果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ぴゅあライフ

2009年03月29日 14時10分55秒 | 日記・エッセイ・コラム

ハウスの扉をくぐると、明るく爽やかなシトラスの香りに包み込まれた。
そのあまりの心地よさに、すーっと胸いっぱいまで、深呼吸をひとつ・・・

そんな書き出しで、豊川市障害者しごとネットが発行する
「ぴゅあライフ」Vol.06に河合果樹園を紹介してもらった。
悠久の刻を手のひらに写しながら、自然の神秘と融合していく生業としての農業を、
すばらしいフレーズとすばらしい写真で綴った紹介ページはまるで春の息吹のようである。
こうして農業の芸術性だとか物語性といった普段評価されない視点で、
私たちを応援してくれる人たちがいるのはとても感謝感激。

ライターさん&カメラマンさん、ありがとうございます。
お二人の「自然に関わっている人のお話がとても奥深くおもしろい。」
という感想が明日への燃料になります。

この「ぴゅあライフ」は初恋レモンシフォンや初恋レモンあんぱんでお世話になっている、
あけぼの作業所さんの皆さんもポスティング作業に関わっているそうだ。
そして同じページには初恋レモンシフォンも紹介されていて、
静かに初恋サポーターが増えてきているのも嬉しい。
その他、渥美半島どんぶり街道・鈴木養蜂園さん等々が紹介されていて、
福祉と地域のつながりの重要性を伝えてくれる情報誌なのがわかる。
私にとってはすこし立派すぎる写り具合は恥ずかしいけれど、
これからもたくさんの方との出会いを大切に地域力を高められればと思います。

Purelifef

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市長室訪問

2009年03月19日 21時05分57秒 | 日記・エッセイ・コラム

5月並みの暖かさで、ナナホシテントウも活動を始めた。
汗ばむ陽気の中、なれないスーツを着て市役所農政課へ。
思いのほか道路は混んでなくて順調に到着。
今日は佐原光一豊橋市長に、先日からお騒がせしている件の報告にあがった。
どうしたら豊橋の農業が活性化するか、どうしたら豊橋に人を呼べるかを、
10分の予定を倍ほどに拡大して意見交換させて頂いた。
少し本線を脱線した感もあったが、お互いの感性価値が鋭く交錯する部分は、
会話の醍醐味ではなかっただろうか。
豊橋市に何かをしてもらうのではなく、
豊橋市に一人一人が何ができるか
の積み重ねが文化の創造に発展する。
「初恋の街・豊橋」も伝えることができて、
初恋レモンプロジェクトに感心をもってもらえたと感じた。
多くの人にお世話になり、
自分の力だけでは物事が進まないことを再認識した日であった。

Sityou

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料理王国

2009年03月11日 21時25分04秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨晩は100万本の桜で有名な桜坂設計の松井さんの講演を聴きに豊橋商工会議所に。
豊橋コンベンション協会にも顔を出し、皆さんにご挨拶。
三ヶ日のてんまり工房さんの隣で、松井さんのパラドックス理論について拝聴し
有意義な時間を過ごさせて頂いた。
その後、最近は初恋プロジェクトの面々の憩いの場となっているTHE GARDENで、
初恋檸檬の浮かぶカクテルを舌に絡ませる。
勉強の後のアルコールの美味しいこと・・・!
脳の血管が拡張し過ぎて、微睡みの世界に転げ落ちる。
やはり根っから飲兵衛です。
そして睡みを吹き飛ばす、酒井総料理長からのグッドニュース!
「料理王国」4月号“ホテルダイニングで味わう郷土食材、土地の美味”
という特集の中にホテルアークリッシュ豊橋が紹介されているというのだ。
柔軟な発想から生まれる素材をリスペクトしたフレンチ【ホテルアークリッシュ豊橋】
という見出しで、豊橋周辺地域が食材の宝庫であることも書かれている。
農家にとってはとてもうれしすぎるほど、総料理長が語ってくれています。
相変わらずかっこいい!そして河合果樹園の文字が少し照れくさい。

Oukoku2_4

Oukoku

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無農薬レモンの花

2009年03月01日 14時34分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

河津桜にはつがいのメジロ、椿の花にはみかんにとってはにっくきヒヨが
蜜を求めて行ったり来たりしている。
温かさとともに虫たちも少しずつ活動を始めるだろう。
このところの雨の多さで、雑草たちは濃い緑をまといだし、
2酸化炭素を吸収しているな~という様相だ。
無農薬レモンの収穫はのこり1ヶ月、
エンドレスの仕事がとうとうエンドになる。
もう一踏ん張りと妻と励ましながら、何とか弱音は箪笥にしまえそうである。
レモンも温度に敏感なレスポンスを示し、
来シーズンの実になる蕾や花を謳歌させだした。
レモンの木はめいっぱい草臥れているので、子孫を残す作業を強いられているのだ。
香と映像をもって心を奪われるレモンの花に、毎年のことだが春の趣を感じる。

Hana

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