果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

無農薬レモンの見学2

2007年12月18日 20時04分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

少し前になるが、千葉県から無農薬レモンの見学にきてくださったお客様がいる。
その日は愛知県内からも2組の方が見学に来られて、合計3組が幻の果樹園に集合。
千葉県から来たお客様は、全国のこだわり農家を見学するのが楽しみだとおっしゃっていた。
直接、自然を相手にしている人からの愚直なお話は何よりの観光資源だと。
無農薬レモンの温室の中で安心な農産物の作り方、食べ方、そしてお互いの想いなど、
たくさんの情報のキャッチボールをする事ができ、嬉しいひとときでした。
作っている現場を見て頂くことで、支えてくれる農産物ファンが増える、いいですね~。

さてとなりのJAで、観光業者とタイアップして消費者を自分の地域の農産物観光に、
つれてくるという企画をしている。
以前から豊橋農協でも積極的にやればいいのにと思っていたのだが、
少し先を越されたと感じるのは私だけだろうか。
そういう取り組みをしていれば、キャベツを廃棄するときに、
消費者からもったいないことをするなという声はきっと減るだろう。
そして良き生活の知恵を持って、もう一つ余分に買い支えるという方々も出てくるはずだ。

休みの日であったが、気づきと学びの循環を感じた1日だった。

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恵比須講みかん

2007年12月05日 20時00分26秒 | 日記・エッセイ・コラム

早生のみかん切りも終盤になってきた。
この時期、みかんの収穫にきてくれるパートさんがほしがるのが、
縁起物の恵比須講みかんである。
恵比須講みかんとはみかんが葡萄状に固まってなったみかんで、
玄関に置くと福を呼ぶといわれている。
特に玉の大きさと形がそろった5つ玉は芸術品とも感じる。
管理不足?偶然?というと夢がなくなるので、
やはり自然界のアーティストが作った芸術品ということにしてください。

毎年、我が家の玄関にも恵比須講みかんが必ず飾られる。
河合果樹園では発酵肥料と厳納薬栽培をしているため、
この恵比須講みかんがいつまで腐らずに玄関に居続けるか?を楽しみにしている。
数年前12月に飾った恵比須講みかんが7月まで腐らなかったのは驚いた。
善玉菌の多い環境で作れば日持ちがよくなるということだろう。
以前、レモンの成分分析をしてもらったとき、
皮に含まれる抗酸化物質のビタミンEが通常の2倍あった。
そのことと腐らないことはやはりリンクしていると思う。
木村秋則さんの無農薬リンゴの話が記憶の片隅からよみがえる瞬間である。

Ebisukoumikan

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