果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

一区切りと灯籠で飾ろう二川宿

2015年07月26日 19時53分29秒 | 日記・エッセイ・コラム
太平洋高気圧を待ち望んでいたかのように、蝉たちが必死で鳴いている。
短い命を必死で謳歌していると思うと、不思議とうるさく感じない。
みかんの樹の根本にある抜け殻は8年間という時間を考えると、
若い頃、一直線ながむしゃらさの必要性に行き着く。
たかだか32回目のみかん作りだけれど、作型や品種や施設化でその数倍の経験が宝物となる。
精神的に追い詰められた時、必ず新たな気付きがエネルギーをくれた。
久しぶりに突然かかってきた恩師の電話に、
一区切りができない自分自身を一区切りできそうな気がする。

失敗ばかり、反省ばかり、でも前に進もうと思う。
出会いは必ず別れがあるもの、その才能は本当に素晴らしいのに・・・。

25日(土曜日)、灯篭で飾ろう二川宿に今年はギャラリーとして散策。
もちろん豊橋百濃人のキッチンカーやその仲間たちの応援という面もある。
百濃人記録係として下手な画像をとりながら、協賛の灯籠を確認するのもミッション。
そして今夏から河合果樹園で作っている高栄養野菜の初恋リーフが、
豊橋発健康スムージーとなってキッチンカーで飲むことができる。
ちょっぴり大人向けのテイストは私も初体験。
後天的美味しさの苦み成分を舌で感じながら、Znパワーを吸収する。
おかげさまで初恋レモンレモネードをビールで割ったカクテルは目出度く完売!
地域の多くの人に買い支えていただく事で、農的文化が確実の物となる。

もう一つ、河合果樹園の無農薬レモネーディア味のお煎餅が初見参。
二川宿にまた一つ、初恋の花が咲いた幻想的な日となりました。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp









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蜘蛛の糸とおぜん屋さんとグーグルアラート

2015年07月17日 14時52分49秒 | 日記
ここのところ予想外の出来事ばかりでてんやわんや。
ブログも少し間隔が空いてしまってすみませんでした。
温室みかんは収穫量が多くなってきて、あちこちにお嫁にだしている状況。
無農薬レモンやレモネーディアは、雨が多かったせいか7月にも花が咲いている。
猛暑の中なので実が止まるかどうかは、天のみぞ知るというところ。
露地みかんは肥大は良好だが、雨ばかりなので仕上がりが心配。
いろいろな品目が同時進行の河合果樹園ならではの複雑な悩みである。
今日、無農薬レモネーディアの温室で蜘蛛の巣に捕まってもがくヤマトシジミを発見。
蜘蛛さんには悪いが、かわいそうになって小さな命を確保した。
食物連鎖からいうと悪行なのかもしれないが、思いの外いい気分のような気がする。
ふと、頭によぎったのが芥川龍之介の「蜘蛛の糸」。
お釈迦さまがカンダタを助けようとするお話しがクロスする。
そこで、一句。 「シジミチョウ 手をさしのべる 蜘蛛の糸」

豊橋のユナイティッドシネマはスクリーンが18ある。
噂によるとどうも日本一らしい。
そこで映画のはじめに入る広告に、
おぜん屋さんと言う焼き肉屋さんが登場する。
偶然にも初恋レモン探偵社の調査員Aをしている、餃子衛門さんにおぜん屋さんを紹介される。
餃子衛門さんと言えば、さくらフーズ。
さくらフーズと言えば初恋レモン餃子。
そしてなんとおぜん屋社長のまえ○○さんが、初恋レモンプロジェクトに参戦することに。
そんなことで一同、そのメニューの試食会によばれていった。
今までにない発想のレモン料理に、レモンライフ研究家の私も驚かされる。
これもひょっとしたら業界のタブーを破ってのことかもしれない。
昨年から豊橋百儂人が提案している、初恋レモンレモネードをビールで割ったカクテルの
初恋レモンアイも当然メニューに滑り込む。
今年は大手の飲料メーカーがこぞってレモネードのビール割りに参戦しているのは、
どうも豊橋を注視しているということだろう。
河合果樹園のHPの機能性成分のページは、アメリカで翻訳され、
それを見た日本のライターが日本語に翻訳して戻ってきた。
私しか知らない語句がその中にあるのが証拠となる。
グーグルアラートの威力は本当にすごいと、毎朝神様のいる空間で一人思う。


河合果樹園 http://kawaikajuen.jp








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自然の立ち振る舞いと素敵な出会い

2015年07月02日 10時37分22秒 | 日記
蒸しっとした梅雨らしい天気になってきた。
台風9号チャンホンが気になる時間的な間合いにもなって来たが、
露地みかんの葉や実についた水滴をよく見ると美しく感じる。
摘果作業が進まないのは少々辛いが、昨年のような空梅雨からすると贅沢な悩みだと言える。
自然との共同作業部分を大切にして、
人が過剰に手を下すことをあえて行わない河合果樹園の栽培。

こだわらないことにこだわり、常に進化し、毎年違う自然環境に臨機応変に対応する。
解ってしまえばこの知的作業はとても楽しく感じられる。
ただそこまでの道程はダモクレスの剣なのかもしれない。

日曜日に撮影スタッフが全員唸ったレモネーディアのサンドイッチでお世話になった
東海テレビのスイッチなどに出ている長田綾さんが当園を訪れてくれました。
食の根幹になる「農」のことで話が盛り上がり、
健康や正しい食などについて私もとても共感させてもらいました。
ローフードのもつ酵素を大切にしていることも、ハイタッチ。
また河合果樹園の初恋レモン・レモネードや初恋レモン果汁・レモンを販売してもらっている
るるビオ・パティスリー星が丘で本物の商品として買い支えてくれていたり。
そして以前視察にいった時おじゃまさせてもらった、
るるビオの隣のコメルというお店が長田さんのだとということも判明。
ついついうなずいてしまいました。
アメブロの長田綾オフィシャルブログで紹介してくれました。
こう言った出会いが日々の生活のよすがとなっているのは間違いない。



豊川の散歩道さんのお土産を頂きました。


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