かるさんのgooブログ <北国たより>

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いまさらの嘆き・・・家電業界の沈滞 

2012-11-09 21:20:27 | インポート

 <o:p> </o:p>政治の停滞もさることながら、この国に長く吹く不景気風にも辟易します。<o:p></o:p>

 ここへ来て、ことさら「家電業界(製・販とも)」のマイナス指向の話題が目につきます。Img_2478

 たとえば、大手3社の発表する‘129月中間決算は以下の通りです(税引き後利益)<o:p></o:p>

 

 パナソニック・・・6,851億円の赤字<o:p></o:p>

  ソニー・・・・・・・ 401億円の赤字<o:p></o:p>

  シャープ・・・・・・3,875億円の赤字<o:p></o:p>

 となっています。

シャープにいたっては、外国企業に買収されるとか、買収すら断られているとか話題になっているありさまです。 世界を席巻した「液晶パネル」の栄光の面影はありません。Img_2483_2

 家電販売業界も青息吐息のようです。<o:p></o:p>

 業界大手3社、ヤマダ、エデイオン、ケーズ各社の‘13年上期のテレビ売上高は、前年比軒並み70%台減とのことです。

不振の理由として経営者が言うには、

 『地デジ移行と家電エコポイント制度が、昨年の同時期に行われ、需要の先喰いをした』だそうです。

 メーカー側の不振要因は複数あるでしょうが、少なくとも販売業界の不振は、とりわけテレビの販売減は子供でも解っていたはずです。

 国家からも脅かされて全国民がむりやり、まだ買い替えなくても良いテレビを買わされたわけです。

 それが一段落したいま、テレビ購入に手だす人が何人いることでしょう?<o:p></o:p>

 店頭での商品説明も満足に受けられず、待ちぼうけを食わされながらひたすら耐えた消費者の列を前にして、あのときの「家電販売各社」の鼻息の高さはいかばかりであったことか・・・Img_2486


それがいまになって「大きな需要の先喰いがこんにちの不振の要因だ」などの発言には唖然とします。<o:p></o:p>

 あのときの膨大な利益はどこへ仕舞ってあるものか?<o:p></o:p>

 こんにちの不振を予測して貯めこみ泣き言を言わずに、いまこそそれを役に立てることが経営者の役割ではないかと思うのですが・・・・

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