かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ブレット・トレイン

2023年01月24日 | Movie
朝、ちょっと雨が降ったが、今はいい天気。
結局、東海道新幹線は、大丈夫そうか。
明日の朝の通勤さへ乗り切れば。



ブレット・トレインは、弾丸列車。
通常、新幹線のことを言う。
大学卒業後、新たに覚えた数少ない英単語の一つ。
そして、そのブレッド・トレインを冠した映画が、昨年封切りされた。
ハリウッドで、派手なロードショーが行われたが、BRが出るまで待っていた。
伊坂幸太郎原作、ブラッド・ピット主演と聞けば、見ておきたくなるのは必然の流れ。

一言でいうと、超豪華B級映画といったところか。

特典映像を見てみると、アクション映画というジャンルに入れているみたいだが、確かに、それぞれのアクション部分は、凄いが、それ以上に、パロディ、次々と現れる豪華俳優、変な日本という部分が強く印象に残る。
物語は、新幹線”ゆかり”内を中心に、次々と起こる暴力・殺人事件を軸に展開するが、あまりの残酷さで、リアリティに欠ける。
そして、そこに次々差し込まれるギャグ・パロディ。
特に、日本をネタにしたパロディに、笑ってしまうのだが、欧米の観客にもこのパロディの面白さが全てわかれば、日本の宣伝も浸透しているということだろう。
ネオンの街、富士山、五重塔、アニメキャラ、やくざなど、意図的に、なんちゃって日本にして、受けを狙っている。
50年前のステレオタイプの日本。
ガメラも出て来て、日本の歌謡曲が流れる。
そもそもの新幹線自体が、新幹線らしくない。
ブラッド・ピットが本作に主演したのも、日本好きということが大きな理由になっているのではないか。
特典映像の撮影シーンのカチンコには、なぜか”俳句”と書かれている。

日本を思い切ってデフォルメした超ド級ハリウッド映画ということで、大いに楽しめた。
コメント
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