3月、4月は、何かと忙しい。学生は、受験の結果が出て、卒業式、入学式。会社勤め人は、期末、期初で、締めと計画立案に追われる。
そんな中、一日中バタバタ買い物などをして帰ったら、巨大金魚2匹が、横になって浮いていた。まだ、息はあるようだ。
それからが大騒ぎ。汲み置きしてあった水に金魚を移し、水槽を大掃除。ポンプの故障による酸欠が原因と判明。近くのDIYにポンプを購入しに走り、交換。そのころには、金魚も元気を取り戻し、元の水槽に戻して、めでたしめでたし。
とはいっても、ポンプは、去年の4月の水槽引越し時に導入し、性能はいいのだが、1年で、2回目の買い替え。値段も高いし、もう少し、耐久性を高めて欲しい。
今日、1時間遅く帰っていたら、間に合わなかったかもしれない。
金魚の話ではあるけれど、初期動作がいかに大切かを思い知った次第。
金魚すくいでGETしてから、早2年半。体調25cmぐらいまで、巨大化した2匹。できるだけ、長生きして欲しい。
自分の引越しは、相当やった。社会人になる前に、7回ぐらい。社会人になってからは6回。でも金魚の引越しは初めてだ。
そもそもこの金魚は、2年近く前のお祭りの金魚すくいで、子供がすくった和金2匹で、その時は、多分体長2cmぐらいだったはず。私は、当時シンガポール単身赴任中で、目撃していないのだが、同時にすくった黒出目金は、すぐ死んでしまったという。私が小学校時代に使っていた30cmぐらいの水槽を引っ張り出して育てていたのだが、育ちすぎて、今や体長20cmぐらいになってしまった。
一時期、小っちゃい方は、背骨が80度ぐらいに曲がったままになって、沈んだまま口をパクパクさせていたのだが(7-8cmぐらいのころ)、もうだめだと思っていたら突如すくっと立ち直って、その後もすくすくと育った。育つにつれ、あわブクの機械を購入。水が汚れるようになったので、濾過器を購入。一つでは足りなくなり2つ目を購入。随分投資したのだが、巨大化が止まらず、30cmの水槽では、前後の1~2次元の動きしかできなくなり、ついに、引越しを決意し、昨日敢行。まだ元気なので、成功したようだ。
昨日の時点では、水槽の底の方で、2次元の動きを続け、餌もあまり食べなかったので心配していたのだが、今日は、かなり3次元の動きができるようになってきた。
新しい水槽は、45cmという中途半端なサイズなのだが、巨大濾過器、温度計、自動温熱器、蛍光灯などがセットになっているすぐれもので、コンセントを4つも占領。金魚にとっては、木賃宿から、APAホテルまで、一機に出世したようなものだ。リッツカールトンまでの道のりは、遠いが。
金魚は10年ぐらい長生きすることもあるらしいので、こうなったら、徹底的に長生きして欲しい。金魚すくいでGETした金魚にこんなに投資したのだから。
それにしてもでかすぎる。
これは、金魚ではなくフナがたまたまきれいな色をしているだけではないのだろうか。
引越し前。30cmぐらいの水槽で、1~2次元の動きしかできなかった。
引越し後。45cmの水槽。昨日は、まだ2次元の動きしかしていなかった。今日は、3次元の動きをしている。マツモも、鉢も新たに購入。