果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

オニヤンマの飛行とたべるならどっち!?

2015年08月23日 19時53分32秒 | 日記・エッセイ・コラム
少し秋めいたと思った朝方の温度も、台風15号の影響で逆戻り。
自分の年齢だと24度以下なら爽やかさを感じる。
毎日の肌感覚と最高最低温度計の誤差を修正して感覚を磨くのも楽しみのうちの一つ。
その24度が一つに区切りとなるのか、大好きなオニヤンマの飛行を連続で目撃。
温室の前の道路を直線的にとんで行ったり来たり。
独特のその飛び方はオニヤンマならではのもの。
黄色と黒のそのサマーデザインは、本当に勇猛に感じる。
24度という温度は、無農薬レモンやレモネーディアにとっては、
元気が出るかでないかの境界温度でもある。
夜高温では、息をするのに体力を使ってしまい
身にならないという表現が分かりやすいと思う。
私が過ごし易いと言うこととぴったり一致する。
どうも体がレモン化(檸檬儂人化)しているのだろうか。

このところちょびちょび読みで読んでいるのが、
食べるならどっち!?(渡辺雄二著)という本。
普段、あまり添加物の多い加工品は食べないのだけれど、
どうしてもと言う時の選択肢の基準がなかったので、
読んでみるととてもためになる。
今までよりさらに買い物時に、成分を見てしまうのだが、
それを一種楽しむことができるようになった。
事の発端は環境に配慮した栽培をしている事から、
自分が栽培上使うものには事細かく優先順位がついているからだ。

アメリカが全州でトランス脂肪酸を禁止したと聞く。
地域の特色として独自のスタンスで
そう言った取り組みをしていくのも地域力に繋がるのではないだろうか。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp

画像は葉上のベダリアテントウ



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抜け殻とsaakoおいしいプロジェクト

2015年08月08日 22時14分18秒 | 日記
毎日、よい天気すぎて額の汗がしたたり落ちてくる。
無農薬レモンと無農薬レモネーディアの温室は朝晩の灌水が欠かせない日々。
夕方は中の温度を下げるため樹上灌水をしている。
早く大きくなれと願いながら、葉や幹や果実からも水分補給。
露地みかんはそろそろ我慢の分水嶺に来ている。
早く灌水しないと木自体の生命にかかわることとなる。
このところよく目につくのが、カマキリの脱皮した抜け殻。
一回り大きな幼虫になるための儀式とはゆえ、
その抜け殻は妙に湿っぽい雰囲気がするのは私だけだろうか?

モチベーションを高く保ち最大のパフォーマンスを発揮するように思っていても
一瞬のことではあるが目から入ってくる情報に翻弄されることもある。
まだまだ修行がたらないのか、度を超しているのか?

さて結婚披露宴の最後で出席者に配る一生の想い出の品を、
河合果樹園のレモネーディアにしてくださった方よりお電話があった。
「*saako-oishii-life*おいしいもの&くらしのこと」と言うブログの
 「*saakoおいしいプロジェクト*」の第1弾に
初恋レモンレモネード・レモネーディアバージョンを取り上げたという連絡。
農家冥利につきる素敵な場面である。
こういったことが素直な心を刺激してくれて、毎日が過ぎていく。
ほんの少しのマイナスの部分は、それによってカバーされて見えなくなる。
当たり前のように毎年、無農薬レモンや無農薬レモネーディアを作る。
情報は陳腐化されるが、その作り方は陰に隠れてはいるがしっかり息づいている。目に見えないところで応援してくれている人に感謝しながら、
収獲までの間の緊張感を楽しみたいと思う。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp



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