真冬が続いている。
春を待とう。
結構前にゲットしていた、ビートルズの初のカナダ公演、バンクーバーでのライブアルバム。
イギリスのRockwellさんという会社が出しているが、私は、初めて聴くのでありがたい。
これだけ、しっかり録音されているから、昔からあった音源とは思われる。
ジャケットに情報満載で、参考になる。
曲を見ていただければわかるように、A Hard Day's Night リリース直後のライブで、初期のヒットから、A Hard Day's Nightまで、初期のいいところが満載のSet List。
オープニングが、Twist &Shoutで、ラストが、Long Tall Sallyだから、否が応でも盛り上がる。
No,72とある。
一応限定版とあるが、全部で何枚かは書かれていない!
聴いてみて、当時のワイルドな状況がリアルにパックされた貴重な音源だった。
中規模の会場でのこのような音はあるが、大規模会場で、かつまだ初期のライブでのこの音源は、まさにビートルマニアが大火事になったリアルな姿を伝えている。
押し寄せる観客に下がるように必死に指示する主催者の声が入る。
途中、例えばIf I Feelなど、間違いだらけだが、そのままどんどん進める。
楽器の音より、声が強調された録音で、歌うというよりは、どなるような歌い方を楽しんでいる様子。
ベースは、ほとんど聞こえない。
でもちゃんとハモっている。
ギターは時々コードを間違えるが、笑ってそのままやり過ごす。
裏ジャケットの解説から、ちょっと抜粋。
8月21日のシアトルでのコンサートの後、救急車で、宿泊のエッジウォーター・インへ。
寸前のアメリカ公演から、このような状況は、常態化しており、観客は、歌を聴かなくなっていた。
そして、この22日のバンクーバーはもっとクレイジーだったという。
シアトルからバンクーバーへは、国境超えになるが、フライト中書類不備が見つかり(出国スタンプもれ?)、一旦シアトルに戻り、到着が遅れたという。
そのため、途中のドライブインで食事をとり、4人は、直接会場に向かった。
ホテルも、セキュリティに問題ありということで、多額の違約金を払い、変更した。
何もかもが、ぐちゃぐちゃだった。
記者会見は、ありきたりだったが、雰囲気は、良かった。
ポールは、父のために馬を買ってあげたが、最初の出馬で、2位に入って、それ以来入賞しなかったと答え、ジョンが、”そして死んだ”とちゃちゃを入れた。
まさに、ビートルズ得意の掛け合いだ。
ハンバーガーを買ったかとの質問に、リンゴが”半額でね”と答え、また笑いを取った。
18分の会見。
そして、コンサート開始。
前座のバンド名が並ぶが、知っているグループはいない。
観客は、何と20,600人強。
9時半前に前座が終わり、いよいよビートルズ登場。
オープングのTwist And Shoutから大騒ぎで、2,000人が、ステージに押し寄せ、チケットが買えなかった客が、会場の回りを取り囲んだ。
しかし、状況は悪化し、DJは、この状態だとコンサートは、キャンセルするとアナウンスしている。
一旦静かになるが、また騒ぎが始まる。
コンサートを早く終了するため、抱きしめたいは、カット。
広報のデレク・テイラーが、観客に鎮まるよう再びアナウンス。
ラストのLong Tall Sallyを歌い終わると、逃げるように、車に乗り込み、そのままチャーター機で旅立つ。
翌日のステージは、あのHollywood Bowlのコンサートで、ライブ録音がされたが、その音は、その後のアルバムで断片的に使われただけで、1977年に、1965年の音源と合わせて、ライブ盤としてやっとリリースされた。
観客の声が、バンクーバーの音源のように入っていなかったのが、一因とされる。
このHollywood Bowlの様子は、週末に見たMr. Moonlightでも出て来た。
それぐらい有名なコンサートだ。
Brian Epsteinは、日本公演でも、1回目の撮影に、だめだしして、2回目の撮影分が放送された(テープは流出し、今は両方見れるが)。
機器類が不調で、演奏もいまいちだったことが要因とされるが、観客の様子をもっと入れたかったとも。
そういった意味でも、このバンクーバーの音源は、当時の雰囲気を生々しく記録されている貴重なものと言える。
ビートルズファンには、絶対お勧め。
春を待とう。
結構前にゲットしていた、ビートルズの初のカナダ公演、バンクーバーでのライブアルバム。
イギリスのRockwellさんという会社が出しているが、私は、初めて聴くのでありがたい。
これだけ、しっかり録音されているから、昔からあった音源とは思われる。
ジャケットに情報満載で、参考になる。
曲を見ていただければわかるように、A Hard Day's Night リリース直後のライブで、初期のヒットから、A Hard Day's Nightまで、初期のいいところが満載のSet List。
オープニングが、Twist &Shoutで、ラストが、Long Tall Sallyだから、否が応でも盛り上がる。
No,72とある。
一応限定版とあるが、全部で何枚かは書かれていない!
聴いてみて、当時のワイルドな状況がリアルにパックされた貴重な音源だった。
中規模の会場でのこのような音はあるが、大規模会場で、かつまだ初期のライブでのこの音源は、まさにビートルマニアが大火事になったリアルな姿を伝えている。
押し寄せる観客に下がるように必死に指示する主催者の声が入る。
途中、例えばIf I Feelなど、間違いだらけだが、そのままどんどん進める。
楽器の音より、声が強調された録音で、歌うというよりは、どなるような歌い方を楽しんでいる様子。
ベースは、ほとんど聞こえない。
でもちゃんとハモっている。
ギターは時々コードを間違えるが、笑ってそのままやり過ごす。
裏ジャケットの解説から、ちょっと抜粋。
8月21日のシアトルでのコンサートの後、救急車で、宿泊のエッジウォーター・インへ。
寸前のアメリカ公演から、このような状況は、常態化しており、観客は、歌を聴かなくなっていた。
そして、この22日のバンクーバーはもっとクレイジーだったという。
シアトルからバンクーバーへは、国境超えになるが、フライト中書類不備が見つかり(出国スタンプもれ?)、一旦シアトルに戻り、到着が遅れたという。
そのため、途中のドライブインで食事をとり、4人は、直接会場に向かった。
ホテルも、セキュリティに問題ありということで、多額の違約金を払い、変更した。
何もかもが、ぐちゃぐちゃだった。
記者会見は、ありきたりだったが、雰囲気は、良かった。
ポールは、父のために馬を買ってあげたが、最初の出馬で、2位に入って、それ以来入賞しなかったと答え、ジョンが、”そして死んだ”とちゃちゃを入れた。
まさに、ビートルズ得意の掛け合いだ。
ハンバーガーを買ったかとの質問に、リンゴが”半額でね”と答え、また笑いを取った。
18分の会見。
そして、コンサート開始。
前座のバンド名が並ぶが、知っているグループはいない。
観客は、何と20,600人強。
9時半前に前座が終わり、いよいよビートルズ登場。
オープングのTwist And Shoutから大騒ぎで、2,000人が、ステージに押し寄せ、チケットが買えなかった客が、会場の回りを取り囲んだ。
しかし、状況は悪化し、DJは、この状態だとコンサートは、キャンセルするとアナウンスしている。
一旦静かになるが、また騒ぎが始まる。
コンサートを早く終了するため、抱きしめたいは、カット。
広報のデレク・テイラーが、観客に鎮まるよう再びアナウンス。
ラストのLong Tall Sallyを歌い終わると、逃げるように、車に乗り込み、そのままチャーター機で旅立つ。
翌日のステージは、あのHollywood Bowlのコンサートで、ライブ録音がされたが、その音は、その後のアルバムで断片的に使われただけで、1977年に、1965年の音源と合わせて、ライブ盤としてやっとリリースされた。
観客の声が、バンクーバーの音源のように入っていなかったのが、一因とされる。
このHollywood Bowlの様子は、週末に見たMr. Moonlightでも出て来た。
それぐらい有名なコンサートだ。
Brian Epsteinは、日本公演でも、1回目の撮影に、だめだしして、2回目の撮影分が放送された(テープは流出し、今は両方見れるが)。
機器類が不調で、演奏もいまいちだったことが要因とされるが、観客の様子をもっと入れたかったとも。
そういった意味でも、このバンクーバーの音源は、当時の雰囲気を生々しく記録されている貴重なものと言える。
ビートルズファンには、絶対お勧め。