果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

クロコダイルダンディーが歌う豊橋百儂人伝説

2011年12月25日 14時05分20秒 | 日記・エッセイ・コラム

寒さ厳しい季節、乾燥がとてもきつい。
春までじっと絶えなければいけないみかん達の葉も寒そうだ。
無農薬レモンの生育はやっと追いついてきたかなという感じ、
1月の終わりぐらいからたくさん採れるといいなと気を揉む。

ところで豊橋百儂人で歌う、儂人版「We are the world」
「豊橋百儂人伝説」が二勝川和餅さんの作詞と黒子平鰐男さんの作曲で
巷で言われる迷コンビの手によって遂に!完成した。

百儂人の目指す「儂人道」と「新3K」を織り込んだ歌詞(下記)と
クロコダイルダンディーの歌をユーチューブでどうぞ。

You Tubeへ

豊橋百儂人伝説

じっと手を見る
自然からもらった傷跡は
やがてひとつの模様にかわり
生き様の縮図となる

食べることのありがたさを噛み締めながら、
手間を惜しまず育てることが原点のはず。
それを思い出させてくれるよき隣人と
いっしょにもう一度小さな革命を起こそう。

私たちは多くの友に支えられていることを決して忘れない。
うまくいかないとき、つらいときは
思いっきり泣いて、また笑顔にもどればいい。
自然に翻弄されながらの毎日、単純なルーティーンが生業なのだから。

すべての人と農がつながるとき、背中に羽をつけた儂人が空から舞いおりる。
我「農に生まれ、農に生き、農を生かす」 予言の言葉通り、
いつしか百の儂人が豊穣の地に集うだろう。

そしてまたじっと手を見る

じっと手を見る
握る何億の繰り返しは
内部で骨を軋ませ節を
強くたくましくする

自然に対峙し、時には受け入れながら、
諸行無常を感じることが原点のはず
気づきと発見が行動を起こすエネルギー
いつかわかる人たちから小さな喝采をもらう

私たちは多くの生き物が醸し出す恩恵を決して忘れない
うまくいかないとき、つらいときは
思いっきり泣いて、また笑顔に戻ればいい
自然任せにしかできない部分、それを否定できない生業なのだから。

すべての人と農がつながるとき、背中に羽をつけた儂人が空から舞いおりる。
我「農に生まれ、農に生き、農を生かす」 予言の言葉通り、
いつしか百の儂人が豊穣の地に集うだろう。

そしてまたじっと手を見る

じっと手を見る
研ぎ澄まされた手の感触は
機械にも優る正確さで
善し悪しを見分ける

匠の技が国を救う時代が来る
それを信じ受け継ぐことが原点のはず
行き過ぎた合理化への道が儚いと感じ
できる者から少しずつ回帰してもいいだろう

私たちは多くの生き物が醸し出す恩恵を決して忘れない
うまくいかないとき、つらいときは
思いっきり泣いて、また笑顔に戻ればいい
人が連鎖の頂点にいること いただきますを言える生業なのだから

すべての人と農がつながるとき、背中に羽をつけた儂人が空から舞いおりる。
我「農に生まれ、農に生き、農を生かす」 予言の言葉通り、
いつしか百の儂人が豊穣の地に集うだろう。

そしてまたじっと手を見る

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ひたむきに刻を重ねて働く主人公と正しい消費

2011年12月14日 21時28分42秒 | 日記・エッセイ・コラム
露地みかんの収穫も後もう少しで出口が見える。
発送業務に時間の流れがジェットコースター並みだ。
悲しいことに記憶の格納庫は、ぐちゃぐちゃで昨日のこともおぼつかない。
出口の向こうは、いったいどうなっているのか。
ひたむきに刻を重ねて働くアリさん夫婦を、
どこか冷めた目で見る人達もいるだろう。

だいぶ前のことになるが、広島から見学のお客様が来園した。
最近、そちらと縁があるのかいろいろな声が聞こえる。
ぱりっとしてスポーツでならしたような感じのかたで、
広島レモン利用促進プロジェクトチームのNさんという。
冷凍レモンをすり下ろす「豊橋方式」にいたるいきさつと
河合果樹園の経営スタンスとレモン作りの背景を説明させてもらった。
広島レモンの利用促進について絞り込むことができたというお礼の言葉をいただいたのだが、
利用促進はやはり農家のライフスタイルと一枚岩でないといけないと感じる。
主人公はアリさん夫婦が一番適役なのだ。
今でも「豊橋方式」の問い合わせが、テレビ局に来るという。
国産レモンのシーズンまっただ中、関係者からライフスタイルに取り入れてほしい。
笑い話だがお米の卸の方が「お米をみんな食べなくて困る」といっていた。
そこで朝ご飯は何を食べているかと聞くと、「ぱん」だと。
口ばかりでなく関係する人達が正しい消費をしない限り、利用促進はあり得ないと思う。






Sany0034bt


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仮想化マシンと豊橋のエジソンと総領の甚六

2011年12月04日 19時47分26秒 | 日記・エッセイ・コラム
いらない雨に翻弄され、仕事が進まない中
我が家のお仕事用メインマシンが2週間入院することに。
メインマシンというのはパソコンだというところが、
どうも他の農家の感覚とは違うかもしれない。
思い切ってWindouwsXPマシンからWindows7マシンにしたのだが、
顧客管理ソフトがXPまでしか対応していなかったので、
難解な事をしなければならなくなった。
まず、プロフェッショナルにバージョンアップし、
仮想化マシンをつくり顧客管理ソフトを動かす。
いまいち呑み込めていないが何とか仕事に支障がないようになった。
この忙しい時期に、セットアップに時間をとられ、
頭の中はごちゃごちゃ状態に。

そんな中、とある理由で購読することになった農業技術通信社「農業経営者」
という雑誌12月号に、豊橋経営士協会会長の柴田隆夫さんが「編集長インタビュー」に掲載された。
柴田さんは豊橋のエジソンといわれるかたで、
自作の機械100種類以上をつくり経営に生かしている知る人ぞ知る人なのだ。
豊橋が生んだと言っても過言ではない超個性的な人柄はもちろん全国に通用する。
「利益を生む独自の農機具開発、単なる機械オタクではありません」という見出しで、
5ページにわたる「ガハハ」のオンパレード。必見です。
私も昆吉則編集長と一夜をともにし(変な関係ではありません。)、
会話の中で農業の可能性を再認識しました。(大変だけれど)
メインマシンも百人百通り、やり方も百人百通り、それが農業!
共通なのは熱い情熱総領の甚六にわざとなれる勇気か。
つまり、stay hungry stay foolish なのである。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/



Dsc00528t


Dsc00529t


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