かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古代インドの思想

2014年11月30日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
今日は、朝、懸案のエアーウィーブを買いに行って、そのあと、9年半振りに、車買い替え。
納車は年明けだが大散財の一日だった。



本書は、雑誌の宣伝で発見。
どうしようかなと思ったが、本屋でぱらぱらめくったら面白そうなので、早速ゲット。

古代インドの思想が、どのように、形成されてきたかが、学校の講義を聞くように、丁寧に説明される。
全てが頭に収まるほど簡単ではないが、今のインドが、なんで、あんなに混沌とした姿になったのかも、何となく、わかってくる。歴史は、繋がっているのだから、当たり前だが。

最初気候と思想の関係について、論じられるが、あの極端なモンスーン気候が、インドの思想に大きく影響を与えて来たことが、わかる。
意外に思ったのが、温暖化と、寒冷化だが、砂漠は、暑いからできるイメージがあったが、温暖化が進むと、雨が増え、緑が増える。寒冷化では、逆。この温暖化と、寒冷化が、民族の移動に大きな影響を与えてきた。

今のインドの文明の基礎は、アーリア人の侵入により、形成されてきたことがわかる。そしてウパニシャッド、仏教、ジャイナ教へ。これらの思想は、脈々と繋がっているのである。
仏教で語られる四住期(①学生期②家住期③林棲期④遊行期)の考え方も、ヴェーダ、ウパニシャッド時代に生まれ、仏教、バラモン教の中で、確立していった。

インド人に会うと、その人生観などが、わからなくなることがあるが、本書を読んで、少しわかってきたようにも思う。
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YES Japan Tour 2014

2014年11月29日 | Music



今日は、予定のゴルフが荒天で、キャンセル。
午前は、たまりまくってる雑務をちょっとこなして、午後、買い物してから、NHKホールへ。
原宿から行ったら、まず、スペインフェス。
天気がちょっと残念。



もっと先に行ったら、今度は、ベジフェス。身近なベジと言ったらやっぱり、インド?、



んで、NHKホールへ到着。
1時間前に着いたら早すぎで、オープンは、45分前。



グッズをゲット。パンフと、パーカー。



音で商売ができない中、コンサート、グッズ、その他は、重要なプロダクツだ。
コンサートは最高。
シンガポールの時行った35周年は、ベストメンバーで、これまた、最高だったんだけど、今回は、ボーカルとキーボードが変わってる。
特に、ボーカルは、重要なパートで、やはり、ちょっと違和感はある。
ただ、それを上回るど迫力で、みんな満喫したのではないか。

まず、あのややこしい危機と、こわれものを、完全に演奏しただけで、まず拍手。
んで、新アルバムから2曲(m(_ _)m、初めて聞いた。結構すんなりした曲)。
その他、有名ソング(YESは、シングル狙いじゃなかったから、ヒットアルバムの中の有名曲ということになるか)も、演奏。
アンコールも2回あって、彼らにとっても日本最後、今年最後のステージで、最高の盛り上がりだった。



11/25の音源を売っていて、3500円で衝動買いしたのだが、新しいパターン?
VIPパッケージは、最近よくあるけど。
金払って音源買うならやっぱり自分の聞いた音源を買いたいかな?

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THE BASEMENT TAPES RAW

2014年11月28日 | Music


去年の今頃は、大物外タレの来日発表ラッシュで、うれしい悲鳴だった。
その中でも、代表格が、BOB DYLAN。
本CDの、オフィシャル盤は、1975年発表だが、録音されたのは、1967年、Dylanの家。隠遁状態だったDylanが、3ヶ月ほどかけて、ザ・バンドと、膨大な音源を残した。
一部は、ずいぶん経って、オフィシャルリリースされた。
本CDは、そのさらなるブートレッグ。
それが、その後の音楽に、こんなに大きな影響を及ぼすとは、本人たちも、わからなかっただろう。
周りがサイケ一色の中、その先を見据えた音楽を、人目につかない家で、延々と録音し続けた。この手法は、後の、ビートルズや、ストーンズにも、採用された。

CD2枚に、完成度は、様々ながら、多くの楽曲が詰め込まれている。音質は、リマスターされているので、どれもいいが、タイプは、いろいろある。復元ヴァージョン、オーヴァーダヴなし、別ヴァージョン、未発表。
オーヴァーダブなしが、特に、面白いかな?
実は、これは、抜粋バージョンで、コンプリート版は、6枚組、138曲が納められている。
流石に、そこまで行くと、聞くに堪えない音まで入ってくるかな?

Basement Tapeは、てっきり、すべて、いわゆるBig Pinkの地下室で録音されたと思っていたが、1階の、Red Roomや、メンバーのダンコ宅でも、録音されていたそうだ。
ロックの歴史を知る上でも、欠かせない一枚になるだろう。

それにしても、笑い続けたりしているDylanは、リアルだ。
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古代史謎巡りの旅 ヤマトから平安へ

2014年11月27日 | Books


今日は、雨上がりのいい天気。
オフィスから、雪をかぶった富士山がくっきり見えた。

前、ちょっとご報告した、ビートルズのメモラビアの入札結果がアップされていた。
流石に、JLのギターは、高すぎて、落札者なし。
3割ぐらい、落札者なしになっているが、最低価格で、落札できていれば、掘り出し物もある。
一方、とんでもない高値のものもあり、なかなか遠隔地からの、入札は難しそうだ。



こちらは、古代史謎巡りの旅の第二弾。
旅という切り口から、ヤマト→瀬戸内海→東国→京都・大阪と連れて行ってくれる。

私も、結構マニアックに回っているつもりだが、やはりプロにはかなわない。行ってないところも多いし、行ったところでも、もう一度行きたくなるトリビアいっぱいだ。
関東近辺でも穴場たくさん。
この前行った吉備の旅など、まだ記憶が新鮮だし、善光寺の近くに、そんな立派な古墳があるとは。
本当に、意外と知らないことに多いことに気づかされる。
まずは、東国かな?
車で気軽に行けるところにも、知らなかったところがたくさんある。

関さんの本は、学者の本として読むと、考えすぎでは?と思ってしまうことも多いが、本書のように、旅の友として読む分には最高と、再認識した。

古代史ファン、旅ファンに広くお勧めできるが、やはりどちらかといえば、前者にかな?
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古代史謎巡りの旅 神話から韓国へ

2014年11月26日 | Books



本書は、本屋で見つけた。
関さんの多作ぶりには、驚くばかり。
被っているようで、被っていないようで、やっぱり被ってる。
ただ、こちらも、隅から隅まで覚えているわけじゃないから、大事なポイントを繰り返してもらってちょうどいいかもしれない。
本書は、元々単行本だったものを、加筆修正したものという。

文庫本だが、写真も豊富で、読みやすいし、トリビア満載で、私のように、古代史好き、旅好きには、ぴったりの本。
取り上げているのは、出雲、九州、東北、奈良。
東北のパートは、訪れたことのないところが多い。是非まずは一度訪れたい。

出雲、九州、奈良は、訪れたことがあるところが多いが、見逃したところも多いので、復習の旅を是非決行したい。
関さんが、邪馬台国ではないかと睨んでいる場所の秘密も明かされる。

本書片手に、古代を巡る旅を、私も続けたい。



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