果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

収穫祭と屋上農園と農民藝術概論綱要

2020年11月25日 19時40分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

早生みかんの収穫がなんとか始まり、
連休中にはオーナーさんたちをみかん山にお迎えして、
無事に収穫祭を終えることが出来た。
汗ばむほどの陽気の中、要領を得たオーナーさんたちは
あっという間にみかんを切ってしまう。
残念ながら来ることが出来なかったオーナーさんには、
河合果樹園から顔を頭に浮かべながらの直接発送となる。
NPOほの国プロジェクトのみんなのヘルプあっての収穫祭だと、
感謝の気持ちを込め、今年はレモネードとレモネームを配る。
例年の恒例として記念撮影!
若者に囲まれてしばし若返ることが出来、嬉しいかぎり。
月曜日はリーダーのろみたんがFM豊橋のパーソナリティーのお仕事でこれず、
みかん山で声を聴きながら、メッセージを送ったところ、
律儀に読んでもらいまたまた嬉しく・・・。

収穫祭の前ではあるが、名豊の跡地に出来るemCANPUSの建設現場の
見学会に参加させてもらった。
低層階の屋上に作る屋上農園の場を目で確かめるのが目的。
そこには奥三河の間伐材で作る升プランターに東三河の農産物を植えて、
普段目にすることのない生育過程や植物の持つ美しさを作品として陳列することになる。
ある程度の生育ステージまでは個々の参加農家に委ねて、
それから屋上という過酷な環境に持って行く。
さて私たちの作品は、その環境の中でどのように順応し生長して行くであろうか。
もちろんそこには作り手という美の創造者の臨機応変な対応は不可欠。
このコンセプトはおよそ100年前(1926年)に宮沢賢治が書いた、
農民藝術概論綱要を読み解きその本質に迫るものである。
そして新聞紙上でご存じの方も多いかと思うが、
見上げる壮大な銀河は東三河フードバレー構想
豊饒の地にどれだけ舞い降りる人が増えるか?
それは農民藝術概論綱要の結論に書かれている
「我らに要るものは銀河を包む透明な意志、巨きな力と熱である」ということになる。

河合果樹園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現状と巻誠一郎とcovido-19感染プロセス抑制

2020年11月15日 20時53分55秒 | 日記・エッセイ・コラム

例年ならとっくに早生みかん収穫まっただ中にこぎ出している頃。
今年は遅れて収穫の嵐となることがほぼ決定している。
年内いっぱい、繁忙期となるのは仕方がないところ。
ただ、無農薬レモンの温室7アールは改植中で、
温室みかんの温室も7アールの改植準備を整えたところなので
その分、時間配分はうまくいくだろうと推測している。
さて予測は当たるだろうか!

久しぶりに農業共済新聞(いま伝えたい)にふと目をやると、
サッカー元日本代表の巻誠一郎選手が2年前からトマト農家に
転身しているという記事が飛び込んでくる。
読みどころは「農業とサッカーの共通点」という部分。
それは瞬間の問題解決を求められるところと
今あるものを最大限利用しての物作りをするか、そう彼は言っています。
常に判断の連続の中に身を置くことと知足の心だと咀嚼し、
私も全く同じ考えだと思いました。
ただそれには、宮沢賢治の農民藝術概論綱要の序章に書かれている、
常に俯瞰する目を持っていることが最適解への道だと個人的には思う。
巻誠一郎さんには、熊本で農業という第二の人生で
また大成してもらいたいと願うところである。

今日、イタリアのカラブリア地方の方のインスタグラムに、
ベルガモットの効能について書かれていました。
ベルガモットつながりでフォローし合う中、貴重な情報となりました。
ローマのラサピエンザ大学とあと二つの大学の共同研究です。
翻訳機能で日本語に変換しているので、少々誤訳もあるかもしれませんが、
柑橘類の精油パワーは以前から研究されていることなので、
やっぱりなというように私は感じてしまいます。
レモネーディアもたぶんしかり!
下記画像をご参照ください。

河合果樹園

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収穫祭決定と東三河の新しい味覚とBSコンシェルジュ

2020年11月05日 20時06分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

日南1号の出荷も終わり、今年は早生みかんの収穫まで少々間が開いてしまう。
毎年のみかんのオーナー制度収穫祭は21日と23日に決定した。
新型コロナウイルスの影響で生産者交流会は中止、
登録会は雨露が多くて泣く泣く中止した。
そのため管理人である私がオーナーさんのみかんの木を、
皆さんの顔を浮かべながら選定させてもらい、CDのキラキラがまぶしくなった。
今の時点では、ヒヨやメジロの被害は少なく推移しているので一安心。
農業経営士の友人で苺を作っているOさんは、苗に除草剤をかけられる被害に。
どんなにつらいだろうかと人ごとではない気がして仕方がない。
ヒヨやメジロなんて些細なことのように思えてしまう。

10月26日から、「東三河の新しい味覚を楽しもう!」という企画が始まっている。
今日やっと我が家屋にチラシが届いて、そのディテールがやっと頭に入る。
豊橋百儂人と関連の人を含めると打率は5割になる。
チャレンジ精神旺盛、サービス精神旺盛を持ち合わせ、遊び心と相まって
東三河の食は、他の地域と一線を画していくことになるだろう。
河合果樹園からは10月1日に生まれた、初恋レモン・ノンアルコールクラフトビール。
魚貝三昧げん屋さんから30周年を祝うものとして、
お話しをいただいてできあがった商品である。
無農薬レモネーディアと4種類のホップで作ったもので、
ホップの香りを楽しむ新感覚のノンアルコールクラフトビールにできあがった。
炭酸は軽く、ビール通の人には物足りないだろうが、
げん屋さんではビールの苦手な女性にはこの新感覚が受け入れられているらしい。
人間は経験していないものには拒否反応を示すという。
レモネーディアも最初はそうだった。今はレモンより人気がある。
ものの評価は研ぎ澄まされた5感の上に立つ、第6感が必要!
新感覚は感性に従って味わってほしい。

4月に放送があったBSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」から、早7ヶ月が経った。
今度はNHK「BSコンシェルジュ」という番組に、
そのときお世話になった深沢邦之さんがゲストで出演されます。
撮影当日は無農薬栽培談義に花が咲き、共感回路にたくさんの電流が流れたことを思いだす。
今回はニッポンぶらり鉄道旅の放送内容が回想?される予定です。
放送は下記日程になります。
11/13(金)12:20~12:43(総合TV)
11/13(金)14:00~14:23(BS1)
11/14(土)6:00~6:23(BSプレミアム)

河合果樹園

カンボジアの実習生に富士山を見せに!新倉山公園へ。しゅう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする