果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

早生みかんのお歳暮とMarche&Cafe hana・yasai(はなやさい)の恋するみかんと作詞家たちばなけい

2019年11月24日 09時43分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

寒さで震ったと思ったら、一転汗ばむ陽気に逆戻り。
雨もふんだんに降り、春草が少し勢いづく。
みかん園にあるホースの上ではナナホシテントウが、
日向ぼっこをしながら、物思いにふけっている。
早生みかんの収穫は前半戦、
しかし例年の経験はお客様の頭にしっかりインプットされていて、
ぼちぼちとお歳暮商戦が始まってしまった。
農産物は気候の変化で前後に収穫ピークが行ったり来たりするが、
人間の感覚はそれと連動しないのが世の常。
臨機応変に対応する技量も農業技術だと諭しながら対応していこうと思う。

お世話になっているMarche&Cafe hana・yasai(はなやさい) 豊橋本店と、
くくむ市場「恋するみかん」をお歳暮として販売していただくことになった。
農薬を厳しく納め、無化学肥料で栽培する河合果樹園の手選別早生みかんが、
そのバックストーリーと「恋するみかん」という題の詩を伴い、
素敵なBOOK調の箱に収まり、
皆さんにみかんプラスアルファの味をお届けする。
担当のKさんにほだされ、作詞家:たちばなけいが書き下ろした恋するみかんの詩は、
ときに甘く、ときに酸っぱいみかんの横顔が・・・。

まだ発表は控えてくださいという指令の下、箱に入る詩を私も楽しみにしている一人である。
みかんだけでなく、無農薬レモネーディアとみかんのセットもあり、
また初恋レモンの詰め合わせなども選べる。

もう一つ、はなやさいさんでリンゴとレモネーディアのフルーツボンボンが期間限定で食べられる。

河合果樹園

 

 

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2019収穫祭と農業ビジネスveggieと高リモネンレモン

2019年11月14日 07時36分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

みかんのオーナー制の収穫祭も前半戦を終えた。
収穫祭はNPOほの国プロジェクトの皆さんの協力のおかげで、
みかん山に笑いのトルネードがおこり、落ち着いた収穫祭から少し脱皮した。
ユーチューバーや着ぐるみやドイツからの留学生やフィリピンからの実習生やら、
多様化の中で私も本当におなかの底から笑わせてもらった。
たくさんのオーナーさんと記念撮影をして、
もはや肖像権は雲の上に飛んで行ってしまった。相変わらず。

イベントも終わり息つく暇もなく、今日から早生みかんの収穫に突入。
現在の収穫物は、早生みかん、無農薬レモン、無農薬レモネーディア、
自然栽培レモン、そしてもうすぐシーズンが終わる初恋リーフ。
いろいろな作業が交錯するなか、頭と体をフルに使って年末まで駆け足だ。
今年もクリスマスソングは、すべての感覚から外しておこうと思う。
温暖化の影響で遅れて収穫に入ったことで、少々先行き不安なことになりそうである。

さて農業ビジネスveggie 2019 Vol.27 秋号の
見開き4ページで恥ずかしいほどの見出しで紹介してもらった。
かなり内容の濃い雑誌でトレンドを読んだ知識の集積には編集する方々に頭が下がる。
からだにいい〉が売れる!という見出しの記事はスクラップもの。
今売れ行くものの条件として、「健康、フォトジェニック、昭和レトロ」の中で、
いつの世も絶対的価値観の上にあるのが健康である。
だからこの記事は必読。
読んでいてふとひらめいたのは、高リコピントマトから高リモネンレモンという言葉。
レモネーディアは皮に薫り成分のリモネンがレモンの数倍含まれている。
逆時系列で振り返ってみると、それを分析してくれたのは某大手食品会社。
そしてリモネンの効能を教えてくれたのは、徳島大学のリモネンの研究者。
そのまた原点はNHKラジオ深夜便の明日への言葉への出演。
まるで仕組まれたようにプラスの連鎖がおこり、
多くの人が意に介さなかったレモネーディアの価値が爆発した。
そう!レモネーディアは高リモネンレモンなのである。


河合果樹園

 

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着色の遅れと無農薬の子達とスペシャルファーマーズコレクション

2019年11月05日 19時22分11秒 | 日記・エッセイ・コラム

早生みかんの着色が遅れているため、
ここ数年連続で収穫していたルーティーンを諦めざるをえない。
もう10年以上前から、極早生みかんは秋剪定を、
収穫が終わった瞬間に取り組んでいる。
温暖化の影響で仕事自体も変化させてきたが、
タブーだと言われていた秋剪定も、某農業雑誌で技術員が説くようになってきた。
自然の変化を時代の変化と受け止めて、
農業会の出荷基準などは見直しをしなければいけないと、
予言をしておこうと思う。

さて自然栽培レモンは寒さで元気がなくなり少し心配。
無農薬レモンも乾燥でやや成長が鈍く・・・。
無農薬レモネーディアは順調に成育中。
みんな寒さに耐えるために、少しずつ糖分を蓄えていくことだろう。
これから年末まで超繁忙期となる。

3日にホテルアークリッシュ豊橋で行われたスペシャルファーマーズコレクション。
120人以上のお客様に出席していただき、無事に終えることができた。
豊橋百儂人10周年を祝うディナーパーティーとして、
ホテルの企画に参加させてもらったことは13人の儂人にとって、
将来の大きな糧になったことは確かである。
総料理長から「今まで開催したホテルイベント以上に
お客様を笑顔で送賓することができました。」とお言葉をいただいた。
確かに帰りの見送りの際、皆さん笑顔笑顔だった。
こういった一定レベル以上の農家を集めての
相互交流型のディナーパーティーは全国でも珍しいであろう!
さて華やかなステージの後は、各自園地に散り、泥臭い仕事に復帰したはず。
原点を忘れないように、農民的豊かな眼を鍛えて次のステージにまた!いこう!

河合果樹園

 

 

 

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