かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

EUROPEAN JAZZ TRIO 2024

2024年04月30日 | Music


今日は、昼はまたまた雑務。
朝、たまたま見たテレビで、某中華ファミレスチェーンで、台湾料理フェアをやってるとのことで、行ってみた。
結構まともで、夜市の味が手軽に楽しめた。
いただいたのは、牡蠣オムレツ。



夜は、EUROPEAN JAZZ TRIO。
全然知らなかったのだが、好きそうな曲を、ナイスアレンジで、たくさん聴けそうだったので。
オランダの3人組。
デビュー35周年。
メンバーは途中で変わっているが。
デビューアルバムは、ビートルズのカバー集。

日本公演も、これまで結構やっているみたいだ。



構成は、典型的な、ジャズトリオ。
席は、ど真ん中の、前から2番目。
特等席。

ピアノのMARC VAN ROONさんが、中心メンバーのようだった。
FRANS VAN DER HOEVENさんが、ベース、ROY DACKUSさんがドラム。

曲のジャンルが本当にバラエティに富んでいて、かつアレンジが変幻自在。
長く人気を保っている理由がよくわかった。
今も新たな曲にチャレンジしてCDを出し続けている。

覚えているところでは、最初は映画音楽が中心。
モリコーネのニュー・シネマ・パラダイスのテーマなど。
そしてバッハ!
と言っても、古臭く聞こえないほどアレンジされている。
さらにもののけ姫!
また、モリコーネに戻って、Once Upon a Time in the West。

と思ったら、シンデレラの、Dream Is a Wish Your Heart Makes。
そして、山下さんプロデュースで作った赤とんぼ。
で、Can’t Buy Me Love !!!
LIBER TANGOで締めて、アンコールはベートーベンのテンペストだった。

演奏は、常に落ち着いた感じで、オーソドックスなジャズ。
でいて、取り上げる曲は、バラエティに富んでいて、それを、3人の独自の解釈で披露してくれる。
すばらしかった。
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Mia Farrow

2024年04月29日 | The Beatles
今日は、晴れ→曇り。
家で、雑事に専念。
体力消耗。



Mia Farrowのサインをゲット。
神保町の古本屋でゲットしたが、COAはなく、店主を信じるしかない。
もし、絶対偽物という情報があったら、店主に文句言うので、ご連絡賜りたい。

サインは、George さん宛てのもので、緑のサインペンできれいになされている。
写真も、20代前半のものと思われ、ベスト。

正直、そんなにMia Farrowについて、そんなに詳しいわけではないんだが、やはりローズマリーの赤ちゃんののイメージが強い。
まさにこの写真もその頃のものだろう。
監督のロマン・ポランスキーの手腕も大きいと思う。
その後、彼は、1969年8月9日に、妻のシャロンテートを、チャールズ・マンソンに惨殺される。
当時のカルト、麻薬禍を象徴するような事件だった。

フランクシナトラと結婚したり、ウディアレンと事実婚したりしていたが、ウディアレンについては、養子への性的虐待を告発したことにより、別れている。
その後も、女優活動を続けていたが、最近は、あまり消息を聞かない。



9月5日か、5月9日かわからないが、1969年のサインのようだ。

この前後のビートルズとの関係を言うと、1968年2月へのリシュケシュへの瞑想旅行に同行したことが一番。
ローズマリーの赤ちゃんの公開と同年だが、もう撮影は終わっていたのだろうか。
ローズマリーの赤ちゃんの撮影が、あのダコタハウスというのも何かの縁か。
そこで、ジョンに不幸な事件が起こったことも。
ローズマリーの赤ちゃんについては、シャロンテート以外にも、様々不吉な事件が続いた。

そして、ホワイトアルバムの2曲にインスピレーションを与えることになった。
1曲目が、セクシー・セディ。
これは、マハリシ・ヨギが、ミア・ファローを誘惑したのではないかとの噂をジョンが信じたことから生まれた曲。
最近、やはり同行していたマジック・アレックスが、ジョンの関心を自分に戻すためのデマだったということが明らかになっている。

そして、ディア・プルーデンス。
これは、ミア・ファロ―の妹であるプルーデンスが、リシュケシュ滞在中に引きこもってしまったことを題材にジョンが作った曲だ。
外に出て遊ぼうよという訳である。

このサインは、その様々な出来事があった1年後ぐらいになされたもの。
サインがされたタイミングもグー?
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和泉宏隆トリビュート 3日目 最終日

2024年04月28日 | Music


今日は、午前中は雑務だったが、夕方から、急遽、和泉宏隆トリビュートコンサートの3日目に行くことになった。
一昨日に続いて、2回目。
コアのTスクエアの2人とギターの外園一馬さんは変わらないが、サックスに本田雅人さん、キーボードに松本圭司さん、ベースに田中晋吾さんが入り、超強力メンバー。



席は、前回とは,逆で、ステージに向かって右側。
ステージ全体が見渡せる。



珍しく2セット聴いたが、セトリは同じ。
ただMCは、ファーストからの続きになっており、セカンドだけの人は、わかりにくかったろう。
和泉宏隆さんの思い出話しとして、本田さんのことを、鰹風味のほんだし!と呼んでいたそうで、伊東さんのことを、今日急遽、利尻イトウのこんぶと呼ぶことにしたというたわいの無い話しなのだが。
伊東さんが勝手にバンドを脱退し、ニューヨークに行ってしまったため、本田氏が、後釜に入ったという経緯があるだけに、微妙な感覚もあるのだろうが、まあ30年以上も前の話で、流石に、わだかまりはなさそう。
それより、Tスクエアの中心だった安藤さんが、顔をみせなかったのほ、意外だった。
よっぽど、現在の自身のプレイに満足できていないのか。

セトリは、定番の数曲以外は、初日から入れ替えて、本田さんのサックス、松本さんのキーボードが、特に秀逸だった。
和泉さんも、天国で、きっと微笑んでくれたのではないか。
大盛り上がりで、最高だった。
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アナログレコードにまつわるエトセトラ

2024年04月27日 | Books
今日は、薄曇りの一日だったが、相変わらずばたばたで忙しい。



本書は、本屋で見つけた。
カラー写真が多用されており、読みやすい。

著者は、ディスクユニオンのバイヤーを20年務めているベテランで、元はWEBで配信していた記事を、本書のために編集し直したとのこと。

レコードは、ちょっとは持っているが、専門知識はなく、その奥深い世界の一端を知ることができた。
最初の方で、難解専門用語の解説があるが、そこからして知らないことばかり。
例えば、レーベルにしても、フラットラベルのものと凸ラベルがあるという。
全く意識したことがなかった。

マトリックスの話は、今までも読んだことがあったが、本書ではより具体的にわかりやすく解説している。
レコードの製造過程は、ラッカー(凹)→ファーザー(凸)→マザー(凹)→スタンパー(凸)(→テストプレス(凹))→レコード(凹)とあるが、それそれの段階で、枚数も違うし、音も変わってくる。
特に最後のレコード段階では、同じスタンパーから2~3000枚作るそうで、音質も段々劣化していく。
それらを研究していくと、底なし沼の世界。
スタンパーコートの解読方法など笑える。
プロモ盤や、アセテート盤の偽物の見破り方も?

保管の仕方、補修の仕方も説明されていたが、これも参考になる。
ビニール袋も、しっかりしたビニールで、ふにゃふにゃしたビニール、フチなし、フチあり等様々だそうで、フチなししっかりが推奨されている。
特にアセテート盤は要注意。

NHKの番組で知った肋骨レコードの話とか、レコード以外のメモラビア、ポスターなどの話も。
とんでもない値段で取引されているものも多い。

めちゃくちゃ奥深いの一端を垣間見ることができた。
アナログに興味のある方は一読してみてはいかが?
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法然展と和泉宏隆トリビュート

2024年04月26日 | Music
  

今日は、いい天気。
午前忙しく過ごし、午後は、展覧会とコンサートのダブルヘッダー。
展覧会の方は、東京国立博物館で開催さている法然と極楽浄土展。
我が家は、浄土宗なので、必須の展覧会。

法然のみならず、その祖師から弟子、浄土宗関係全般に渡る総合的な展示で素晴らしかった。
かなり前だが、やはり法然展を見たことがあって、被っている展示もあったが、その時になかった目玉の展示も多く、見応え大。
これは、見たことがあったが、當麻寺の極楽浄土図も展示されている。
増上寺に奉納された五百羅漢図も展示されているが、これは、全ての羅漢図が展示されていた展覧会で見た。
一番良かったのは、修復なった阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)で、私にとっての今日のハイライト。
5/12までの展示なので、早く来れてよかった。



写真が撮れるのは、最後の香川の法然寺の立体涅槃群像。



日本では涅槃像はそんなに多くはないが、その中で、これだけの仏像があったとは知らなかった。
姿も美しいし、回りで悲しむ僧侶、動物たちも凝った作りになっている。



法然が生まれたところとされているそうで、一度訪れてみたいお寺だ。



夜は、一転、3年前のちょうど今日急逝した和泉宏隆さんのトリビュートコンサート。
今のフュージョン人気の元祖的存在だ。
3日、6ステージのファーストステージだが、全公演ソールドアウトという大人気。
演奏されるのは、全て和泉さんのオリジナル。

メンバーは、今のT-SQUAREの二人(伊東たけし(サックス、EWI)と、坂東彗(ドラム))と則竹裕之(ドラムス)、須藤満(ベース)、宮崎隆睦(サックス、EWI)、白井アキト(キーボード)、外園一馬(ギター)という、新旧取り混ぜた超豪華メンバー。
演奏も最高レベル。
客席との一体感が半端ない。

知っている曲と、知らない曲が半々ぐらいだったが、後半に向かってヒットパレード。
アンコールのTAKARAJIMAで締めた。



席は、予約時出遅れて、サイドになったが、全然問題なく、楽しめた。
大満足。



ところが帰りに、人身事故でJRが止まっていて、たいへんな目にあった。
人身事故が起こった踏切は、頻繁に人立ち入りが発生する踏切なのだが、閉鎖するわけにもいかず、踏切使用者の良心に期待するしかないのが現状。
地下道や、歩道橋が作れればいいのだけど、そういう訳にもいかないのだろう。
ということで、帰るのが数時間遅れて疲れた。
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