果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

おなかの大きなカマキリとスペシャルファーマーズコレクション

2022年10月25日 17時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

日が短くなると同時に、10月が駆け足で過ぎていく。
朝凪は植物たちの細胞を潤し、大きく成長するのを助けてくれている。
1ヶ月超の極早生ミカンの収穫を終えることがやっとという感覚でできた。
それだけ納得がいかないという心理が根底にあるということ。
負担の軽くなったみかんの木は昼間の温かさを満喫して、
葉は嬉しそうに立ち上がっている。
来年への管理作業が連続でやってくることになる。

このところおなかの大きなカマキリのメスを何匹も捕まえている。
手で首根っこをつかむと、必死で釜を私の指にひっかけて少し痛い。
しかし温室の中で卵からかえった幼虫に働いてもらうためには、
痛さより心地よさの方がもちろん上だ。
卵を産んでくれることを祈ることとしよう!

今週の日曜日10月30日は初恋の日である。
島崎藤村の有名な初恋の詩が発表されたことから、
小諸にある藤村のゆかりの旅館、中棚荘により申請したのである。
その日はホテルアークリッシュ豊橋でレモンづくしのランチに、
私が少し洒落てお客様にレモンのことについて説明をさせてもらう。
うれしいことにフライヤーを準備する間もなく満員御礼となった。
今回も楽しい仕掛けと、頭で味わレモン料理の説明を準備していく。

また11月20日(日曜日)は農民藝術創造俱楽部の
私を含めた生産者13名の生産物を味わう
ディナーパーティーがスペシャルファーマーズコレクションとして同ホテルで開催される。
秋の深まりとともにおいしさを増す、
この地域の農産物をあっと驚く料理に生まれ変わらせてもらい、
堅苦しくないお客様との触れ合いに生産者がチャレンジする企画です。
すでに2019年に豊橋百儂人でも行った企画の発展形で、
その時はこんな楽しいパーティーは初めてだと関係者全員の顔がほころんだ。
今回もそうなることを願って秋の夜長にひとり思いにふけっている。

河合果樹園

 

 

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季節の移ろいとビブマルシェと笹子島コテージ

2022年10月12日 07時35分08秒 | 日記・エッセイ・コラム

季節の移ろいが足早にやってきて、植物たちは少し戸惑っているように感じる。
そろそろ無農薬グリーンレモンの収穫も始めることができそうに。
スタッフからはシークワーサーも大きくなってきたと報告があった。
極早生みかんの収穫は折り返しにはいり、抜き切りの能率はだんだんと低下していく。
河合果樹園の収穫できるものたちは、フルラインナップへと。
緊張感だけが先走りしながら、忘れっぽくなった脳に鞭を入れる。

今週の日曜日に名古屋市のRestaurant Vive(ビブ)で開催されるマルシェに
豊橋百儂人のエースの儂人さんたちが出店します。
マルシェだけではなくシェフの屋台料理があったりして、
旬の農産物とシェフのコラボの料理となるそうです。
河合果樹園からは、昔懐かしい運動会みかん、無農薬レモネーディア、
無農薬ライム、無農薬ベルガモッモット、テバシイがお邪魔しに行きます。
所用でいけないのがとても残念です。

話変わって、連休を利用して呉市まで行ってきました。
昭和の雰囲気を残した海岸線を走り、宿泊地の笹子島コテージへ。
土地の雰囲気とは真逆な雰囲気を放つその場所には、
F.H.ROYCE Museumに併設のコテージでその中のコレクションが異彩な光を放つ。
そう!ロールスロイスがたくさん展示されているのだ。
個人的には手の届かない別世界なのと、
そういった知識も持ち合わせていないのでさっと見ただけだが、
松田聖子が某CMで共演した個体はじっくり拝見させてもらった。
翌日は三谷春酒造見学、そしてその2階にあるオーナーの花嫁衣装コレクションも。
花嫁衣装は古き良き時代の日本の藝術作品という位置づけの貴重品。
時代の流れを考えさせられるよいものを見せてもらいました。
農業も今の流れを見直す部分が実は周回遅れのトップランナーだと感じました。

河合果樹園

 

 

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