かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

横浜商品取引所

2006年03月31日 | Yokohama ( Japan )

横浜第二合同庁舎は、元々横浜生糸検査所の姿を復元した建物だ。横浜開港と同時に、横浜は、生糸の輸出港として栄え、生糸は日本の花形商品だった。その品質を保証するためにできたのが生糸検査所だ。1869年のことだという。この検査機能は、神戸に集約される予定。
同じく生糸相場を主導した横浜商品取引所も東京穀物商品取引所に吸収合併される。時代の流れとは言え、さびしい。今日が最終日だった。原善三郎がこれらの取引所を設立したのは、112年前のこと。
まだ、シルクセンターは残るけど、シルク博物館にも、あまりお客さんははいっていないみたいだだし。どうなっちゃうのかな。人気のシルクロードと絡ませて、イメチェンできないかな?
今は、全国の製糸工場は4つのみという。小学生の時、福島の親戚の家では蚕をたくさん飼っていたが、疾うの昔にやめてしまっただろう。日本の生糸は、死語になりつつあるのか。

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陣屋

2006年03月30日 | Yokohama ( Japan )
鶴巻温泉駅という小田急の駅を知っている人は多いと思うが、そこからすぐの鶴巻温泉に行ったことのある人は、どれくらいいるだろうか。
そこの中で、一番有名な旅館が陣屋である。
泊まったことはないが、夕食は、何度かいただいた。雰囲気といい、サービスといい、味といい、昔ながらの日本の温泉旅館の雰囲気・伝統をしっかり伝えている。
ここは、元々鎌倉時代の源頼朝の家来だった和田義盛公の別邸跡を敷地とした陣屋で、確かに、後ろに山を控え、出城にふさわしい立地条件だ。門をくぐると、深々とした森と、鯉がたくさん泳いでいる池があり、その奥に、屋敷がつらなっている。奥の山際にある”松風”は、旧黒田藩亭を移築したものだという。そこでは、数々の将棋、囲碁の名勝負が行われた。有名な棋士たちのサイン色紙が、フロアを飾っている。
ここは、スタジオジブリの宮崎氏の育ったところで、氏のアニメには、ここの庭の木を題材にしたものがある。
奥の屋敷は、ミニ博物館になっていて、毛利元就の鎧兜や、宮本武蔵の刀や、曽我兄弟と和田義盛公が酒盛りせし祝杯などが展示されていて、これまた興味深い。
こんな都会に近いところに、歴史と文化を感じながら食事ができるところがあるというのはうれしい。
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唐突ですがビートルズ

2006年03月29日 | The Beatles

今日の朝日の夕刊にローリングストーンズのコンサート評が載っていた。東郷かおる子さんによるもので、流石、名文だ。プロ!全く同感です。この記事で、22日のオープニングのJJFから、24日は、SMUに変わったことを知りました。その他の曲目も変えているようです。レパートリーは、何曲あるのでしょう。そういえば、ブリッジ・トゥー・バビロン・ツアーでは、インターネットによるリクエストコーナーがありましたね。
今朝の朝日には、唐突に、心に残るビートルズ曲ベスト10載ってました。何故か、ネクストエージの定義が、50歳以上の人ということになっていて、一位が、Let It Be。2位がHey Jude。40歳以下も、結果的には、1位、2位は同じ。何のために分けたのか??
50歳以上をネクストエージと定義し、セカンドライフを楽しむ年齢層としているらしい....まぁいいけど。私は、まだ、ネクストエージではないということだ。
ランクに載ったA面曲の発売年を付記されているのだが、B面の曲名まで、ご丁寧に載せてある。Let It Be のB面は、You Know My Name?というおふざけソングで、ほとんど意味がない。ストロベリー・フィールズ・フォーエバーと、ペニー・レインは、確か両A面として発売されたはずで(ストロベリーがジョンの曲で、ペニーがポールの曲で、どちらをA面にするか折り合いがつかなかった)、正確にはB面ではなく、裏側にあるA面の曲ということになる。ってなことを言っていてもしょうがないのだが、ビートルズの曲が、幅広い年齢層に未だに愛されているということは、うれしい。
70年代には、40年代がフランク・シナトラで、50年代がエルビス・プレスリーで、60年代がビートルズで、70年代を代表するミュージッシャンを誰だろうということで議論になっていた。一瞬T Rexかとも言われたのだが。結局、ビートルズの後、幅広い世代に、これほどの圧倒的な人気を博したミュージシャンは、この35年間出現していない。

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原三渓

2006年03月28日 | Yokohama ( Japan )
横浜在住の人であれば、三渓園の名は知っていると思う。それを作ったのが、原三渓だ。武田道太郎氏(美術評論家)が書いた伝記を、たまたまもらったので読んでみたが、なかなか面白い(有隣新書で、昭和52年の本なので、今は、絶版になっていると思う。もちろん氏の伝記は他にも多数ある)。
氏の本名は、富太郎といい、明治元年の岐阜生まれ。跡見女学校の歴史の先生をしている時に、当時すでに横浜の絹の豪商であった原善三郎の娘が生徒で、相思相愛になり、結婚。原家の養子になったという。その後、絹の貿易商人、絹メーカーとして、巨万の富を得る。今の野毛山公園にあった自宅から、今の三渓園に居を移し、古美術収集に、類まれな能力を発揮した。氏の収集品は、今は、東京国立博物館、大和文華館(関西)に納められている。当時の近代日本画家のパトロン的存在でもあった(岡倉天心の役割を引き継いだといえる)。ちなみに、本書によれば、当時の古美術収集の四巨頭は、原三渓と、井上馨、田中光顕、益田孝。
収集した重要な古建築は、三渓園で、今も見ることができるし、事業の方も、今の横浜銀行(原富太郎は、初代頭取)、ホテルニューグランドなどに引き継がれており、原家と横浜の関係は、限りなく深い。関東大震災の後は、横浜の復興に専念したという。インドの詩人であるタゴールとも親交があった。
近代横浜を作った人だ。
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2006年03月27日 | The Beatles


ローリングストーンズコンサートは、引き続き、桜前線とともに、日本列島縦断中?だが、東芝EMIのH/Pには、詳細レポートが載っていた。ライブ映像まで、見れるのだから(2曲のみ)、まあよくできている。当ブログのリンクからも行けます。公演スケジュールも載ってますが、すさまじいです。去年の8月から始まって、とりあえず来年の8月まで入ってます。日本の後は、オーストラリア行って、ヨーロッパ行って.....
週末に、20年以上も営業していた竹下通りから、渋谷に引っ越したビートルズグッズ専門店GET BACKに行った。きれいになって、広くなってMuch Better?
ただ、マニアックさはやはり薄れていて、大衆向けの品揃えになっている。隣に、ローリングストーンズグッズの、ギミーシェルターもあったが、流石に、3年振りの日本公演中とあって、大賑わい。行列ができていた。井の頭通り?(渋谷センター街と並行している道)をまっすぐ行って、交番を過ぎたら左側の、パルコクアトロビルのB1です。
ポールも、またそろそろ来て頂戴ネ。1989年のシカゴで、一回だけしか行けてない。

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