果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

受け入れと月刊藝儂人マガジンと俳句

2013年01月23日 20時45分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

無農薬レモネーディアの温室の中では、日中の暖かさに休眠打破されたのか
ナナホシテントウが葉っぱの上でひなたぼっこをしていた。
食べ物(アブラムシ)より早く活動することは
自然の摂理に反するのではないかと心配になる。
同様にクサカゲロウの成虫も、
まるでティンカーベルを彷彿させるかのような飛び方で枝から枝に移っていく。
彼らのDNAに違うスイッチが入ったのか?
自然の中には本当に不思議なことが多い。
私の好きな言葉、エドガー・ミチェルの「あり得ないことが起こった時、
それを間違いとしてみるのではなく、自分の知識の欠落として考え直す事ができる
人間であってほしい」を思い出す。

とにかくまず、受け入れてみよう!食わず嫌いにならないように・・・。

昨晩は今年初めての初恋会議をいつものホテルアークリッシュ豊橋3Fガーデンで。
美味しい料理を食べながら毎回違うゲストを招いて、
ほんの少しの研鑽を目的にお互いの通い合う部分を探し出す。
いいメンバーといい料理といいお酒が感覚の鍛錬に結びつく。
毎回、いい勉強をさせてもらっています。
今回は某自販機会社の社長を務める高校時代の友人がゲストとして参加してくれた。
無農薬レモンや無農薬レモネーディアでの素敵なレモンライフを実践しながら
豊橋の農業についても興味を持ってくれていて、
地域の基幹産業としての地位を認めてくれているところは本当に頭が下がる。
感覚も矢を射っていただけあって、的を外していない。
ひょんな会話から、彼がメルマガの「月刊藝儂人マガジン」で俳人としてデビューすることに?
早速、彼が一句。「儂に生く 友がつくりし 檸檬に集う」
私も早速返句? 「友来たる 檸檬肴に 盛り上がる」
お粗末様でした。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

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寒さと欧州檸檬とレモン鍋

2013年01月11日 19時52分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

2013年、初めてのブログです。
皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も本当によろしくお願いします。

毎日、極端に寒い日が続いています。
誰だ!暖冬だと言ったのは・・・。
ここ3年、冬の寒さ厳しく秋の温暖化と裏腹の関係に。
寒さが厳しいこの時季は、みかん園の防風林を伐る作業をしている。
体を動かす作業は実はもってこいなのである。
脚立の上に上って、細葉(マキ)の頭の部分を伐って樹高を下げる。
かなり危険を伴う作業なので、経験値がかなり必要である。
一歩間違うと自分の方に倒れたり、はねた枝が襲ってくることもある。
幸い今まで怪我をしたことがないのは、いい巡り合わせだと思うけれど
ひやっとしたことは何度もある。
昨年チェーンソーが壊れたので、超軽量のものに買い換えた。
非常に使いやすく・・・、やはり○○と何とかは新しいものがいいということか?

そんな寒さの中、無農薬レモンと無農薬レモネーディアは寒さに対抗するため、
必死で自分の体が弱るのと引き替えに糖分を蓄えている。
木の上でレモンイエローになった果梗枝の細いレモンは、究極の味になっていく。
通常日本では再現できないことから、お客様からは欧州檸檬なる名前をいただいた。
そう!あちらで食べるレモンだそうなのである。
気候の合わない日本でそれを再現するのは、気付きと発見から生まれた技術である。
寒い季節、鍋料理の回数も多くなると思う。
あっさりとした塩味の鍋に、「豊橋方式」なるレモンの皮ごとすり下ろしを薬味にする。
そう!豊橋発究極のレモン鍋
ホームページを立ち上げた頃から提案していたレモン鍋に時代が追いついてきた。
賞翫しながら食べる人達が増えてきたのが・・・、その理由かもしれない。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

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