果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ヒメカマキリと初恋レモンラーメン

2016年07月21日 08時08分45秒 | 日記
暑さ本番!暑さを助長するアブラゼミが数日前から勢いを増してきた。
少ない肥料で栽培しているのに、雑草だけは元気がいい。
まして果樹園として好ましくない草が特に元気がいい。
土の中の菌が暴走しているのか、雨の中の肥料成分が多いのか、
地球の波動が原因なのか、単純に温暖化が原因なのか、それとも複合的なものなのか。
作り手は新たな技術を求めて、常に船を漕ぐことを要求される。
一緒に漕いでくれる多くの賛同者が増えてくれることを祈りたい。
昨日は今年植えた苗木に液体肥料を与えに、みかん山の最高度に!
荒れているみかん園というより森に戻ってしまったというほうが、
ぴったりくる場所が多く、この付近だけで毎年ナナフシを見る。
きっと彼らが好む何かがあるのではと妄想する。
そんなところ人生初めて、ヒメカマキリを発見。
ちょっとでっぷりしているのは卵を持っているのだろうか?

運よく接写することができたのはよかったが、その後エンジンが・・・。(T_T)

さて一昨日、ホテルアークリッシュ豊橋3Fガーデンにて初恋会議を行った。
相変わらず伸びしろの大きな面々と近況や未来について語り合う。
常に足元を掘り、泉を噴出させる行動と天衣無縫の関係は、
初恋レモンつながりだということが大きい。
昨年、レモンラーメン「初恋レモンふわとろフロマージュ」で奇才を放った、
岡崎の日本晴れさんが今年の新作を発表。
それは、「三河もち豚コク旨ベーコンレモンクリームまぜめん」!

食べたことのあるTさんによると、昨年を凌駕しているらしい。
何とか時間を割いて、初恋レモン探偵社もリサーチに行かなければ・・・。

詳しくはこちらからどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/kawaikje/20160720




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あったかキッチンまあるいおさら&五味・五色・五法

2016年07月09日 20時10分52秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨夜から降り出した雨は、上着が必要なぐらい冷気を運んできた。
そのせいか、今日の夜はカエルの心地よい歌声が、
凪の中こだまして久しぶりによく伝わってくる。
露地みかんは石窯から吹き出す熱波のような、
天候に痛めつけられていたので一息ついたはずだ。
初恋リーフの成長速度は、湿度の高い気候に左右される。
ネバネバ成分のムチンを含有しているので乾燥にも強いけれど、
食べるのは水分いっぱいシャキシャキ感があるほうが断然美味しい。
夏の牡蠣と呼ばれるほど亜鉛が多いのも特徴だ。
5月にオープンした豊橋市山田三番町のあったかキッチン「まあるいおさら」で、
常時ではないが食べることができる。
初お披露目の時は、あっという間になくなったと担当者に教えてもらった。
作り手としては、害虫と戦いながら作る漢方野菜なのでなおさら嬉しい。

お店がいつも混んでいることと、私の仕事が混んでいたことが有機的に絡み合い、
なかなか団らんタイムを味わいにまあるいおさらに行けず・・・。
しかし、とうとう夕方の一瞬の間隙を突いて行くことができた。
私たちが入って数分すると席はほぼ満席、入店タイミングは涙が出るほど良かった。
木のぬくもりいっぱい、明るさいっぱいの中、
ご馳走定食+カラフルベジタブルビュッフェをいただく。

このところ、どこも料理の色合い重視路線。
先日の河合果樹園経営塾で覚えてもらった、「五味・五色・五法」に当てはまっている。
目で食べる部分を大切にするお野菜ふんだんビュッフェ、
7年前に高橋がなりさんとお話しした新宿の「農の台所」を思いだした。
やっとではあるが豊橋の皆さんに受け入れられる時が来たのだろうか。
今の平均摂取カロリーは戦後より低いと聞く。
空腹を満たすだけの食から、目や頭や健康まで意識した食に、
農家がどこまでアプローチできるのかという一種の負荷といったらいいだろうか、
柑橘類の作り手としては考えさせられる部分もある。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp





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