かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

JAZZ-FUSION SUMMIT

2024年07月20日 | Music


今日は、初めてのJAZZ-FUSION SUMMIT。
昨年に続き2回目だそうだ。
外は、猛暑だが、中は、効き過ぎるぐらい冷房が効いていた。



Tのデザインが良かったので、ゲット。
アンコールの際、ほとんどの参加者が、このデザインのTを着ていた。



コンサートの方だが、圧巻。
THE JAZZ AVENGERS、KATSUSHIKA TRIO、T-SQUARE、coba✖️JIN OKI、BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRAが、次々と出てきて、5〜6曲づつ披露する構成。
ドラムセット4台、キーボードセット3台が、最初からセットされており、交代の時間短縮を計っている。
プレイする方は、メンバーがちょっと離れてしまい、やりにくかったかもしれないが。
アンコールは、オーケストラが、各々の参加者の曲をメドレーで演奏し、曲に合わせて参加者が、代わる代わる登場する仕組み。
なんとアンコール1曲で、25分。
全体で、4時間超。
たまたまなのだが、帰りゲリラ豪雨にあってしまい、傘はあったのだが、ずぶ濡れになった。
かなり局地的な豪雨だった。

コンサートに行ったことのあるミュージシャンは、基本的に代表曲中心になるので、割愛。
T-SQUAREのメンバーがやっと決まったそうで、8月にお披露目とのこと。

JAZZ AVENGERSは、一度行きたいと思っていたので、ちょうど良かった。
流石、川口千里さん率いるチームで、腕も確か。
川口さんは、他にもたくさん登場し、一番出番が多かったかな?
身体は、大丈夫なのだろうか?

coba✖️JIN OKIは、初めてだったが、すごかった。
アコーディオンとクラシックギターという珍しいユニットだが、この楽器で、こんなに多彩な音が出せるものなのか?
オリジナル曲も良かった。
JIN OKIさんは、ルックスもいい?
途中から、パーカッションとベースの応援が入り、音の厚みが増したのも良かった。
初めてのミュージシャンに出会えるのも、このような催しのいいところだ。

来年もやったら行きたいが、時間がかかるのを、覚悟して行こう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポール・マッカートニー写真展 & ビートルズ10のエレメンツ:1970年代前半

2024年07月19日 | The Beatles


今日は、午後から、ビートルズ関連2連チャン。
まずは、今日開幕のポール・マッカートニー写真展。
チケットは、写真付き特別チケット。
期間に応じ3種類用意されるそうだが、流石に付き合いきれない。



会場は、六本木ヒルズ。
ユーミン展以来かな?



目玉の東京シティビュー。
いつ来ても素晴らしい。
スカイツリーはまだ登ったことがないが、東京一?
まだ、高層ビルの建設が続いている。

2人の同年代の女性に4人の写真をバックに写真を頼まれたので、撮ってあげたら、なんとダメ出しで、取り直し!
ポールの顔が、隠れたとのこと?
話したら、台湾からとシンガポールからとのことで、シンガポールは、ブキティマからとのこと。
私が、サマーセットに住んでたと言ったら、驚かれた。
銀座6丁目ぐらいに当たる場所で、今は、とても高くて住めないだろう。



写真展の方は、すでに写真集が出ているので、見たものではあるのだが、撮った場所毎に、メリハリをつけた展示になっていて、インパクト大。
まさに、1963年末から、1964年前半、4人が世界に羽ばたいた最高の時期。
驚くのは、構図や、ピントの合わせ方など、プロ?と思わせる鮮やかさ。
アナログ時代で、36枚撮りのフィルムで、当然、その場で、確認も出来ないから、たいへんなはず。
かつ、周りの人の写真と、周りの景色とのバランスが絶妙で、我々を60年前にタイムスリップさせてくれる。
ビートルズファンは、マスト。

グッズ売り場も充実していて、大散財してしまったが、基本的に高い。
一人10点までの制限付きだが、結構目一杯買っている人が多い。
一部品切れも出ていたが、補充されるのだろう。



相変わらず元気な六本木ヒルズ。



おみやもちょっとご紹介。
これは、シングルフォリオプリント。



新たに出る日本語版写真集。
会場のみの先行販売。
英語版より立派だが、高い。



ポストカード、アクリルフォトブロック、キーホルダーなど。



ミニガイドブック。
蛇腹型になっている。
一般の方向けの図録代わり?



ミニポスター。
こちらも、メインの写真のものを。
元々ポールが撮っているから、ポール自身の写真は、少ない。



ビートルズ10のエレメンツセミナーの会場は、住友三角ビル。
1階の広場で、アイパクなる催しをやっていて、何のことかと思ったら、アイスクリーム博覧会。
各地の特色のあるアイスクリーム屋さんが、集合。
結構にぎわっていたが、お店によって、行列の長さがかなり違う。



今回4回目だが、ビートルズが3回で終わり、今回は、1970年代前半、4人がソロ活動を開始した時期に当たる。
私は、ちょうど中学生になった頃で、一番追っかけていた時代になるのだが、とにかく、4人がそれぞれアルバムを出しまくっていた感じで、当然全部買うお金もないから、当時は、ジョンとポールのものが中心だったような気がする。
そして、ジョージの3枚組2セットと、リンゴのリンゴ。
この時期を2時間で、網羅すること自体無謀なのだが、なかなか面白かった。

ポールとジョンがそれぞれ、意識し合いながら、新作を発表していく様子がユニーク。
ちょっと尖り過ぎた作品の後、マイルドにしたり、カバー曲のみのアルバムを出してみたり。
自分の本当にやりたい音楽と、コンサート向けの音楽と、よく売れるポピュラーな音楽とのギャップを埋めるのに苦労していた?
1人で作った作品は、どうしても独りよがりな面が表に出てしまうのと、音の厚みに欠けるきらいがあるという。

当時の邦題の付け方も凄い。
高嶋さん譲り?
ジョンの魂!ヌートピア宣言!心の壁愛の橋!ジョージハリソン帝国!
ポールのには、あまりひどいのがない?

メイパンがジョンといっしょにいたのもこの時期になるが、ロックンロールのジャケが、ユルゲンの写真を題材にしたものになるのは、最初は、メイパンのアイデアだったという。
その前は、Walls & Bridgesでも使われたジョンの子供の頃の絵を使う予定だったというから、ずいぶん違う。
メイパンにTwo Virginsのアルバムを買占めるよう指示したこともあったのだという。
ジョンも流石に、ここにきて、恥ずかしくなったものと思われる。

それにしても、怒涛のアルバム制作。
特に73年から75年は凄まじい。
しかも、名作が多数。

最後にQ&Aコーナ―があり、この5年間で、それぞれ一番好きなアルバムはとお聞きしたところ、RINGOは、RINGOで決まり。
またジョージは、お二人とも、Living In The Material Worldとのこと。
私は、やっぱり、最初の3枚組(実質2枚組)なのだが。
ポールは、お二人ともRAM。
出すアルバムアルバム、傾向が大きく異なるから、比較すること自体あまり意味がなく、リスナーそれぞれの好みで決めるしかない。
ジョンは、鈴木さんが、Mind Gamesで、藤本さんは、Wall &Bridges。
この辺も好みの差と言えるが、特にMind Gamesは、今回新音源がリリースされ、ジョンの生声に近い音がクローズアップされ、評価を大きく上げた。
ジョンは、当時、自分の声を嫌っており、ダブルトラックにしたり、わざと音をつぶしたりしていて、当時の傾向だったとは言え、ジョンの良さが消されていたと言える。

あまり、網羅的には振り返ったことがない時期の話だったので、たいへん、勉強になった2時間だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE WIZ

2024年07月18日 | Movie
昨日で、残っていた通勤定期も切れた。
いよいよ自由人?

いよいよ梅雨明け?
今日も、雑用で大忙し。



本映画の存在は知っていたが、ジョージのマイケルとの対談を読んで、失敗作の映画として出て来たので、見ておこうと思ってBDをゲットした。
2018年にリマスターされて出たもののようで、画像も音も素晴らしい。

経費を回収できなかったほどの不人気だった映画だそうだが、せっかくのミュージカルの映画化なのだから、もっとゴージャスに作ったらよかったのにとは思う。
セットなど、金はかかっているのだろうが、チープ感も。
お金のかけ方が?
ぬいぐるみしかり。
演技もなんか学芸会の延長みたいだ。
思わず吹いてしまうセットも。

オズの魔法使いから始まっているから、手作り感を出したかったのかもしれないが、ブルースブラザーズのような仕立てにはできなかったのだろうか。
または、ミュージカルをそのままゴージャスにした映画にできなかっただろうか。

なんせ、ダイアナロスとマイケルジャクソンの共演なのだから。
特に、マイケルジャクソンが目立たなすぎる。
そこが、不人気の一番の理由だったのではないか。

歌、特にダイアナロスの歌は、素晴らしい。
当時のモータウンの勢いをそのまま伝える熱演だ。
出演は、黒人のみ。
メイキングを見ると、壮大な構想のもと、プロジェクトが進められたことがわかる。

マジカルミステリーツアーのように、歌のシーンを見るために、見る映画と捉えれば、素晴らしい?
モータウンに興味のある方向き。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隠された聖徳太子

2024年07月17日 | Books
今日は、諸般の事情があり、金融機関を梯子。
手間がかかることこの上なし。
夜は、飲み会。



本書は、本屋で見つけた。

著者は、オリオンさんというブラジル出身の東北大学教授?
学者とはいえ、とんでもない量の本を読みこなし、本書を著した。
聖徳太子についての本というより、日本のオカルト史の本に近いかもしれない。
全体にストーリーがあるわけではないが、聖徳太子とユダヤ教、ネストリウス派、秦氏などに関する珍説?を、網羅し紹介している。
著者は、それらをトンデモ本と呼んでいる。
私がトンデモ本という時は、字は並んでいるが、中身がない本のことを言うが、著者は、内容が、やや現実離れしている本のことをそう呼んでいる。

それにしても、かくも多くの聖徳太子、秦氏とユダヤ教、ネストリアス派についての、珍説が、誠しやかに、かつ著名な学者や、物書きによって展開されているのは驚きだ。

具体的な、論拠も示されてはいるが、断片的で、最初に自説ありきの雰囲気が強い。

その中で、思い出されるのが、梅原猛さんの隠された十字架。
中学の頃読んで、目から鱗だった記憶がある。
ただ、一般的には、トンデモ本扱いだったようだ。
私にとっては、古代史に関心を持つ大きなきっかけになった本であったのだが。
考えてみれば、当時は、オカルトブームの真っ只中だった。
エクソシストも見に行ったっけ。
ノストラダムスの大予言も。

以前講義を聞いた田中英道さんも登場するが、田中さんの話は、本書の根幹をまとめたようなお話だった。
同じ東北大学だから、オリオンさんは、田中さんの弟子だったのかもしれない。
直接は、謝意の対象には、挙げられていなかったが。

本当に多くの説が紹介されていて、まとめるのが難しいのだが、太子生誕の物語へのキリスト教の影響、秦氏がユダヤ人で、ネストリアス派の要素も加えたという説、キリスト教は太子以前からあったとする説、法隆寺は、太子怨霊の鎮魂のため、馬子のキリスト教化に反発した太子などなど。

聖徳太子の時代、またはその前に、ユダヤ教、ネストリウス派と言われると、最初から???の私がいるが、偽史の歴史の境界線は、明確なものではなく、著者のいうように、もっと頭を柔らかくしなくては、ならないのかもしれない。

次回京都に行く時は、広隆寺にも行って、秦氏の業績を確認して来ようかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Simon Phillips

2024年07月16日 | Music


今日は、Simon Phillips さんの Protocol Vコンサート。
Simonさんのステージは、初めてだったが、圧巻だった。



メンバーは、キーボード(Otmaro Ruiz)、ギター(Alex Sill)、サックス(Jacob Scesney)、ベース(Earnest Tibbs)の5人だが、みな超絶ハイテク。
Simonさんは、別格として、ギターが凄い。
ロバートフィリップを思い出した。 
サックスも大熱演で、途中で、音色をエレキっぽくするなど、マイルスデイビスか?



どでかいドラムセット。
市場最大?
リズムがトリッキーな曲も多く、その辺もキンクリ譲り?
ハマる!
Protocolシリーズは、大曲が多く、全部で5曲ぐらいのステージだったが、1時間20分、聴衆を圧倒。
途中、メモを見ながら、日本語で挨拶するなど、サービス精神も旺盛。
またこのメンバーで来てくれたら、絶対行く!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする