かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

サージェント・ペパー 50年

2017年06月30日 | The Beatles



去年は、来日50周年、今年は、サージェント・ペパー50周年で、忙しい。

本も、音源も、次々出るが本書もその一つ。
本屋にあったので、即ゲット。

読んでみて、写真類は、各々の撮影日も特定されていて面白い。
ビートルズと直接関係のない写真も多いが、当時の空気を知るにはいいものも多い。
時期的には、サージェントの時期に限ったものではなく、コンサート活動をやめたから、結構末期まで収録されている。

特に、周辺写真にはなるが、見たことがない写真が多く、サージェント作成時の空気を知るのに有益だ。
めちゃくちゃな空気の中で、サージェントという作品にまとめ上げた奇蹟。
今更ながら。
シタールを囲む4人の写真は、1966年7月。
日本公演の帰途かと思われるが、いかに、日本公演、その後のアメリカ公演が、奇蹟だったのかがわかる。

ムード・ルック・サウンド・レガシーの4章で語られるが、各章とも隔靴掻痒の感はあり。
ただ、今まで、散々語られているから、新しいものを出そうとすると、こうなるのかもしれない。

ここまでやるのなら、徹底的にやろうじゃないか?

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不滅の偶像 PAUL

2017年06月29日 | The Beatles


またまた出たとんでも本。
流石に、おおっぴらには売られていないが、いつも行く本屋には、平積みで売られていた。
前回のPAULの来日時にも出て、酷評をしているが、本書もまったく同じ流れ。

当然、隠し撮りの写真集で、おおっぴらに売れる代物ではないし、コメントがあまりにも稚拙。
ページの穴埋めのためかわからないが、全然関係ないビートルズ初来日の時のパンフのコピーや、EHエリックの奥さんのインタビューや、笑えるくらいめちゃくちゃである。

30日の公演の写真と言っているが、明らかに違う日の写真も掲載。

場外の屋台で売っている写真と同レベルの写真が、なぜか普通の本屋に並んでいる。
これでは、中国や東南アジアと変わらないレベル。
PAULがこの本のことを知ったら、烈火のごとく怒ること間違いなし。

ということで、完全に物好き向けの写真集。
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MONK STUDIES

2017年06月28日 | Music


先日の、山中さんのトークショー?の時ゲットしたCD&DVDを視聴。

流石、自信作だけあって、熟練の演奏を聴かせてくれる。
キーボード奏者は、ピアノだけではなく、いろんな楽器を駆使するが、本演奏でも、山中さんは、様々なキーボードを駆使。違和感なく、まとめている。

自作のHeartbreak Hillは、ボストンマラソンの心臓破りの坂をイメージして作ったものとおっしゃっていた。あの難しいMONKの名曲を、自分のものとしているところも、間違いなく、評価されるところだろう。

DVDの方も、3人、互いに信頼しきった演奏を、ベストでパフォームしてくれている。
自己満足に終わるのではなく、新たな極みを追求していく姿が、すばらしい。
幅広いファンにお勧めできる名作。

この調子で、ジャズ界の頂点目指して頑張って欲しい!
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THE BEATLES AND Sgt PEPPER:A FANS' PERSPECTIVE

2017年06月27日 | The Beatles


本書は、ネットで見つけてゲット。

先日サイン本をゲットしたBRUCE SPIZERさんが、サージェントペパー50周年に因んで編集した本だが、読んでみると、それにちなんだ文集という感じだった。
With A Little Help From My Friend !
出来すぎてる!

読んでいると、いろいろ知らないことが出てくる。
例えば、両A面で出たストロベリーと、ペニーとどちらの人気が高かったか?
後者である。
それにしても、日本公演の半年後にこの姿で出たビートルズに、世間がたまげたのはよくわかる。
カナダ建国100年の年だったそうだ(流石に日本人で知ってる人は少ないだろう)。

BRUCEさんを除くと、知らない人の寄稿ばかりなのだが、それぞれの思いが伝わってくるし、内容が正しい。
最後に、それぞれの曲の製作課程が記されるが、これも、今集められる情報を全て集めた上で、集大成したものだろう。
写真類も豊富なので、気軽に読むことができる。

詳らかに読んでいる訳でもなく、便乗本と言ってしまえばそれまでだが、これまでしっかりまとめられると、脱帽。
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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念エディション

2017年06月26日 | The Beatles



サージェントペパーズ発売50周年記念に出たこの完全版?

やっと聴いた、見た!

これは、聞く価値、見る価値あり。

もちろんこれまでも、アンソロジーや、海賊版でいろいろ音源は聴けていたが、オフィシャルに本アルバムの製作過程において重要な音源のみを抜き出し、クリーンに仕上げてくれるのだから、たまらない。

サージェントペパーズは、アルバムとしては、すごいが一曲一曲は?という声も聞こえるが、この完全版を聴くと、やはりすごいと言わざるを得ない。
とにかく、やりたい放題やって、それがばらばらにならずに、一つの作品に仕上がったのだ。
ストロベリーフィールズと、ペニーレインは、ブライアンエプスタインのリクエストで、シングルとして先行発売され、そのため、本アルバムには収録されなかったが、もし入っていたら、もっととんでもないアルバムになっていたに違いない。

メイキング映像は、既出のものだが、クリーンになって、再登場。これも、今となっては、貴重な製作者による解説映像になった。
我が家に、ビデオがあったのだが、アルバムジャケットの登場人物が踊る映像があったと思うのだが、中身はいっしょだったのか?
記憶にないのだが、ビデオひっくり返して、検証する気力もない。
いつか、暇見て確かめよう。

付録の豪華さは、宣伝のとおり。

ポールの完全版の再発が続いているのに、ビートルズの完全版の再発が初めてというのは、遅きに失したか。
今から、キャッチアップが始まる予感。
早くも、ホワイトアルバムプロジェクトは、開始されているらしい。

マニア向けだが、一般の人も楽しめると思う。
4人の生声、生演奏、いろんなおかず音。感涙ものだ。

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