果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ベコフと粘土団子

2010年11月22日 19時36分59秒 | 日記・エッセイ・コラム

早生みかんの収穫も本格的になってきた。
メジロやヒヨの鳴き声を聞いていると、
みかんを作った人間の方が泥棒といわれているみたいに感じる。
先週、相変わらず初恋を回想してはニタニタしている初恋レモンプロジェクトのメンバーで
ホテルアークリッシュ豊橋で会議と親睦会を行った。
今回は環境テクシスの高橋さんとフードオアシスあつみの渡会さんをスペシャルゲストに迎えて
リサイクルや流通についていろいろと学ばせてもらいました。
この厳しい会議の楽しみが、出されるスペシャル料理である。
メンバーすべてが地域興しと食に関係する仕事を持っているため、
今まで他味わったことのない料理にいつも舌は興奮状態になる。
三浦シェフや吉野シェフの説明を聞きながら脳内ホルモンも急上昇。
至福のひとときとはという投げかけに、この瞬間と答えてしまう。
フランス・アルザス地方のベコフと魚料理を河合果樹園の無農薬レモネーディアで
アレンジした絶妙のセッションがすばらしかった。

ブログで伝えきれないのがいつも残念に感じる。

最近はこんなお話ばかりだがちゃんと研究と実践も早起きしてやっている。
夏のある出会いから自然農に感化されて、粘土団子をだいぶ前に作って撒いておいた。
温度も低くなってきたので、ペットボトルをかぶせておいたら発芽した。
これから寒くなるが、ちゃんと育ってくれるだろうか。
そしてこんな事がおもしろくなってきたのは年齢なのか瞬間的現実逃避なのか。
みかん類とはまた別物の野菜の小さな生命力に心癒され、
プロの方程式に当てはまっていく。

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食欲の秋とベータパワー

2010年11月05日 07時29分44秒 | 日記・エッセイ・コラム

食欲の秋というのは、体も気持ちも食い意地が張る。
ついつい美味しすぎて食べ過ぎてしまう。
秋の味覚の松茸がとても豊作だと、取引先のSさんに教わった。
Sさん自身も山に入って1.5kgを手中にしたという。
そんな話をしながら仕事の反省会の中で土瓶蒸しをいただいた。
松茸のつゆを味わいながら黒霧島のロックを飲む。
口内調理はとても良い塩梅である。
ほどよい飲み過ぎに浸りながら反省会は幕を閉じていく。
Sさんを送りながら、秋風が酔いをすこし奪ってくれたが、やはりばたん休だった。

次の日は重いからだで起きるが、5年半ほど続けている「朝フル」でデトックス。
排泄の機能をフルに高めて、すぐに休止モードから復旧する。
これも果物のパワーだと、生きた食べ物の力に感謝する。
これからみかんの本格的なシーズンが始まる。
自分で作ったみかんを食べない(食べれない)人も多いが、、
自然の味の魔力に手が黄色くなるのは例年のことだ。
体をさびさせないその黄色の成分はベータクリプトキサンチンといい、
発ガン抑制、骨粗鬆症予防に効果がある。

一時、お店のPOPにはその言葉がかなり踊っていたけれど、
すぐに忘れられてしまうのは私たち生産者の努力不足だとある意味思う。
消費は継続的なファンづくりがものを言う。
ドールのラクタンバナナ(クエン酸が1.5倍ある)のCMを見て、
果物消費1位の理由の一つがわかる。
がんばれみかん!がんばれベータパワー!

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

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