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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男

2023年01月09日 | The Beatles


今日も、いい天気。
昨年封切りされた、ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男という映画を見に行った。
初めての、Jack & Betty。
大型映画館で公開されない映画を中心に公開している。
初めてだったが、関内駅から、15分ぐらい。



映画の内容は、ジョン・レノンの生誕から、ビートルズのメンバーが揃うまでの20年強を、当時の幼稚園から、美術学校までのクラスメイト、その他周辺の人物のインタビューを積み重ねるドキュメント。
2017年頃作られたということで、もう鬼籍に入られた人も多数出演している。
文献で知っていた話も多いが、本映画で新たに明らかになった事実も多く、とても面白かった。
ただ、記録映画的な色彩が強く、あえて映画館で公開するより、ネットか、TV特番か、BRで、配信した方がフィットしたかもしれない。



証言者によって共通すのは、美術学校に入って、途中から、急速に、成績が落ち、変人になっていたこと。
そして、音楽と出会い、ポールと出会い、ビートルズへの道が開けてきたこと。
強調されるのが、義父の死、実父との別れ、母の死、ステュの死。
これらの悲しい事件が、彼の人格形成に大きく影響を与えた。
特に、母の死は、大きかったし、その後、歌にもしている。



暴力的な面もあり、その贖罪の意識もあり、平和活動に、のめり込んだ面もあると分析する。
解散後のインタビューで、ジョンは、若い頃の経験が大きく人格形成に影響すると自ら語っているが、本映画はその事実を浮き彫りにしてくれる。
とにかく、ジョンと実際に一緒に成長した人物が次々と出てくるのが凄い。
貴重なドキュメンタリーだった。



終了後、藤本さんのトークイベント。
本映画見どころ、貴重な点をわかりやすく(と言っても事前知識のない人にとって、わかりやすいかわからないが)、説明してくれた。
字幕が多いので(インタビュー中心に組み立てているので当然だが)、複数回見るよう推薦。
それよりも、廉価版のBR発売に、期待。
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