果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

紅甘夏の収穫と東三河フードバレーへの道

2024年02月22日 16時49分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

今週は雨続きでまったく気分が乗らない。
間隙をぬって、紅甘夏の収穫を終えることが出来たのは幸い。
味を見てみると内容は進んでいて、来週後半にはフードオアシスあつみさんと
emCAMPUS、そして当園のネットショップで販売できるかと思う。
今年の傾向で大玉サイズがゴロゴロで、販売は長期化しそうな予感。
寿太郎みかんは来週早々には手元を離れ、貯蔵庫の空間は落ち着いている。
暖かさから来る出荷ロスが少し頭が痛かったけれど、
無事に最終版へほっとしている。
残りの無農薬フルーツレモンとレモネーディア露纏を楽しみながら、
皆さんにお送りして行きたいと思いますので、
よろしくお願いします。

昨日、新たに東三河フードバレーへの道標を担う若人が、
あれこれ相談にきて、目から鱗の話しを長々とさせてもらった。
4月から40回目の柑橘作りに突入する経験から、
既存のスキームの危うさと搾取型階層の打破が正鵠を突けば、
東三河フードバレーの道が開ける事を伝えた。
私たちの業界の正しいと思ってやっている足枷を、
多くの食に関係するそれを理解する人たちで外して行きたいと思う。
階層の上にいて舌で物事を耕す人たちが、
階層の底辺に負荷を押しつけて大切なものを壊していく事に気がついてほしい。
そうでなければ、楽しさと叡智に満ちた農業は行えない。
チーム「東三河フードバレー」、目指せ!サンセバスチャン!

河合果樹園

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出荷収穫作業の進捗と無農薬ライムへのチャレンジ

2024年02月13日 14時23分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

明日から15度超えの春の暖かさがやってくる。
赤実レモン、太田ポンカン、青島みかんが終了し、
貯蔵庫の空間は張り詰めた空気から少し和らいだ雰囲気に。
樹上で皆さんからの注文を待っている無農薬フルーツレモン、
自然栽培レモンは果皮障害が心配になってくるので、今日から大部分を収穫。
そして春風紅甘夏は20日過ぎには収穫の運びとなりそう。
庭の河津桜は昨年にちらほら勘違いの開花が響いて、
またちらほら咲きである。
きっと満開は映えない感じになるだろう。
区切りのない季節の変化に、露地みかん達もまた困っていると思う。
4月からは40回目の記念すべき農夫の営みが始まる。
何か良い企画でもと考えるが、体調次第と言うところか。

今日、無農薬ライムの温室の最高温度を25度に下げた。
それはすでに花が散って小さな実になってるものが落ちだしたためである。
またやってくる暖かさのせいでもある。
昨年は摘蕾で実を止めようとしたが、さて今年はどうしようか悩む。
少し前までは①環状剥皮、②拈枝、③何もしない、という順序だったが、
明日からの最低気温を見ていると、③が有力かと考えを変更。
正解は、もちろんお天道様しか知らないが、
経験値の針はそちらに振れる。
しばし、わくわく感を纏ったお楽しみとしよう。

河合果樹園

 

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