かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

渡辺貞夫 meets 海野雅威トリオ

2024年05月31日 | Music
今日はお仕事。
朝から大雨。
出勤日に限って?

昨夜は、ナベサダさんのステージ。
横浜は久し振りという本人の弁。
確かに。



今回のメンバーは(も)、強力。
あの海野雅威さんのトリオが参戦。
ジャズトリオとしては、最強か?
ベースは、吉田豊さん、ドラムは、海野俊輔さん。



ナベサダさんは、このお歳で信じられないパフォーマンス。
それにも増して、トリオのパフォーマンスが凄い。
ナベサダさんも、満足そうな表情を見せていた。
円熟のパフォーマーが、若手?のパフォーマーと、がっぷりよつに組んだステージだった。
海野さんの、ナベサダさんへのリスペクトも凄い。

セトリが既にアップされていたので(たぶん大丈夫かと思うが間違っていたらごめん)。

PEACE
BIRD OF PARADISE
STELLA BY STARLIGHT
DEEP IN A DREAM
TREE TOPS
MANHA DE CARNAVAL
IF I SHOULD LOSE YOU
PARKER'S MOOD
LOPIN'
I'M OLD FASHIONED
CARINHOSO

すばらしかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bob Marley & John Lennon

2024年05月30日 | The Beatles


今日もいい天気。
夜から、また下り坂らしいが。
昨日の午後は、映画のはしご。
昔は、二本立て、三本立てによく行ったが、最近、1日2本は、記憶がない。

まず見たのが、Bob MarleyのONE LOVE。
すばらしかった。
ネタバレになるので、あまり書かないが、最後に、実際の映像が出て、この映画が、いかに事実に忠実に描かれていたかがわかる。
それもそのはず、Bob Marleyの子供たちが、全面的に協力・出演しているし、Warriorsのメンバーの子供たちも出演している。
演奏シーンも本格的だ。
そして、全編に、ヒット曲が散りばめられていて、映画館の音響設備で、堪能できる。

ストーリーで特徴的なのは、ジャマイカの政治の混乱に巻き込まれ、銃撃を受け、亡命を余儀なくされるが、帰国コンサートで、対立する政党のリーダーたちを仲直りさせるところ。
反戦ミュージシャンは、多くいるが、これまで具体的・直接的に巻き込まれたり、影響を与えた人はいないだろう。

ジャマイカには、30数年前に行ったが、光あふれるすばらしい所だった(冬のシカゴから行ったから当たり前なのだけど、フロリダ、バハマでは、中途半端だった)。
その10年前は、ほとんど内戦状態で、街中で銃撃戦がしょっちゅう行われる混乱状態だった。
首都のキングストンは、当時も治安が悪いと言われていて、行かなかったが。



二本目は、横浜から渋谷に移動し、初めて行くシネクイントさん。
小さな映画館だが、しっかりしている。



見たのは、The Lost Weekend。
当時、ジョン・レノンが小野洋子さんと分かれて、メイ・パンという中国系女性と付き合っているという情報はあったが、詳しい状況はわからなかった。
ただ、時々西海岸でトラブルを起こしているという情報も流れてはいた。

その一部始終を見ていたというか、当事者になっていたメイ・パンさんが、当時のことを、ありのままに語る映画。
その話に合わせて、貴重な映像が映し出されるので、よく当時の状況がわかった。
娯楽映画というより、ドキュメンタリー映画だ。

構成が上手くて、映像が残っていないトピックのところは、イラストで、表現。
全体として、ちょうどいいぐらいの掘り方になっている。
その中で、ジョンの気持ち、メイ・パンの気持ち、その二人を周りがどう見ていたか、どうかかわっていたかがわかる。



終了後、藤本さんのMCで写真家の松本路子さんのトークイベント。
こんな方がいるとは知らなくて、びっくりした。
ビートルズの第一人者である藤本さんも、初めて聞く話ばかりで驚かれていた。

松本路子さんは、1950年生まれというから、小野洋子さんとは、17歳ぐらい違う。
大学を卒業し、写真家になろうと思ったら、女性の写真家はあまりいないと言われ、活躍している女性の写真を撮りに、24歳の時、NYへ。
小野洋子さんの電話番号を知っている人と知り合い電話をしたら、会ってくれたという。
1974年7月というから、小野洋子さん41歳、松本さん24歳のこと。
いきなり、6~7時間話し、夜になり、帰ろうとしたら、夜道は危ないと言われて引き止められ、着替えがないというと、取りに帰りなさいと訳のわからないことを言われたという。
結局1週間ほど滞在し、洋子さんの希望に応じた写真を撮りまくった。
写真も多数披露されたが、流石写真家で、当時の洋子さんの姿をしっかりと捉えている。
その後も、写真の受け渡しで、何度か訪れたり、80年代、90年代にも、旅先で、ばったりあったりしたという。

松本さんの印象では、日本語で、話す相手が欲しかったのではないかとのこと。
翌月、郡山でのOne To One コンサートを控えており、日本の情報も欲しかったのではないかとのこと。
当時、小野洋子さんは、すっかり悪者扱いで、日本からも脅迫めいたメールが届いており、日本を怖がっていたという。

ちょうど映画のThe Lost Weekendの時期だが、映画では、当時、ジョンは、メイ・パンさんにぞっこんだったことになっているが、松本さんがいる間にもしょっちゅうジョンから電話がかかってきたという。
メイ・パンに隠れて電話をしていたのか、メイ・パンが嘘をついているのか。
映画では、小野洋子は、支配欲が強い、エゴイストとして、悪く描かれている。
The Lost Weekendのことを、洋子さんは、試練とはっきり言っていたといい、本人からの生の発言として、貴重。
映画ではジョンがヨーコとよりを戻した時、許された(allowed) と表現していたが、その通りだろうと。
洋子さんは、奇妙な作品を多く残しているが、一つ一つ意味があることもわかったという。
単にめちゃくちゃをやっているのではなく、彼女は信念を持って、各作品に取り組んでいたという。
自由と言っても枠があって、その枠をどんどんはずしていけるのよとも言っていたという。
活躍している女性としての小野洋子さんの写真を撮りに来た松本さんだから、引き出せた発言だろう。

いろんなところで、撮った写真が披露されたが、部屋は、ダコタハウスの最上階で、ダイニング、キッチン、仕事部屋、ベッドルーム、窓のある部屋、ピアノのある部屋などで撮影が行われた。
ピアノのある部屋では、作曲中だった夢を持とうをカセットに吹き込んでくれて、そのカセットをもらったという。
今は、どこにあるかわからないというが。
ダコタハウスには、料理人が来て料理を作ってくれたが、たまに外食で、日本食を食べていたとのことで、かつ丼とか、寿司を好んだという。
ダコタハウスの前の階段のところでたまたま撮った写真もあり、6年半後、ジョンはそこで殺されてしまう。

こんな貴重な話が聴けるとは、わざわざ渋谷に出かけた甲斐があった。



渋谷は、相変わらずクレージーで、街全体にどこかのアイドルグループの歌が流れていた。
外国人比率も相変わらず高い。
ただ、日本が平和で自由な国だと彼らが感じてくれて、帰国後も、その印象を広めてくれたらうれしい。
特に、中国、ロシアから来た人々には。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魅惑のトルコその14 カッパドキア⑥ エルジェス山

2024年05月29日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、最高の天気。
午前雑用をこなし、午後ちょっとお出かけ。
お出かけの話は、また明日。



カッパドキア二日目。
実は、前夜、プロジェクションマッピングの予定が、天候不良でキャンセルになり、飲み物一杯サービスしてもらったのだが、カイマルク地下都市見学も追加された。
地下都市見学は、元々スケジュールに入っていなくて、ちょっと残念に思っていたところで、ラッキー。
昨夜が天候不良でよかった?
結局ゼルヴェ地区には行けなかったので、比較はできないのだけど。

天気を心配していたら、何と、昨日よりもすばらしい天気。
昨日は、見えなかったエルジェス山が綺麗に見えた。
標高3,916mで、富士山よりちょっと高い。

これらの火山の噴火により降った火山灰が積もって、浸食されることにより、カッパドキアの特異な景観ができた。



ダイアモンド富士ならぬ、ダイアモンドエルジェス。



まだ、陽が上りきっていない。
2日目は、気球がいないが、それもまたよし。



朝日が当たってきた。



ホテルも映える。



山頂が、ごつごつしているのがわかる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰ってきたあぶない刑事(デカ)

2024年05月28日 | Movie


今日は、大雨予想だが、今は、小康状態。
久し振りに映画館に行ってきた。
帰ってきたあぶない刑事。
前回、さらばあぶ刑事だったし、ニュージーランドで隠居生活というラストだったから、もうないと思っていたら帰って来た。
ウルトラマン?

横浜ど真ん中のシネコンで、サイン入りポスターの展示。



これは、先日のハマスタでの始球式のボール。
恭平さんが、ノーバンでびっくりした。
流石!!



恭平さんのサイン。



シネコン全体、あぶ刑事祭り?



まだ封切りされたばかり。



このシネコンだけで、1日10回以上上映されており、流石にガラガラだった。

ネタバレになるので、内容については、触れないが、横浜愛、オリジナル愛に満ちていた。
マンネリと見られてしまうかもしれないが、1986年、まだみなとみらいの再開発が始まる前から見ていた私にとっては、、横浜の発展する姿と共に、見られて最高。
二人は、相変わらずカッコいいし、トロイ動物も健在。
浅野さんは、キャラ崩壊?

横浜ファン、あぶ刑事ファンは必須。



終了後、みなとみらいを見下ろしながら、軽くランチ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラバーソウル Big Party

2024年05月27日 | The Beatles
今日の天気は、ちょっと下り坂。



昨夜は、ラバーソウル 35周年カウントダウンBig Party Vol.2.
いつもながら、大迫力だった。
最初は、ビートル―スさん。
ドラムのジョンゴ金子さんが、迫力のリンゴのドラミングをしながら、ジョンの歌を歌う?という不思議なバンド。
ジョージ新田さんは、キーボード、ギター、変幻自在。
ジョンジー湯川さんは、ジョンのように見えて、ジョージの歌も。
パウロさんが、全体を締める。

中期の曲が、中心だが、普段ライブで披露されないようなマイナー曲や、難曲も披露。
アンコールは、You Know My Name !



第二部は、パウロさんワールド。
まずは、パウロさんの曲を年代順に。
キーボードには、かの難波弘之さん。
ゴマワールドのギターは、COMA-DADAでもおなじみの久保肇さん。
ドラムの金ちゃん(金子充伯)は、たたきっぱなしで、やたらうまい。
藤澤由二さんのキーボードは、ベテランの味。

プログレど真ん中の曲を連発。



そして、Voyger都築さん登場。
キース・エマーソンが持っていた2台のモーグ・シンセサイザーの内の1台を引っさげて。
箪笥と呼んでいる。
難波さんとの競演は、何とも贅沢。



最上段のキーボードで練り歩き?
ELPの曲をラッキーマンなど2曲。



後ろ向きで演奏したり、シンセ揺らして音を出したり、大活躍。



奥様の天野マリアさんも1曲披露。



アンコールは、ELPのナット・ロッカー。
中学生の頃、何度聞いたことか。



モーグ・シンセサイザー。
キースが使用していたと思うと、感慨深い。



打ち上げがあって、難波さんのサインといただいた。
なかなか達郎さんのチケットは当たらないのだけど。

ということで、すばらしいイベントだった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする