すべてが駆け足で過ぎ去る事象に全くブログを更新できず、
ひょっとしたら行方不明かと思われてしまったのではと心配していた。
お客様あってのレモン作り、今までの軌跡には感謝してもしきれない、
支えてくださった多くの皆さまが目に見えない形で存在する。
無農薬の空間は絶えず時を刻み、作り手の予想の中で成長している。
11月20日にホテルアークリッシュ豊橋で行われた、
「農民藝術創造倶楽部の挑戦」は140名のお客様と13名の生産者、
そしてそれを支えるシェフ、サービススタッフの皆さんおかげで、
他の地域では絶対できない地産地消の楽しいイベントとなった。
これが10年後のフードバレーへと続くと信じて次のステップに行きたいと思う。
もちろんそれ以前の15年の下準備があってのこと。
無駄な努力、そんなことには価値がないということをやり続ける。
それが大きなイノベーションを産むことになるが、
どうしてもめんどくさいと目先の欲が先走る。
皆さん、本当にありがとうございました。
さてイベントの後は長野2往復。
そう!今年も無農薬レモネーディアの初しぼりが終わった。
初恋レモンの飲み物になったり、肝機能数値の改善に使われていくことになる。
生産者としては青果で販売できるのが一番良いのだが、
消費のタイミングやもったいないなど、教科書に書かれていない理由で、
こういった商品を作り始めて7年になる。
これもまた多くの方々に支えられて、元祖初恋レモンブランドとして育ててもらっている。
新年には道の駅とよはしの「22時のジュース」も加工してもらう。
長野を行ったり来たり、道中の景色の変化もまた楽しい。
今日、インスタで届いたのはエムキャンパスのおせちのお知らせ。
うれしいことに無農薬レモンが中心に鎮座している。
それも素敵に加工されて春を思い起こす料理に生まれ変わっている。
高木シェフにいろいろ説明してもらおうと思う。
たぶんミイラ取りがミイラになるというオチになる。