果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

老化抑制と平原誠之ワールド in 輪違屋糸里

2017年03月31日 20時57分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
オオイヌノフグリの花が可憐だ。
梅田川の堤防の土筆も短い命を謳歌している。
無農薬レモンの収穫も残り10日ほど。
無農薬レモネーディアの少加温ハウスは満開を過ぎ、
落ちすぎないように注意が必要な時季になった。
毎日、色々な作業が交錯するため頭の中はどうしても活性酸素との戦いになる。
だから!レモンと思っていたところにビッグニュースが・・・。
下記、引用させていただきました。(鍵かっこ内)
「サッポロホールディングス(株)は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)および
名古屋大学 鍋島俊隆名誉教授(注1)とともに、レモンポリフェノールの長期摂取が、
老化促進モデルマウスの老化を抑制することを確認し、
その研究成果を日本薬学会第137年会(2017年3月24日~27日 会場:仙台)で発表しました。」

長期摂取と高濃度というハードルはあるものの、
体にぴったり来れば何らかの効果はありそうだ。
それとヘスペリジンや糖&クエン酸との相乗効果から想像すると、
皮ごといただくレモンのポテンシャルはやはり潜在意識を高めてくれることになる。

果汁の23倍のレモンポリフェノール(エリオシトリン)が含まれる皮、
南雲先生の言葉「丸ごとこそ完全栄養」が記憶の箪笥から引き出された。

話変わって、情景ピアニスト(私の表現m(__)m)の平原誠之さんが、
このたび映画「輪違屋糸里~京女たちの幕末」(原作浅田次郎)の作曲をされました。
ピアノが飛んでくるのではないかと思えるほどのパワフルな演奏が、
音楽にはとんと疎い私の心を揺さぶって、虜になった数年前。

だから映画もとても楽しみということに。
レモンつながりで知り合った方から、いろいろと教えてもらい
それが過去の記憶とPPAP状態になることが多い。
輪違屋糸里はよくよく考えてみるとだいぶ前に、
上戸彩主演のテレビドラマを見たことがるのに気づく。
今回は主演は藤野涼子、そして準主演は豊橋ふるさと大使の松井玲奈
舞台となった壬生寺や芹沢鴨が殺された八木邸を観光したことも思い出す。
さてすっかり想像の世界へ投げ込まれた自身の妄想は膨らむ。
もちろん豊橋百儂人のテーマ曲もそうである。
つながり転がり込む正のスパイラル、どこまで楽しまさせてくるのだろう!

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/



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渥美半島なの花祭りと無農薬レモン挿し木苗

2017年03月23日 11時01分53秒 | 日記
山のみかん園、暖かい南向きの斜面にヒシャシャギの花が咲き始めた。
人によってはいい匂いとは思わないかも知れないが、
年齢と共に私にとって春の匂いとして心地よさを伝えてくれる。
だいたい、このときの仕事は剪定作業。
インプットというのは恐ろしいもので、頭の中は剪定作業はヒシャシャギの香り。
本来であれば柑橘類の香りとなるのだろうから、不思議だ。
一句詠む、ヒシャシャギの香りに押され手が動く

この間の日曜日、渥美半島菜の花まつりに出店させてもらった。
年に3回ほどしか出店しないのだが、担当者の方の熱意に絆され
地域の元気啓発の意味も込めてということだった。
当日は天候にも恵まれ、遠方からまた海外から7000人ものお客様がおこしになった。
河合果樹園の初恋レモン、「初恋の味はいかがですか?」というフレーズで、
多くのお客様のはにかんだ笑顔を引き出せたのではないかと思う。

若いカップルではにかみの延長で、
甘酸っぱくもほろ苦い初恋レモン・レモネードを飲んでいただいたり、
香港からのお客様が珍しそうに買ってくださったり。
中国語(普通語)で説明したのだけれど、
日本人が中国語を話すとは思っていなかったのか、
通じるようになるまで少しの間があった。
たまたま中国語の説明書も持っていたので、お渡しできたのはラッキーだった。
準備しておくことの大切さ、あらためて感じた1日だった。


今日からネットショップ果樹園の初恋で、無農薬レモン挿し木苗の販売を開始した。
手間を惜しまないアクションがある方のブログで紹介され、
かなりの問い合わせが当園にやってくる。
ここまで大きくするのに、石の上にも三年。
当然、害虫の発生時期は葉がやられて成長は著しく劣る。
害虫のいない時季にいかに成長させるかが鍵だ。
部屋の中で肥料と水を切らさないで育てるのがコツ。
栽培管理は著書で紹介されているので見て頂ければ幸いです。


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無農薬フルーツレモン販売再開とドラキュラ

2017年03月07日 20時17分38秒 | 日記・エッセイ・コラム
冬の風神の風袋はまだまだたくさんの冷たい空気がはいっているようだ。
今日は無農薬レモネーディアの温室の中で剪定をしていたら、
雨混じりのあられが降ってきた。
温室の中にいるとこれが雷神の雷太鼓の音のごとく聞こえる。
風神雷神の競演に、暖かい温室から出るとブルときてしまった。
無農薬フルーツレモンは販売を再開して、
少しずつ収穫して皆さんにお送りさせてもらっている。
この時季は果汁も豊富で、本来のレモンらしさを兼ね備える。
レモン酢を作るならこのタイミング。
昨日もお客様からのお電話で、グリーンレモンでの失敗談を聞かされた。
無理してお客様に勧めなかったのは正解だったということだろう。
何度も私が指摘しているように、流行と生産と販売のミスマッチなのだ。
こういった場合、忘れ去られるのも早い。
文化としてのバックボーンは繊細さを要求される。
繊細さを大切にして、天命クラブを過ごしていきたいと思う。

少し前だけれど豊橋市内某所にあるルーマニアワインを扱うお店へ、
豊橋百儂人サポーターお買い物クラブ代表のTさんに勧められて立ち寄った。
店の名前は日本語に訳すと芸術姉妹という。
プルーンだけを煮詰めて作ったジャムをまず手に取る。
これはTさんにレクチャーされた既定路線。
辺りを一通り見回すと、ガチッと感性にはまるものが・・・。
月をバックに舞うコウモリ、ボトルがやけにお洒落に見える。
二羽というのか二匹というのか、困ってしまうのはイソップの刷り込みか。
このボトルはプルーンを原料にしたブランデーで、
香りはお酒を吞めない人でも誘惑されそうな芳醇さ。
アルコール度数が50度と高いので、飲みすぎとカロリー過多には注意が必要だが、
行ったことのないドラキュラ城を想像しながらという楽しみもある。
レモンライフ研究家としてはレモンを一緒にと思うのだが、こればかりは邪道だと思いとどまる。
ルーマニア美人とたまたま居合わせた社長さん曰く、
「現在輸入ができなくて日本に二本しかない」という。(洒落ではないです)
その一本が私の手中にあるというのも、Post Truthなのだろう。


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備忘録としてのブログと三遠ネオフェニックス

2017年03月01日 19時52分25秒 | 日記・エッセイ・コラム
我が家の河津桜は二分咲きぐらい、昨年より遅い進み具合、一昨年と同じか。
それを確認するのに便利なのが12年ほど書き続けているこのブログ。
ブログ内検索で調べたり、一年前の記事がgooブログから時々配信されるので備忘録ともなっている。
先日の配信は、「虫たちと作った世界に一つだけのレモン」という記事。
そう、早いもので出版してから一年たったのである。

本に書いたのは15年度までだけど、その後相変わらずあれやこれやあって苦労は増殖中。
gooブログは毎日どんな記事が読まれているかのベストテンが分かる。
ちょっぴり楽しみでもあり、自身の復習にもなり、原点回帰にはもってこいである。
ここ数か月、なぜか過去記事がベストテンにたくさん表示される。
不思議な現象だと、いろいろと想像力を働かせるのも脳の活性化だろう。

日曜日に、三遠ネオフェニックスの応援に豊橋市総合体育館へ出かけた。
豊橋百儂人の面々が地域に愛されるこだわりの商品を持っていき、
敵味方なしにブースターの皆さん販売することで、
地域色を出して三遠ネオフェニックスを応援させてもらっているご縁からだ。
スポンサーになれるほどの力はないけれど、こういったことで黒子として応援できるのもいい!
今回は愛知ダービー、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの対戦。
不死鳥という名の所以というほどの死闘は、久しぶりに燃えさせてもらった。
2回の延長戦で勝ち取った勝利、満員御礼の体育館の熱気はほんとすごかった。
赤一色にするという気概、それが伝播していくのが手に取るように・・・。
地域の文化として数年後が本当に楽しみに思う。
これからの売りは多様性、その多様性のバランスがいいのがここ豊橋。
頑張れ!三遠ネオフェニックス!

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