樹園の事件簿も記入することになった。
鍵のかけ忘れから実習生の買ったばかりの自転車が盗難被害。
駐在さんにご迷惑をおかけして被害届を出したが、どうも迷宮入りになりそう。
新しくもう一台を購入する羽目になってしまった。
露地みかんは残すところもう少し。
安心するのもつかの間、加工品ができあがり納品に追われる。
これで暖かさとともに、剪定作業が右手を痛めつけることになる。
なんとか今年もインターバルをとりながら乗り切っていきたい。

あさってはバレンタインデー!
今年もホテルアークリッシュ豊橋のバレンタインギフトに河合果樹園のレモンが登場。
4本セットの内容は「三河の苺」「河合果樹園のレモン」
「奥三河蒸留所のローズフラワー」「西尾の抹茶」。
このセットはすでに売り切れという情報?
単品ではありがたいことにエムキャンパスの某女子曰く、レモンが一番人気だとか。
お世辞だとしても嬉しく、傍から見たらにやけた親父なんだろうと思う。
14日まで販売と言うことなのだが、
私的には10日も前にすでに味蕾に当てはめてしまった。
お酒をやめてから、こういったものもしっくりくるようになった。
変われば変わるものだと、大酒飲みを回想する。

そうそう!連絡事項を!
昨日、メーテレでちょうど1年前に放送された「食彩の王国」の再放送があった。
(3月から1ヶ月間、TVerで放送予定です。)
放送を見て遠方より3時間かけてレモンを買いに来た二人連れのお客様が・・・。
河合果樹園では庭先販売をしていないため、
販売している「フードオアシスあつみ」さんに行ってもらう。
今日、インスタの#河合果樹園で、無事に手に入れることが出来たことを知る。
わざわざ豊橋に来ていただいたことに感謝しながら、微笑んでしまった。

河合果樹園

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする