かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

大ビートルズ特集 Vol.1

2024年03月31日 | The Beatles


今日は、まずゴルフ。
天候、気温は、最高のコンディションだったが、風が強くて、スコアは、平凡。
これから、5月までが、最高のゴルフシーズン。
桜もかなり咲いてきた。



夜は、鶴見ラバーソウルさんの創業34年記念イベント。
大ビートルズ特集 Vol.1とと称しているが、こてこてのトリビュートバンドが、次々と登場。
初めて見るグループもいた。
会場は、関内のHeart &Soulで2回目。



最初は、Strawberry Twinsを中心としたバンドで、何度かお目にかかっている。
ちょっとマニアックな曲を交えた選曲。



2組目は、B.B.Cats。
2回目だが、初期の曲のみやるのが、特徴?
確か、グループ名は、BBCから取ったと言っていた。
ハンブルグ時代から、デッカオーディションぐらいまでの曲のみ完コピ。
勢いがあって、はちゃけた感じがいい。



3組目は、Cats Walk。
鶴見ラバーソウルの鈴木さんとは、30年以上の付き合いという。
これは、もっとこてこてで、初期のしかも、他のミュージシャンに提供した曲とか、ハンブルグで演奏したが、音源が公式にリリースされていない曲とか。
始めて聞いた曲も多い。
しかも、ノリ、演奏とも円熟のプレイで最高。
アンコールは、サーチャーズで締めた。



そして、ラストは、パウロ鈴木さんとSGT.ラバーズ2。
ベースは、パウロ鈴木さんで、キーボード&ギターがチューリップのトリビュートバンドの松井さん。
甲虫楽団からは、キーボードのるーさん。ドラムは、ニッシーさん。
ジョンジー湯川さんは、ジョン役で、ビートルース時代からの鈴木さんとの盟友。
そして、シェイク木本さんが、ジョージ役で、何度か拝見しているが、お茶目ですばらしい。
いろんなユニットで活動をしているメンバーの混成部隊だが、めちゃくちゃうまい。
途中で、永沼さんが合流。
長岡からとんぼ返りとのこと。

ジョージのソロ曲や、チューリップの曲、ポール・ウィングスの曲など、のりのいい曲の連続で大盛り上がり。
流石、パウロさんご一行!



アンコールは、Hi-Hi- Hi、のっぽのサリーで締めた。

このイベントは2回目だが、今回は、結構構成が違っていて、新鮮に楽しめた。
次回も期待!
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悠久のエジプトその25 コム・オンボ神殿②

2024年03月30日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、いい天気。
しばらくできていなかった庭仕事を思いっきりやった。
疲れた。



天井のレリーフには、色が残っている。
翼を広げた形?



何の穴だったかな?
石を運ぶ時のためだったかな?



当時の医療器具とその説明。
現物は、カイロ博物館で、後日見ることができたが、当時の医療技術の高さに驚かされる。
ミイラを作るために、医術が発達したという。
その左は、分娩の様子。



巨大のレリーフも。
右は、プトレマイオス13世のレリーフ。



この井戸で、ナイル川の潮位を図ったという。
ナイロメーターと呼ばれる。



神殿を横から見たところ。
残った部分は、そう多くない。



この部分の柱は、意図的にか、短くなってしまっている。



隣接地に、クロコダイル博物館がある。
2012年開館とのこと。



クロコダイル博物館と言っても、展示されているのは、ワニのミイラ。
水族館風にワニのミイラが展示されている。
これは、珍しいというか、世界広しといえども、ここでしか見られないだろう。



こちらは、まだ包帯を巻かれたままのミイラ。



ワニの子どものミイラも。



ワニの姿を冠した石碑も。
ということで、世にも珍しいワニのミイラ尽くしの博物館だった。
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悠久のエジプトその24 コム・オンボ神殿①

2024年03月29日 | Europe・Middle East・Africa
今朝は、土砂降り、ひどい天気。
これから回復してくるみたいだが。



エドフからさらに南下すると、コム・オンボ神殿がある。
ナイル川沿いにあり、ここもナイル川クルーズでも訪れる神殿だ。



大きな門はなく、神殿の入り口が、いきなり現れる。



生贄を捧げる台だという。



生贄の血を流すための排水口で、世界で一番古い排水口?



本神殿は、プトレマイオス朝の時代に作られたもので、右がワニの姿をしたセベク神、左がホルス神に捧げられた左右対称の作りになっている。



右がホルス神、左が、トキの姿をしたトト神。
王に聖水をかけている?



左方には、ワニの姿をしたセベク神の姿。



クレオパトラの姿も?
右には、ホルス神。
プトレマイオス朝時代に建てられ、ローマ皇帝のアウグストゥスの時代に完成した神殿だ。



これは、世界最古のカレンダーと言われるもの。
それぞれの日に、どの神に、何を捧げるかが記されている。
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纒向探訪

2024年03月28日 | Nara ( Japan )


今日は、関西最終日。
かろうじて、天気ももったので、纒向に来てみた。
山辺の道は何度か来たが、纏向はちょっとはずれる。
かつて、纒向に来ようとした時は、最初は、日没時間切れ、2回目は、車で場所特定できずだった。
今回、ネットで検索したら、”歩くなら推奨ルートアップ”という地図があって、かなりよくできていた。
この手の地図は、大雑把過ぎて、ちょっとわかりにくいケースも多いのだが、この地図は、かなりポイントをついていて、ほとんど、マップ通り踏破することができた。
4時間ぐらいだったろうか。
約20000歩。

国内の旅は、なるべく1日でアップしたいと思っているので、長くなるが。



最初は、東田大塚古墳。
この辺には、日本最古の前方後円墳が点在している。
遠目では、前方後円墳かわからないのだが、全長120m、後円部径68mの前方後円墳なのだそうだ。
3世紀後半。



矢塚古墳。

全長96m、後円部径64mの前方後円墳。
同規模の前方後円墳がたくさんある。
それも皆纏向型と呼ばれる帆立貝のような形をしたもので、大和朝廷の前の何らかの権力があったことは、間違いない。



勝山古墳。
全長115m、後円部径64m。
やはり3世紀後半。



石塚古墳。
全長94m、後円部径64mの前方後円墳。
最古の前方後円墳とも言われるが、削られてしまっており、最初の姿は、わかりずらく、建造時期も、3世紀前半か後半か諸説ある。



ここが、前回行こうとして行けなかった纒向遺跡。
思ったより小さかったが、この時代にこの規模の建物ということで、邪馬台国?とされた。 
正直わからない。



私は、九州の遺跡や、発掘物を見て、また半島からの距離も見て、邪馬台国は九州北部と思っているのだが、確かに、この住居跡や、周辺の最古の古墳群、大和朝廷へのつながり等も考えると、近畿説の方々の気持ちもわからないでもない。



歩くと、実在するかわからない天皇達の宮跡が点在する。
根拠はわからないが、全くゼロということではないのだろう。 
いつの時代からか、そう伝えられてきた。



その先にあるのが、珠城山古墳。
3つの古墳が連なっていてわかりにくいが、結構大きい。



古墳頂から見下ろすと、奈良盆地南部が見渡せる。
箸墓古墳、耳成山、畝傍山が一望にできる。



景行天皇陵は、この辺の古墳の中では、ずばぬけて巨大だ。
圧倒される。



額田王歌碑と三輪山。



この辺りは、山辺の道と重複するところで、前回も来た。



ここが都?



それともここが都?
それともどっちも都?
この辺は、全くわからないのだろう。
発掘すれば、何か出てくるのか?



相撲神社。
二上山の方にもあったような気がするが、いずれにしても、記紀の時代から相撲があったということではある。
まさに、神事だった。



再び、まほろば線の西に渡るが、箸墓古墳が近づいて来た。
纒向のハイライトと言える。



訪れたのは、たぶん3回目だが、まさにここが今の天皇家、日本の起こりという気持ちになる。
佇まいといい、規模といい、すばらしい。



宮内庁所管で、古墳には入れない。



再び、まほろば線の東へ。
ちょうど電車が通った。
1時間に1本。
三輪山が見える。



ホケノ山古墳。
ここは初めて。
3世紀中頃の前方後円墳で、葺石が施されている。
埴輪などはなかったという。



方墳部にも、円墳部にも、棺があったという。
どういうことなのだろうか。



纒向川。
この川が纒向地区の南端だったという。
ということで、ここから先は、纏向のテリトリーからは、外れる。



立派は桜の木が満開。
カメラマンが、数人撮影に来ていた。
後ろに三輪山が見える。



ここも初めて訪れた茅原大墓古墳。
ここでは多くの埴輪が発掘され、後で、埋蔵文化センターで見ることができた。



茅原の道。
古代からの道。
普通の車ではちょっと難しい。



大神神社の鳥居が見えて来た。
でかい!



大神神社は、何回か参拝させていたいているので、今回は、割愛。



櫻井市立埋蔵文化センター。
月火がクローズで、タイミングが合って、やっと来れた。
規模は大きくないが、上手く展示されたいた。



この辺が、纒向関連の発掘物の展示。
前に東京で見たものもある。



この胡桃も、卑弥呼の根拠の一つになった。



当時の建物は、こんな感じだったろう。



訪れた茅原大墓古墳からの発掘物。
実物を見られるのはすばらしい。
結構、成熟感があるか。



こちらも。



これで、本当にビーズを作れていたのか?



纏向では、様々な地域からの土器が発掘されている。



東海からの土器が多いということは、尾張の影響が強かったのか。



三輪に来たらやっぱりソウメン。
美味しい!



お店で教えていただいた、恵比寿神社へ。
大神神社の派生みたいだが、海石榴市関連で、歴史のある神社になっている。
飛び出す御朱印をいただいた。



ということで、ミッション・コンプリート。
帰りの電車の中からの纒向遺跡。
纒向遺跡だけだったら、これでもOKだが、このルートで回ると、かなり充実感あり。
まだまだ、地中に埋まっているものも多いのだろう。
キリはないのだが、まだまだいろいろ見つかりそうという感触を得た。
楽しかった!
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悠久のエジプトその23 エドフのホルス神殿②

2024年03月27日 | Europe・Middle East・Africa
今日も関西。
昨日から一転好天だけど、まだ肌寒い。



正面の至聖所のある建物。



すばらしいホルス神像。



多柱室。



多柱室の天井。



多柱室の奥に、至聖所がある。
天井が煤けているのは、後に、キリスト教徒達が、台所として使っていたためだという。



レリーフが見事。
聖船には、ホルス紙が描かれている。



ホルス神が乗った船を運んでいる?



レバノン杉で作られている聖船。



レリーフで埋め尽くされた壁。



香水の製法が、ヒエログリフと共に、残されている。
フランス軍は、このレリーフを見て、香水の作り方を知ったとか。



ホルス神が何かの動物に乗っている?



王とその妻たち?



ホルス神の指示で水を撒いている?



ということで、ここもすばらしい神殿だった。
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