果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

レモングラスの病気と光合成細菌

2024年06月27日 19時21分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

週始めのむしっとした暑さで、レモングラスに病気が出てしまった。
初めて見る症状だ!と思いながら屋上農園のレモングラスが心配になる。
朝一でグループLINEで情報を共有し、対処方法を練る。
今までレモングラスは病気が出ないと思っていたので全くの驚き。
ここ10年ぐらいは何かしら初めての経験を温暖化の影響で、
経験していたがまさかレモングラスに出るとは想定外だった。
明日の大雨後に、いったんすべて刈り取ってみようと思う。
今日できれば良かったが、手をつけることが出来なかったのが、
あとあと悔やまれることにならなければ良いのだが・・・。

そんな中、温暖化対策として、また食の安全として、また資材の高騰化対策としてなど
また各方面への切り口として長年研究してきた光合成細菌について
河合果樹園で講座を開くことになった。
第一回の6月30日(日曜日)はすでに満員御礼。
第二回の7月14日(日曜日)は残り4名ほど。
河合果樹園では30年ほど光合成細菌を使っていて(著書にもさらりと)、
良い効果がだんだんと出るように10年ほど前からなってきた。
話しは目に見えないものだけに、ここでは割愛させていただくとして、
メダカを飼育して言う方々が、光合成細菌を使っている事を知ってから、
きちんとした知識として作り手と消費者へ
伝えなければならないという足跡残しだと思っていただきたい。
下記内容で行いますので、ブログ枠ということで興味のある方は
HPのお問い合わせから申し込んでください。m(_ _)m

◆7月14日(日曜日) AM10:00~(1時間半程度)
 場所:河合果樹園(豊橋市中原町字南37-1)
 内容:「光合成細菌でFarm To Tableを考える」
    失敗しない光合成細菌の作り方を学びながら農と食について学びます。
 参加費¥2000(光合成細菌4リットル分のタネはこちらで用意します。レモネード付き)
 持ってくるもの:2リットルのペットボトル2本、または4リットル1本、堅いもの
 
河合果樹園

6月24日に対象区として仕込んだもの

6月27日発酵が進み気泡が出てくる

 

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メールマガジンリンクミスとミカンのオーナー募集

2024年06月18日 20時06分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は久しぶりにメールマガジンを発行させてもらった。
ダブルタスクに陥り、大変なミスを犯してしまった。
そのミスもお客様からの指摘で発覚という、
まったくおそ松くんな状況でm(_ _)m。
本当に申し訳ありませんでした。(ToT)
就農40周年の今年はあれこれ感謝を込めての企画をと思っていても、
ミスが起きてはお客様を感謝の反対側へ導いてしまう。
また再送されたメールマガジンを読んでいただくのは、
タイパが悪く時間をこちらがいただいてしまう事になる。
う~ん!

さて遅れに遅れてしまった感があるが、
みかんのオーナー制へ向けてみかん新聞を発行してもらっているのだが、
やっとブログ上で発表できる。
というのはリピーターのオーナーさんが多いため募集は、
例年のオーナーさんに一度連絡を取って返事をいただいてから
という流れからである。
このオーナー制もたぶん20回目だと思う。
毎年、収穫祭が楽しみだと20回ずっと続けていらっしゃる方も数名いる。
人生の川の流れをひとりひとりのオーナーさんを見ていて感じながら、
自分の人生と重ね合わせて見ると走馬灯の回転スピードは加速度が増している。
一日一日は早いが、一瞬の自然の美にふと俳句を詠みたくなる時が楽しい。
今日は雨がたくさん降ったので、紫陽花がとてもまぶしい。

河合果樹園

 

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果樹園の日々と賀茂菖蒲園

2024年06月07日 08時30分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

ここ豊橋は天気の良い一週間である。
風がさわやかで、少し汗ばむが日陰に入れば心地よい。
いまだに山に帰らない鶯は褒めてくれとばかりに、
磨きの入ったさえずりを聞かせてくれる。
無農薬レモンは大きいものは人差し指台の大きさ、
無農薬レモネーディアは大きいものはゴルフボール台の大きさ、
無農薬ライムは一番化はかなり落ちてしまい2番花が順番に顔を出している状態
露地みかんは早いものは摘果作業を始めている。
そして倉庫の片付けや屋根の補修や錆びた柱などを塗装。
また温室のビニールの張替えや、傷んだ部材の交換など、
いろいろな職業になって楽しんでいる。
百の仕事をこなす、まさに蔑称とは真逆な価値ある生業だと思うのだが・・・。

先週、豊橋市の賀茂菖蒲園に恒例の菖蒲の花に癒されに行ってきた。
色とりどりの菖蒲が品種をちりばめて植えられていて、
その彩に時代の変化を感じさせられた。
目をつむるとまるで蝶が乱舞するかのように見えてくる。
昆虫好きの妄想であるが、あまりにもきれいなので久々に一句。
てふが舞う夢の彩菖蒲園
蝶は幸運のしるしの昆虫として映画の中に仕込まれていることもある。
好きな映画、「慕情」の中に何度も登場する。
蝶が飛び立っていく意味がとてもせつない。
久しぶりに映画を見返してみたくなった。

庭には梅雨を待つかのように、紫陽花が色濃くなってきた。
生産者としてはこの時季は、最近のゲリラ豪雨が心配になる。
昨年は6月2日の大雨で、自然栽培園は4か所崩されてしまった。
花を愛でながら、心は「美」の意識だけでいたい。

河合果樹園

 

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