果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ハナダイコン

2007年03月23日 21時25分32秒 | インポート

 先日の寒の戻りも過ぎ去り、またまた春めいた天候になってきた。
露地みかんの花芽も、芽の先端にぽつんと顔を覗かしている。
オオイヌノフグリ、ナズナ、ホトケノザ、ハコベなどの
草花も青春を謳歌するように咲いている。
その中で一株だけ見慣れない花を見つけた。
いつものようにサイバーショットで拡大鏡モード!
風に揺れてはいるが、手ぶれ補正機構付きなのでなんとか撮影。
う~ん、なんか大根の花に似ているな~。

夕方作業を終えて帰宅、すぐにメモリースティックをVAIOに挿入。
画像を見ながら、ネットに接続してググってみる。
すぐにハナダイコンと判明、
群落をつくって咲くそれほど珍しいものではないとわかり、少しがっかり。
ただぽつんと一株だけ景色の中に咲いている姿は、
わびさびの世界に感じる。
咲き終わるまで毎日、ちらりと見て楽しむことにしょうと思う。

Hanadaikon

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根性ヨモギ

2007年03月12日 20時56分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨日から吹き荒れている冷たい強風で、我が家のハウスも少し被害を受けた。
妻部分のPOが破れ、屋根の巻き上げ部分のマイカー線が切れてしまった。
とりあえず応急処置をするため、脚立と修理用の資材をもって出陣する。
樋に脚立をたてハウスの上に上ると、風神様がおもいっきり息を吐く。
アーチを越えて次の棟に移るときは、まともに息がかかり吹き飛ばされそうになる。
バタバタという音がいっそう風を強く感じさせる。

何とか応急処置をして下に降りようとしたとき、目に飛び込んでくる緑?
こんなところに!という気持ちになる。
ビニペットの溝にほこりがたまり、そこからヨモギが生えているのである。
乾燥と寒暖と風雨に耐えて必死に生きている根性ヨモギ。
冷たい風に温もりを奪われたけれど、植物の生命力に感服させられた。

Ca280105

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満杯

2007年03月01日 22時19分04秒 | 日記・エッセイ・コラム

Me 草むらのツクシもだいぶ大きくなってきた。観測史上最高の暖かさで進む天候は、無農薬レモンの生育を3週間ほど早めている。通年では新芽はそれほどたくさんでないのだが、今年はつぼみと同時にたくさんの芽が吹き出した。完熟栽培のため、レモンは枝に弱々しくぶる下がっているという表現がぴったりの時季である。この発育ステージだと今年は切り上がりを早くしないといけないと、少し気が急いてきた。レモンの温室の中はレモンとレモンの花と新芽の香りで満杯という感覚。その香りでアロマテラピーによる自然療法効果が得られ、気持ちはプラスマイナスゼロ?

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