かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

「三種の仁義」

2004-08-01 20:55:00 | インポート
いささか失礼な質問になりますが「三種の神器」って何かをご存知でしょうか?

「三種の神器」とは、皇位の標識として歴代天皇が受け継いできた、とされる三つの宝物だそうです。

「やたの鏡」「あまのむらくもの剣」「やさかにの曲玉」がそれです。
(ひらがなの部分は辞書でごらんください。難しい漢字でPCの互換では表現できません)

この「三種の神器」、源平の壇ノ浦合戦で、安徳幼帝と共に海に沈みました。その後の神器は何と替えられたのか・・・・定かではありません。

話しは「仁義」に飛びます。
仁義とは「いつくしみの心と道理に適った方法、人の踏み行うべき道」と辞書にあります。

もう一つの意味として「江戸時代に博徒、職人、香具師仲間に行われた、親分子分の間の道徳および初対面の挨拶」とあります。

“おひけいなすって、てまえ、しょうごくとはっしまするところは、かんとうでござんす・・・”
などと言う、あのセリフです。
生国からはじまって、所属組織、そこでの身分、訪いの目的、世話になる礼、などを逐一口上します。

cafeでのWEBSITEの中の「プロフ」のページは、まさにこの仁義の範疇にあります。
IDはともかくとして「地域、性別、年代」は『三種の仁義』に当たるのでは・・・と思っています。

実はわたくし、cafeへ参加した当初は「プロフ」にIDのみを表現していました。
ところが、お仲間と交流して行くなかで、表現していないことがなにかと足枷になることに気がつきました。

日記に、例えば「小学生の孫の運動会を観に・・・」と書くとすれば、大方年代が判ります。

「晴れてはいるが、凍れる気候のなか“雪祭り”見物に・・・」と書けば北海道の札幌辺り・・・と察しがつきます。

また、文章のちょっとした内容でその性別は判断できます。(なりすまして、らしく書く人も居るとのことですが・・・)

だとすれば、少なくとも「三種の仁義」に関しては『内緒のところはごめんなさい・・・』でないほうが、ぼやかし書きする苦労より、心安く表現できるな、、、、と、そんなふうに思ったりもしました。

ですがこの世界、少数ではありましょうが「悪意」をもって人々を悩ませる者も居るようです。
それらの者から「身を守る」ためにも、けっきょく『内緒のところはごめんなさい・・・』と書かざるを得ない人々の心情も充分に理解できます。

ここで「三種の仁義」の表現ををみなさんにお願いする訳では決してありません。誤解のないようにお願いします。

それにしても、このヴァーチャルの世界において、実像を表現することで決して迷惑を被ることが無いような、そんな「仁義に満ちた空間」を望みたいものですが、・・・・・・・・

それはどだい無理なことなのかもしれません。

cafe参加二年目を迎えて、ちょっと感じた雑記です。